マテリアル他編
日本製紙・東亜道路工業、木質由来リグニン利用の常温アスファルト混合物用乳剤を共同開発(2025.2)
東亜道路工業㈱と日本製紙㈱は、日本製紙の特殊変性リグニン製品「StarLigno(スターリグノ)」を採用した「常温アスファルト混合物用乳剤」を共同開発したと発表した。本製品は、常温アスファルト乳剤混合物でありながら一般 …続きを読む
仏・Arkema・独・BASF等、世界初の持続可能なトウゴマプログラム「Pragati」の8年目の成果公表(2025.2)
フランスのArkema、ドイツのBASF, Jayant Agro-Organics、および実施パートナーのSolidaridadは、2016年5月にこのPragatiプロジェクトを開始した。8 年目の終わりに、メンバ …続きを読む
韓・LG Chem、100%植物由来・バイオアクリル酸の商業生産を開始へ。微生物発酵で生産(2025.2)
韓国のLG Chem(ソウル市)は、植物油由来の環境に優しい原料で世界市場に参入する。同社は2月13日、今年第2四半期にバイオアクリル酸の生産を開始すると発表した。生産能力は、プロトタイプで年間100トンまで増加できる …続きを読む
蘭・Avantiumと米・Amcor Rigid Packaging提携、植物由来ポリマーPEFのパッケージング推進(2025.2)
再生可能で循環型のポリマー材料の大手企業であるオランダのAvantium NVは、責任あるパッケージングソリューションのリーダーであるAmcor Rigid Packaging USA, LLCと共同開発契約を締結した …続きを読む
蘭・Avantium、スイス・Climeworksと提携。グループ企業、高性能DAC用試験ユニット提供(2025.2)
再生可能で循環型のポリマー材料の開発に注力するオランダのAvantium NVは、直接空気回収(DAC)技術のパイオニアであるスイスのClimeworks AGと契約を締結したと発表した。この契約に基づき、Climew …続きを読む
蘭・Avantiumと独・EPC Engineering & Technologiesが提携、連続PEF生産技術を商業化へ(2025.2)
再生可能で循環型のポリマー材料に注力するオランダのAvantium NVは、国際的な技術プロバイダーであり、エンジニアリングおよびプラント建設会社でもあるドイツのEPC Engineering & Techno …続きを読む
王子G・住友大阪セメント・富国紙業、CO2再資源化人工石灰石から、ローカーボン紙開発。世界初の取り組み(2025.2)
王子ホールディングス㈱のグループ会社である王子エフテックス㈱は、住友大阪セメント㈱、富国紙業㈱と共同で、世界で初めてCO2再資源化人工石灰石を使用した紙「ロカボ紙(Low Carbon Paper:ローカーボン紙)」の …続きを読む
ブリヂストン・ENEOSマテリアル等3社、植物由来の合成ゴム使用のタイヤ商業化へ連携加速(2025.2)
㈱ブリヂストン、㈱ENEOSマテリアルおよび日揮ホールディングス㈱(日揮HD)は、植物資源由来の合成ゴムを使用したタイヤの商業化に向けた3社連携を加速すると発表した。 現在、合成ゴムの素原料であるブタジエンは石油製品 …続きを読む
三菱ケミカルG、植物由来バイオエンプラが第一三共の注射剤バイアルの破瓶防止包装に採用~医薬品包装でのバイオプラ導入推進へ(2025.2)
三菱ケミカルグループの植物由来のバイオエンジニアリングプラスチック「DURABIO(デュラビオ」が、第一三共㈱の注射剤バイアルの破瓶防止包装(カップ)に採用され、2024年11月から本包装品の出荷が開始された。今後も第 …続きを読む
日本触媒、英・マンチェスター大発のHoliferm社と微生物由来のバイオ界面活性剤の販売契約(2025.1)
㈱日本触媒は、Holiferm Manufacturing Limited(英国マンチェスター)のバイオサーファクタントの販売契約を締結した。本契約にともない、日本触媒は環境に配慮した界面活性剤の販売を日本市場で促進し …続きを読む
ノルウェー・Solvang社、世界初の本格的な船上CO2回収設備有す船舶のパイロットテストへ準備中(2025.1)
ノルウェーの海運企業・Solvang社は、本格的な炭素回収施設を備えた世界初の船舶がパイロットテストの準備を進めている。この技術が、排出ゼロを目指す世界の貿易船団にとって画期的な出来事となることが期待されている。 「船 …続きを読む
シンガポール・Kyoto Transformation Xchangeと韓・Arstroma E&Cが提携。炭素回収をトークン化、クレジット市場づくりへ(2025.1)
暗号通貨アルゴリズムの先駆的企業のKyoto Transformation Xchange(KTX)は、炭素隔離のための革新的な膜システムに注力する韓国の大手テクノロジープロバイダー・Arstroma E&C. …続きを読む
