独・BASF、バイオマスバランス・PBAT(生分解性樹脂)導入。バイオポリマー業界初。(2024.6)
ドイツ化学メーカー・BASFは現在、再生可能原料の使用を増やす方法を包装業界に提供しており、堆肥化可能性が認証されているバイオポリマーにおいてポートフォリオを拡大している。バイオポリマーの配合によく使用される生分解性樹 …続きを読む
中国民間航空機メーカー・COMAC、国産民間旅客機で中国産・SAFの飛行性能良好実証(2024.6)
2024年6月5日、中国民間航空機メーカーの中国商用飞机・COMACのARJ21地域航空機とC919大型旅客機が、それぞれ1時間以上の飛行を経て、SAFの充填後の デモ飛行ミッションでは、2種類の国産民間航空機は良好 …続きを読む
スイス・Climeworks、次世代DAC技術を発表。メガトンの容量まで拡張可能に(2024.6)
大気中のCO2回収技術(Direct Air Capture:DAC)を開発するスイスのClimeworks は、メガトンの容量まで拡張可能な最新の第3世代Direct Air Capture技術を発表した。この新しい …続きを読む
ENEOS、合成燃料の普及国際団体・eFuel Alliance へ加盟(2024.5)
ENEOS㈱は、5月30日に合成燃料の普及などを目指す国際団体であるeFuel Allianceへ加盟したと発表した。同社は、「エネルギー・素材の安定供給」と「カーボンニュートラル社会の実現」との両立に向け、エネルギー …続きを読む
建材の岡部、ブルーカーボン事業化へ多段式の海藻養殖技術を開発。海藻養殖試験を開始。(2024.6)
建設関連製品事業や海洋事業等を展開する岡部㈱(東京都墨田区)はブルーカーボン事業への参入を目指し、2023年9月より島根県隠岐郡海士町の海域で保有している海藻種苗培養技術を生かした「多段式養殖施設」を設置し、CO2の効 …続きを読む
中国石油化工(SINOPEC)、ペトロナス社とエネルギーバリューチェーン構築検討の覚書締結(2024.5)
中国石油化工(SINOPEC)とマレーシアの国営石油会社のペトロナス社(PETRONAS)は、5月30日、クアラルンプールで、エネルギー産業の総合的な成長を促進し、新たな領域を開拓することを目指し、両社間の戦略的協力を …続きを読む
良品計画、今秋開業予定の木造店舗(唐津市、日田市)本体工事完了。国内初ZEB認証取得(2024.5)
無印良品を展開する㈱良品計画は、無印良品初となる木造店舗を建築中で、今秋開業を予定している(仮称)「無印良品 唐津」(佐賀県唐津市)、(仮称)「無印良品 日田」(大分県日田市)は、この度本体工事が完了し、併せて『ZEB …続きを読む
日本触媒、インドネシア子会社でアクリル酸、高吸水性樹脂等の ISCC PLUS認証取得。バイオマス・マスバランス販売へ(2024.5)
㈱日本触媒のインドネシア子会社PT. NIPPON SHOKUBAI INDONESIA(NSI)は、生産するアクリル酸、アクリル酸エステルおよび高吸水性樹脂の全製品について、国際持続可能性カーボン認証(ISCC PL …続きを読む
独・INERATEC社とチリ・COPEC社、合成燃料(e-Fuel)の世界普及に向け戦略的提携締結(2024.5)
2024年5月29日、チリの大手燃料販売事業者・COPEC社とドイツの合成燃料(e-Fuel)開発に注力するINERATEC社は、持続可能なエネルギー、特に持続可能な燃料ソリューションへの取り組みに関する覚書(MoU) …続きを読む
丸紅・レゾナック、バイオマス原料製品事業の協業。エチレンプラントでネステ社製原料活用(2024.5)
丸紅㈱、㈱レゾナックの2社は、フィンランドのバイオマス燃料製造会社であるネステ社とともに、レゾナック大分コンビナート(大分県大分市)におけるバイオマス原料由来のエチレンやプロピレンなどの製品製造に向けた協業を開始する。 …続きを読む
ベトナム航空、SAFを使用した商業旅客便の初フライト実現。ネステ社サプライチェーン使用(2024.5)
ベトナムのフラッグキャリアであるベトナム航空のエアバス A321は、2024年5月27日にベトナムのハノイへの帰路にシンガポールのチャンギ空港で混合SAFで給油され、ネステ社製SAFを使用した初フライトを実施した。 …続きを読む
出光興産・ENEOS・トヨタ・三菱重工、自動車向けCN燃料導入と普及へ検討開始。2030年頃導入目指す(2024.5)
出光興産㈱、ENEOS㈱、トヨタ自動車㈱および三菱重工業㈱は、カーボンニュートラル(CN)社会の実現を目指して、自動車の脱炭素化に貢献する「CN燃料」の導入・普及に向けた検討を開始したと発表した。日本国内において203 …続きを読む
