マテリアル他編
パナソニックと三菱ガス化学、CO2から製造したメタノール原料の環境配慮型のユリア樹脂を開発。(2025.4)
三菱ガス化学㈱は、パナソニック㈱エレクトリックワークス社と共同で、コンセントなどの配線器具をターゲットに、CO2から製造したメタノールを原料とする環境配慮型ユリア樹脂を開発したと発表した。 ユリア樹脂は尿素とホルムア …続きを読む
三井物産・米CF Industries・JERA3社、米・Blue Point低炭素アンモニア製造事業最終投資決断(2025.4)
三井物産㈱は、米国における低炭素アンモニア製造事業Blue Pointに対する出資参画を米国時間4月8日に決定し、またCF Industries Holdings, Inc(CF Industries)と㈱JERAと共 …続きを読む
日本ゼオンと米・Visolis社、バイオイソプレンモノマー及びSAFの生産設備の建設準備開始。次ステージに前進(2025.4)
日本ゼオン㈱と米国のVisolis, Inc.(カリフォルニア州:Visolis社)は、2024 年3月に両社で締結したMOU に基づき実施してきた、バイオイソプレンモノマーおよびSAFなどの商業化検証がこのほど完了し …続きを読む
住友商事、アフリカ地域にてマングローブ植林由来のブルーカーボンクレジット事業に参入。マダガスカルとモザンビークで調達(2025.4)
住友商事㈱は、アフリカ地域において2件のマングローブ植林由来のカーボンクレジット事業に参入したと発表した。マダガスカルでは、カーボンクレジット事業を世界中で展開するシンガポールのValue Network Ventur …続きを読む
花王、米・合弁のFuture Originsとパーム油代替原料の将来的な購入の契約締結(2025.4)
花王㈱は、このたび、米国のFuture Originsとパーム油代替原料の将来的な購入に関する契約を締結したと発表した。Future Originsは、ホームケアやパーソナルケア用途で広く使用されている界面活性剤の原料 …続きを読む
独・BASF、リサイクルポリアミド6の世界初の工場が上海で稼働。年間500トンの生産能力(2024.3)
ドイツのBASFは、世界初のloopamid(ループアミド)商業プラントの稼働開始を発表した。中国、上海の曹井工場に建設されたこの生産施設は、年間500トンの生産能力を誇り、繊維産業への持続可能な製品の供給において重要 …続きを読む
三菱商事と米・ADM社、戦略的業務提携の覚書締結。食料サプライチェーン、バイオ燃料等の関連領域の協業検討へ(2025.3)
三菱商事㈱と米国のArcher-Daniels-Midland Company(ADM社)は、食料サプライチェーン全体における協業検討を目的とした戦略的業務提携に関わる覚書を締結したと発表した。 近年、世界の人口増加 …続きを読む
エア・リキードとアクポニ、海水型アクアポニックス共同研究イニシアティブ開始(2025.3)
日本エア・リキード合同会社およびエア・リキードR&Dは、㈱アクポニ(神奈川県横浜市)と革新的な海水利用型アクアポニックスの商業化に向け、共同研究を開始したと発表した。本研究では、持続可能な食料生産に貢献することを目指し …続きを読む
ハイケム、微細藻類培養設備の中・光語バイオテックと戦略的パートナーシップ契約を締結
化学品商社兼メーカーのハイケム㈱は、中国のバイオテック企業、楽清光語生物科技有限公司(光語バイオテック)と戦略的パートナーシップ契約を締結した。本契約に基づき、同社が開発した、微細藻類培養設備「フォトバイオリアクター」 …続きを読む
JFEスチール・三菱ガス化学・三菱ケミカル3社、水島コンビナートでの炭素循環の実現実証へ(2025.3)
JFEスチール㈱、三菱ガス化学㈱、三菱ケミカル㈱の3社は、水島コンビナート(岡山県倉敷市)において、製鉄プロセスから発生する副生ガスを用いてメタノールを製造し、メタノールからプラスチック原料となるプロピレンを製造する実 …続きを読む
タイ・SCGCとBraskemの合弁・Braskem Siam、Mitr Phol Bio Fuelと提携。バイオエチレン生産に向け農業ベースのエタノール供給へ(2025.3)
タイの大手総合ポリマー企業であるSCG Chemicals(SCGC)と、ブラジルのバイオプラスチックの世界的リーダーであるBraskemとの合弁会社であるBraskem Siamは、食品業界で世界をリードする持続可能 …続きを読む
三菱ガス化学、米スタートアップ・ReSource社へ出資。リグノセルロース利用しPEF原料・FDCA製造注力(2025.3)
三菱ガス化学㈱は、米国スタートアップ企業であるReSource Chemical Corp.(カリフォルニア州:ReSource社)に対し、シリーズシードプラスラウンドに出資することを決定したと発表した。 同社は、2 …続きを読む