住友商事、藻類由来DHAの日本向け独占代理店契約をブルガリア・Huvepharmaと締結。(2025.1)
住友商事㈱は、ブルガリアで藻類由来のDHA(Docosahexaenoic Acid:ドコサヘキサエン酸)の製造を行うグローバルアニマルヘルスケア企業Huvepharma EOOD(本社:ソフィア:ヒューベファーマ社) …続きを読む
JAL・九大・唐津市、ブルーカーボン活用の取り組みがJブルークレジット認証取得(2025.1)
日本航空㈱(JAL)、国立大学法人 九州大学、佐賀県唐津市は、「未来を担う人材を育てる佐賀県唐津湾ワカメ養殖体験プロジェクト」において、2025年1月10日にJブルークレジット認証を取得した。 三者は、豊かで幸福な生 …続きを読む
竹中工務店、建物外構の緑地の樹木種類・配置を最適化するシミュレーション技術を開発。(2025.1)
㈱竹中工務店は、建物外構の環境性能を向上させる新たな技術として、樹木の種類や配置を最適化することにより、敷地内の緑地に良好な暑熱・風環境や緑豊かな景観を効率的にデザインするシミュレーション技術「Optree(オプツリー …続きを読む
台湾三井化学と南亞塑膠工業、マスバランス・バイオマスBPAで、プラのバイオマス化へ展開開始(2025.1)
三井化学㈱の100%子会社である台灣三井化學股份有限公司(台湾三井化学)と、南亞塑膠工業股份有限公司(台湾)は、三井化学製のバイオマスアセトンを調達し、台湾でバイオマスビスフェノールA(バイオマスBPA)を製造、プラス …続きを読む
商船三井と丸紅、自然ベースの吸収・除去系カーボンクレジット事業の新会社合弁設立で合意(2025.1)
㈱商船三井と丸紅㈱は、自然ベースの吸収・除去系カーボンクレジットの創出・売買・代理償却を行う新会社「Marubeni MOL Forests株式会社」(読み「マルベニ エムオーエル フォレスツ」)を合弁で設立するため、 …続きを読む
日本ポリプロ、リサイクルやバイオ等環境負荷低減ポリプロピレン(PP)製品を順次立ち上げ(2025.1)
日本ポリプロ㈱は、環境負荷低減原料を使用したカーボンニュートラル/サーキュラーエコノミーに貢献するポリオレフィン製品の新ブランドとして、日本ポリエチレン㈱と共同運用する「NOVAORBIS™(ノバオルビス …続きを読む
東邦ガス、農作物生産事業開始。 提携先TOWINGの宙炭を活用し、シャインマスカット生産へ(2025.1)
東邦ガス㈱は、㈱日本農業の支援のもと、同社初の農作物生産事業を開始すると発表した。 同社は、これまで循環型低炭素農業を実現させるため、資本業務提携先の㈱TOWINGが開発する宙炭(そらたん)の普及に向けて宙炭プラント …続きを読む
パナソニックHD、海洋生分解性のセルロースファイバー成形材料を開発。(2025.1)
パナソニック ホールディングス㈱ MI本部は、これまでに開発してきた植物由来のセルロースファイバーを高濃度に樹脂に混ぜ込む技術を、海洋生分解性の植物由来樹脂等へ展開し、海洋環境で完全生分解性を有する成形材料を開発したと …続きを読む
三菱ケミカルG・植物由来バイオエンプラ、米・モバイルアクセサリー「ポップソケッツ」のiPhone16用アクセサリーに採用(2025.1)
三菱ケミカルグループの植物由来のバイオエンジニアリングプラスチック「DURABIO(デュラビオ)」が、グローバルライフスタイルブランドのポップソケッツ社(米国コロラド州)のiPhone 16用グリップ、ケース、ウォレッ …続きを読む
Neste、ポリマーや化学産業向けにNesteRE原料のCo-processing処理を導入。マスバランスアプローチ利用(2024.12)
Nesteは、既存の再生可能およびリサイクルされたNeste REを補完するソリューションとしてCo-processing処理(※)されたネステREにより、ポリマーおよび化学品生産用のより持続可能な原料の提供を補完する …続きを読む
出光・越Lasuco・サグリ、ベトナム初の農地管理改善カーボンクレジット登録へ協業合意。衛星解析技術活用の環境再生型農業実証へ(2024.12)
出光興産㈱、Lam Son Sugar Cane Joint Stock Corporation(Lasuco)、サグリ㈱は、ベトナム・タインホア省において、サトウキビ畑由来のカーボンクレジット創出プロジェクトを共同で …続きを読む
三洋化成、バイオディーゼル燃料用の低温流動性向上剤を開発。燃料品質向上と普及拡大へ(2024.12)
三洋化成工業㈱は、バイオディーゼル燃料の低温流動性向上剤「ネオプルーバー HBF-101」を開発した。 バイオディーゼル燃料は、植物や廃食油を原料とし、CO2排出量が実質ゼロとみなされることから、カーボンニュートラル …続きを読む