マテリアル他編
蘭・Avantium、FDCA主力工場の第1期稼働に成功。2026年第1四半期に商業販売開始予定(2025.8)
2025年8月29日、再生可能かつ循環型ポリマー素材のリーディングカンパニーであるオランダの– Avantium NVは、デルフザイルにあるFDCAフラッグシッププラントにおいて、糖脱水(SDH)ユニットおよびすべての …続きを読む
ベルギー・Vioneo社、世界初のグリーンメタノール使った工業規模の化石燃料フリープラ製造プラントのポリプロピレンパートナーに米・Lummusを選定(2025.8)
2025年8月19日、 プロセス技術と価値主導型エネルギーソリューションのグローバルプロバイダーである米国のLummus Technologyは、ベルギーのVioneo社がアントワープに建設する新設プラントに、同社のN …続きを読む
大王製紙、CNF複合樹脂の商用生産開始。日本最大規模のプラント稼働で社会実装を加速(2025.7)
大王製紙㈱は、2025年7月よりセルロースナノファイバー(CNF)複合樹脂の商用生産を開始した。同社三島工場(愛媛県四国中央市)で、今回新たに稼働した商用プラントは、従来のパイロットプラントから20倍の生産能力となる日 …続きを読む
第一生命と清水建設、木造ハイブリッド構造の賃貸オフィスビル竣工。地上12階、高さ56mは日本一の高さ(2025.7)
第一生命保険㈱は、清水建設㈱の技術協力のもと開発を進めてきた、木造と鉄骨造のハイブリッド構造による賃貸オフィスビル「第一生命京橋キノテラス」が7月18日に竣工したと発表した。 本物件は、第一生命にとって2022年度に …続きを読む
三菱ケミカルG、超臨界水用いた油化技術有する豪・Licella社に出資。油化リサイクル事業拡大と原料多様化へ(2025.7)
三菱ケミカルグループはコーポレートベンチャーキャピタル子会社のDiamond Edge Ventures, Inc.(米国カリフォルニア州)を通じて、使用済みプラスチックやバイオマスの革新的な油化技術を有する豪州Lic …続きを読む
三菱化工機、NEDO・ちとせGがマレーシアで進める世界最大規模の微細藻類生産施設の抽出設備一式受注(2025.7)
三菱化工機㈱は、バイオエコノミーを推進する企業群ちとせグループが、マレーシア サラワク州に建設した世界最大規模(効率的な藻類の生産とその大規模化をかなえるフラットパネル型藻類生産設備)である5ヘクタールの微細藻類生産施 …続きを読む
日本ゼオン、植物由来等のエタノールから高効率でブタジエン生成するベンチ設備の建設開始(2025.7)
日本ゼオン㈱は、徳山工場(山口県周南市)において、植物原料由来などのエタノールからブタジエンを高効率で生成する技術を実証するためのベンチ設備の建設に着手した。本設備は2026年の稼働を予定し、ベンチ設備で生成されたブタ …続きを読む
仏・アルケマ、シンガポールに新たなリルサン透明ポリアミド工場の建設投資を発表。2026年稼働予定(2025.7)
フランスのアルケマ(Arkema S.A)は、シンガポールで最新鋭の工場を稼働させ、リルサンポリアミド11の世界生産能力を50%増強したことを受け、シンガポール拠点にリルサンクリア透明ポリアミドの新工場を建設することを …続きを読む
蘭・Avantium、断熱フォーム用FDCAについて独・PLIXXENT社とのオフテイク契約を発表(2025.7)
2025年7月8日、再生可能・循環型ポリマー素材のリーディングカンパニーであるオランダのAvantium NVは、ポリウレタンシステムのリーディングカンパニーであるドイツのPLIXXENT社と、5年間の条件付きオフテイ …続きを読む
住友林業、米大手製材・Teal Jones Groupをグループ化。海外初木材コンビナート事業展開へ(2025.7)
住友林業㈱は、100%子会社のSumitomo Forestry America, Inc.(米国 テキサス州ダラス:SFAM社)を通じ7月1日、北米大手の製材会社Teal Jones Groupより、Teal Jon …続きを読む
蘭・Avantium発表、日本のポジティブリスト(PL)でFDCAが認可モノマーに。食品接触用途で利用可能に。(2025.7)
2025年7月3日、再生可能かつ循環型ポリマー素材のリーディングカンパニーであるオランダのAvantium NVは、日本が2025年6月1日からの食品用器具・容器包装のポジティブリスト制度を発表し、食品衛生法に基づくこ …続きを読む
東芝G、COを生成するCO2電解装置の年間150トン規模実証運転完了。水素不要で低温反応で生成(2025.6)
東芝エネルギーシステムズ㈱(東芝ESS)および㈱東芝は、工場などから排出される二酸化炭素(CO2)を電気分解して一酸化炭素(CO)に変換し、合成燃料や化学品など価値ある資源に再生するP2C(Power to Chemi …続きを読む
