トピックス,マテリアル他編

アルガルバイオ、タイ・BLCPパワー社と微細藻類によるCO2固定化技術実証の共同研究契約(2025.3)

 微細藻類由来の新たなプロダクトやソリューション開発に注力する㈱アルガルバイオ(千葉県柏市)は、タイを代表するIPP(独立系発電事業者)であるBLCP Power Limited(BLCPパワー社)が運営する発電所内において、微細藻類を活用したCO2固定化技術と、藻類バイオマスの商業利用の事業性の実証を目的とした共同研究の開始に合意し、2025年3月4日に関係者との間で共同研究契約書に調印した。

 調印式は、両社の引き合わせから今回の合意に至るまで全面的に支援いただいたジェトロ・バンコク事務所が主催する「Thailand-Japan Sustainable Business Forum 2025」にて取り行われた。タイおよびASEANにおけるCO2回収・有効利用・貯留技術の推進における重要なマイルストーンとなる本プロジェクトは、経済産業省の「令和5年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金」に採択されている。

 タイは、2030年までに温室効果ガス排出量を予測される事業ベース(BAU)レベルから30%削減することを約束しており、2018-2037年のタイ国家戦略において「バイオ・循環型・グリーン経済モデル(BCGモデル)の実現」を宣言し、各企業にカーボンニュートラル・ネット排出ゼロへの取り組みを求めている。

 BLCPパワー社は、微細藻類を利用したCO2固定を含む脱炭素イニシアチブの取り組みを幅広く展開し、目標達成に向けて積極的に取り組んでいる。今回の共同研究は、バイオテクノロジーを活用して循環型サプライチェーンを構築するというタイ政府の提唱するモデルと一致するものである。

 本共同研究では、タイの熱帯気候においてプロセスからCO2を効率的に直接回収し、微細藻類の最適な培養条件を見出すと同時に、得られる微細藻類バイオマスをサプリメント・化粧品・家畜飼料・肥料などの製品・原料へ活用するべく市場開拓・商品開発を進めていく考えだ。

詳しくは、→https://www.atpress.ne.jp/news/428344

 

2025-03-09 | Posted in トピックス, マテリアル他編 |