ちとせG、第三者割当増資で総額73億円の資金調達実施。三井住友銀行・みずほ銀行等新参画(2025.3)
バイオエコノミーに注力するちとせグループの統括会社 CHITOSE BIO EVOLUTION PTE. LTD.(シンガポール)は、第三者割当増資により総額73億円を調達したと発表した。 これまでに調達した31億円 …続きを読む
王子HD、微結晶セルロース製造販売の印・Chemfield社買収。医薬品用加工品ビジネス注力へ(2025.3)
王子ホールディングス㈱は、製薬業界向け微結晶セルロースの製造、販売をグローバルで事業展開する、Chemfield Cellulose Private Limited (Chemfield:ケムフィールド社)の発行済株式 …続きを読む
王子HD開発のバイオマスプラ・ポリ乳酸フィルム、伊藤園のティーバッグに採用(2025.3)
王子ホールディングス㈱は、㈱伊藤園より2025年3月17日から全国で発売される予定の「香る Cold Brew Tea」シリーズのティーバッグのフィルター部分に、王子ホールディングスが開発したポリ乳酸フィルムが採用され …続きを読む
独・BASF、バイオマスバランスポリエーテルサルフォン(PESU)提供、世界初。ISCCPLUS認証によるアプローチ(2025.3)
高性能熱可塑性プラスチックを必要とするすべての業界に、BASF は世界初のバイオマスバランス ポリエーテルサルフォン (PESU) を提供すると発表した。Ultrason E2010 BMB は、化石資源の代替、温室効 …続きを読む
アルガルバイオ、タイ・BLCPパワー社と微細藻類によるCO2固定化技術実証の共同研究契約(2025.3)
微細藻類由来の新たなプロダクトやソリューション開発に注力する㈱アルガルバイオ(千葉県柏市)は、タイを代表するIPP(独立系発電事業者)であるBLCP Power Limited(BLCPパワー社)が運営する発電所内にお …続きを読む
帝人、環境配慮型炭素繊維製品の新ブランド展開。リサイクル材やバイオマス材利用の2製品(2025.3)
帝人㈱は、このたび、リサイクル材などを用いた環境配慮型の炭素繊維製品ブランド「Tenax Next(テナックス ネクスト)」を立ち上げ、このブランドに関する2製品の販売を開始すると発表した。なお、帝人グループは世界最大 …続きを読む
帝人フロンティア、繊維to繊維プロセス生産の再生ポリエステル繊維がISCC PLUS認証取得。マスバランス方式展開へ(2025.3)
帝人フロンティア㈱は、松山事業所における「繊維to繊維」プロセス(→衣料品などの廃棄ポリエステル製品から、同社が開発したケミカルリサイクル技術(新BHET法)を用いて、石油由来のポリエステルと同等品質の再生ポリエステル …続きを読む
三菱ケミカルG、植物由来樹脂利用のプリプレグがISCC PLUS認証取得。スポーツ・自動車・産業等用途へ(2025.2)
三菱ケミカルグループは、2024年11月、三菱ケミカル東海事業所(愛知地区)で製造する植物由来樹脂を用いたプリプレグが、持続可能な製品の国際的な認証制度のひとつである ISCC(International Sustai …続きを読む
ハイケムと中・カーボンエナジー社が合弁会社設立。CO2有効利用の先進技術を共同開発(2025.2)
化学品商社兼メーカーのハイケム㈱(東京都港区)と、気候テック企業の炭能科技(北京)有限公司(カーボンエナジー社:北京市)は、CO2有効利用に関する先進技術の共同開発と普及を目的とした合弁会社「株式会社HighEnerg …続きを読む
出光興産と三菱電機、マスバランス方式・バイオマスプラの家電製品への使用に向け連携開始(2025.2)
出光興産㈱と三菱電機㈱は、家電市場におけるバイオマス製品の普及を目指し、バイオマスプラスチックの家電製品への使用に向けた連携を開始することに合意したと発表した。本取り組みでは、出光興産がマスバランス方式にてバイオマス化 …続きを読む
日本ゼオン・横浜ゴム、植物原料由来等のエタノールから高効率ブタジエン生成のベンチ設備導入(2025.2)
日本ゼオン㈱、横浜ゴム㈱は、植物原料由来などのエタノールからブタジエンを高効率で生成する技術を実証するためのベンチ設備をゼオン徳山工場(山口県周南市)内に建設することを決定したと発表した。 ベンチ設備は、2026 年 …続きを読む
ユニチカ、ISCC PLUS認証を3拠点で取得。リサイクル原料ベースのナイロン6フィルム等のマスバランス方式製造・販売へ。(2025.2)
ユニチカ㈱は、グループ会社を含めた国内3拠点でISCC PLUS認証を取得し、マスバランス方式に基づいてリサイクル材料を持続可能な原料として割り当てたナイロン6フィルムおよびコンパウンド樹脂の製造・販売体制を確立したと …続きを読む