三井化学、細胞培養で代替肉成分の動物脂肪を生産する英・Hoxton Farmsへ投資(2025.6)
三井化学㈱は、321FORCE(登記名:MCIイノベーション投資事業有限責任組合、運営者:グローバル・ブレイン㈱)を通じて次世代食品向け培養脂肪を開発する英国のHoxton Farms Ltd(ロンドン市)へ投資を実行 …続きを読む
北海道奥尻町とENEOS、「ブルーカーボンを活用した脱炭素社会の実現」に向けた連携協定(2025.6)
北海道奥尻町とENEOS㈱は、「ブルーカーボンを活用した脱炭素社会の実現」に向けた連携協定(以下「本協定」)を本日締結し、環境省および北海道庁の出席のもと調印式を実施したと発表した。 両者は、奥尻町周辺海域の豊富な海 …続きを読む
住友化学、バイオマス原料を使用のスーパーエンプラの量産技術確立。バイオLCP事業拡大へ(2025.6)
住友化学㈱は、このたび、バイオマス原料由来のモノマーを使用した液晶ポリマー(LCP)の量産技術の確立に成功した。同社は、LCPの世界的プレーヤーとして、本技術に基づくバイオLCPの量産体制構築を加速し、2026年度中の …続きを読む
竹中工務店、Japan Wood LabelとWood Carbon Label使用承認の取得。「FLATS WOODS 木場」が建設会社として初(2025.6)
㈱竹中工務店は、一般社団法人日本ウッドデザイン協会(会長:隈研吾)が運用管理するJapan Wood Label(ジャパンウッドラベル)およびWood Carbon Label(ウッドカーボンラベル)の使用承認を、同社 …続きを読む
カネカとミズノ、生分解性バイオポリマー使用の屋内型スポーツ用人工芝葉・充填材を開発(2025.6)
㈱カネカとミズノ㈱は、カネカ生分解性バイオポリマー Green Planetを使用した屋内型スポーツ用人工芝葉と充填材を共同開発した。ミズノの人工芝に関する技術知見とカネカのGreen Planetの材料成形技術を融合 …続きを読む
日本製紙のCNF、静岡県富士市の米粉麺のリニューアルに採用。保形性や強度向上(2025.6)
日本製紙㈱は、静岡県富士市商工会女性部が販売している富士市の米を用いた米粉麺「富士山ひらら」のリニューアル品の商品開発に協力してきた。この度、リニューアルに際し、同社のセルロースナノファイバー(CNF)”c …続きを読む
王子HDグループ推進のパームヤシ空果房(EFB)パルプ混抄段ボール原紙、 インドネシアのユニ・チャーム製品の梱包用段ボール箱に(2025.6)
王子ホールディングス㈱は、パームヤシ空果房(くうかぼう)(EFB)を原料とするEFBパルプ混抄(こんしょう)段ボール原紙が、ユニ・チャーム㈱のインドネシア法人PT. UNI-CHARM INDONESIAの生理用品の梱 …続きを読む
印・Balrampur Chini Mills、インド初のポリ乳酸(PLA) 新ブランド”Balrampur Bioyug” 発表(2025.6)
2025年5月27日、インド・マハラシュトラ州の州首相のDevendra Fadnavis氏は、インド初のポリ乳酸(PLA)ブランド”Balrampur Bioyug”を正式に発表した。このブラ …続きを読む
蘭・Avantium、フレッシュジュース用のPEFボトルの開発で蘭・Hoogesteger社と提携(2025.6)
2025年6月4日、再生可能・循環型ポリマー素材のリーディングカンパニーであるAvantium NVは、オランダのフレッシュコールドプレスジュースの大手メーカーであるHoogestegerと条件付きオフテイク契約を締結 …続きを読む
東洋紡、米バイオベンチャー・DMC社と共同開発契約。プラ原料用の持続可能な基幹化合物の開発・商業化へ(2025.6)
東洋紡㈱は、米国のバイオベンチャー企業であるDMC Biotechnologies Inc.(米国コロラド州:DMC社)と、バイオものづくりに関する共同開発契約を締結したと発表した。両社は今後、合成生物学技術を応用しな …続きを読む
ちとせG、微細藻類を用いた100%バイオPET樹脂開発に世界初の成功。大阪・関西万博、日本政府館にて展示(2025.6)
バイオエコノミーを推進する産業横断型プロジェクト「MATSURI」を運営するちとせグループ(シンガポール)は、微細藻類由来の炭化水素を主原料の一つに用いた、100%バイオ由来原料によるPET樹脂(藻類由来PET樹脂)の …続きを読む
東ソー、バイオ原料を活用したクロロスルホン化ポリエチレンの開発(2025.6)
東ソー㈱は、バイオ原料を活用したクロロスルホン化ポリエチレン(TOSO-CSM)を開発し、量産化技術を確立したと発表した。バイオ原料を活用した製品の開発は、クロロスルホン化ポリエチレンとしては世界初となる。 TOSO …続きを読む