日本製紙、住友商事、GEIの森空プロジェクト3社、国産SAF普及取組み・ACT FOR SKY加盟(2024.5)
日本製紙㈱、住友商事㈱およびGreen Earth Institute㈱(東京都新宿区:GEI)と、SAFの普及・拡大を通じてカーボンニュートラルな空の実現を目指すオールジャパンの取組みである ACT FOR SKYに …続きを読む
ユニチカ、コットン100%スパンレース不織布が国際海洋生分解認証を取得(2024.5)
ユニチカ㈱は、コットン100%スパンレース不織布「コットエース」について、海洋生分解性認証「OK biodegradable MARINE」を取得したと発表した。 「OK biodegradable MARINE」は、 …続きを読む
日本郵船、大型原油タンカーでバイオ燃料の長期試験航行を開始。同社初の取組(2024.5)
日本郵船は、5月2日、同社として初となる大型原油運搬船(VLCC: Very Large Crude Oil Tanker)「TENJUN(天順)」によるバイオ燃料の長期使用試験航行を開始した。本船はシンガポールでバイ …続きを読む
スイス・Climeworks、Puro規格に基づく炭素除去活動の第三者認証を取得。世界初(2024.5)
大気中のCO2回収技術(Direct Air Capture)を開発するスイスのClimeworksは、CO2直接回収業界で初めて、Puro 規格に基づく炭素除去活動の第三者認証を取得した。CO2 貯留および鉱物化パー …続きを読む
仏・エアバス、日本・都内にテックハブの設立発表。新素材開発、脱炭素化技術等の研究推進(2024.5)
2024年5月23日、フランスのエアバスは、日本にテックハブを設立する計画を発表した。この新しい取り組みは、日本におけるパートナーシップを構築し、航空宇宙分野の研究、技術、革新を推進し、次世代の航空機に備えて限界を押し …続きを読む
清水建設、バイオ炭混入コンクリートのCO2削減効果を精緻に定量化。第三者機関が確認(2024.5)
清水建設㈱は、バイオ炭を混入しコンクリート内部にCO2を固定する環境配慮型コンクリート「SUSMICS-C」のCO2削減効果について、現場適用時のCO2排出量収支を精緻に定量化し、算定結果の妥当性について第三者審査機関 …続きを読む
福岡バイオフードリサイクル、発電プラント本格稼働開始。JFEエンジG初の九州・食品廃棄物事業(2024.5)
福岡バイオフードリサイクル㈱(福岡県福岡市)は、福岡市において食品リサイクル発電プラントを建設し、2024 年1月より段階的に稼働していたが、本格的な発電事業の開始にあたり、5月21日発電式を執り行った。 福岡市は2 …続きを読む
三菱重工、ArcelorMittalのベルギー・ゲント製鉄所で実証試験用CO2回収装置設置、稼働開始(2024.5)
欧州・米州最大の製鐵事業者のアルセロール・ミタル(ArcelorMittal)と三菱重工業㈱、BHP、Mitsubishi Development Pty Ltd(MDP)は、アルセロール・ミタルがベルギーのゲントに保 …続きを読む
韓・SKCグループのSK Leaveo、ベトナムで世界最大の生分解性素材・PBAT工場を着工(2024.5)
韓国・SKCの環境対応素材生産部門であるSK Leaveoは、世界最大の生分解性素材・PBAT(ポリブチレンアジペートテレフタレート)生産工場の建設に本格的に着手した。 SK Leaveoは5月11日、ベトナム・ハイ …続きを読む
川崎汽船、B100バイオ燃料を使用した自動車船の試験航行実施。脱炭素化に向けて(2024.5)
川崎汽船㈱は、グローバルにエネルギーソリューションを提供する米国・World Fuel Services(フロリダ州マイアミ)と舶用バイオ燃料供給契約を締結し、同社運航の自動車船「APOLLON HIGHWAY」におい …続きを読む
日本郵船、バイオ燃料長期使用へ、シンガポール・非営利団体GCMDと影響精査プロジェクト始動(2024.5)
日本郵船㈱は、シンガポールを拠点に海事産業の脱炭素化を目指す非営利団体Global Centre for Maritime Decarbonisation (GCMD)と共同で、バイオ燃料がエンジン性能や燃料供給システ …続きを読む
米・LanzaJet、仏・グローバル空港運営会社Groupe ADPから2,000万ドル投資(2024.5)
持続可能な燃料技術を有し、持続可能な燃料の生産会社である米国のLanzaJet(ジョージア州ソパートン市)は、フランスを本拠とする、空港の設計と運営のグローバル会社である Groupe ADP から 2,000 万ドル …続きを読む