マテリアル他編
三菱ケミカルG、フードロス削減に貢献する食品包装材のカナダ・スタートアップFreshr社に出資(2025.5)
三菱ケミカルグループ㈱はコーポレートベンチャーキャピタル子会社のDiamond Edge Ventures, Inc.(米国カリフォルニア州)を通じて、食品の品質を保持できる期間を延ばし、フードロス削減に貢献するアクテ …続きを読む
独・BASF、中央ヨーロッパで再生可能アンモニア初生産。グリーン水素が生産プロセスで化石由来水素に代替(2025.5)
ドイツのBASFは、再生可能アンモニアと再生可能アンモニア溶液24.5%という2つの新しいグレードの発表により、持続可能な製品ポートフォリオをさらに拡充する。BASFは、ルートヴィヒスハーフェンのフェアブント拠点におい …続きを読む
韓・LG ChemとPOSCO HD、CCU技術実証プロジェクト実施へ。化学・鉄鋼業界が共同で(2025.5)
韓国のLG ChemとPOSCO Holdingsと全面的な提携を結び、カーボンニュートラルに向けた取り組みを加速させている。LG Chemは5月7日、科学技術情報通信部の国家CCUメガプロジェクトの一環として、化学業 …続きを読む
蘭・Avantium、繊維イノベーターコンソーシアムと提携し、Aupingマットレス用PEFベースのスペーサーファブリック開発(2025.4)
2025年4月24日、再生可能かつ循環型ポリマー素材のリーディングカンパニーであるAvantium NVは、Aupingマットレス向けPEF(ポリエチレンフラノエート)ベースのスペーサーファブリックの開発において、主要 …続きを読む
クボタとみずほ銀行、食農領域の持続可能な発展へ戦略的提携。食料・気候変動の課題解決へ(2025.4)
㈱クボタは、グローバルに深刻化する食料問題と気候変動の課題を解決するため、㈱みずほ銀行との戦略的提携に合意したと発表した。クボタの農業分野における知見・技術とみずほの強みである国内外における広範なネットワーク・金融ノウ …続きを読む
タイ・PTT Global Chemical(GC)、SAF生産事業に加え、バイオ化学品とバイオポリマーで高付加価値・低炭素事業を推進(2025.4)
化学品の世界的リーダーであるタイのPTT Global Chemical Public Company Limited(GC)は、タイ初の持続可能な航空燃料(SAF)生産者としての成功を基に、バイオリファイナリーの生産 …続きを読む
帝人フロンティア、海洋生分解性と高い透明性、太い直径を実現したストロー新開発。アサヒ飲料に採用(2025.4)
帝人フロンティア㈱は、酢酸セルロースを原料に使用することで、環境汚染問題の解消に貢献する海洋生分解性と、見た目も美しい高い透明性を有しながら、従来の酢酸セルロースを使用したストローよりも太い直径での設計が可能なストロー …続きを読む
UAE・Emirates Biotech、PLA生産工場の請負業者として韓・SAMSUNG E&Aを選定(2024.4)
Emirates Biotechは、アラブ首長国連邦(UAE)に建設予定のポリ乳酸(PLA)生産工場の請負業者として、韓国のSAMSUNG E&Aを選定した。正式名称は「Falcon PLA Project」と …続きを読む
三菱ケミカルの植物由来バイオエンプラ、大阪・関西万博の日本政府館に設置の3Dプリンタ製スツールに採用。藻類を混錬(2025.4)
三菱ケミカル㈱は、2025年4月13日に開幕した大阪・関西万博において、日本政府館に協賛する「双鶴」共創プロジェクトが3Dプリンタで造形する「藻類スツール」のベース素材として、植物由来のバイオエンプラ「DURABIOデ …続きを読む
ロート製薬、沖縄・久米島に『藻類農園FARMO(ファーモ)』オープン。自然の力を科学し価値創造する『フィトサイエンス構想』始動(2025.4)
ロート製薬㈱は、創業126年の歴史を基盤に、自然界の力を科学的に解明し、現代社会に還元する新たな事業戦略「フィトサイエンス構想」を4月15日、発表した。研究から事業化までを社内外パートナーと一体で推進を加速させるべく、 …続きを読む
Covation Biomaterials、100%バイオベースのBioPTMEGの発売発表。2026年から商業生産(2025.4)
バイオベース材料業界で先進的な技術を持つバイオマテリアル企業、中国・Huafon GroupのCovation Biomaterials LLCは、最新のイノベーションであるCovationBio® bioPTMEGの …続きを読む
パナソニックと三菱ガス化学、CO2から製造したメタノール原料の環境配慮型のユリア樹脂を開発。(2025.4)
三菱ガス化学㈱は、パナソニック㈱エレクトリックワークス社と共同で、コンセントなどの配線器具をターゲットに、CO2から製造したメタノールを原料とする環境配慮型ユリア樹脂を開発したと発表した。 ユリア樹脂は尿素とホルムア …続きを読む
三井物産・米CF Industries・JERA、米・Blue Point低炭素アンモニア製造事業最終投資決断(2025.4)
三井物産㈱は、米国における低炭素アンモニア製造事業Blue Pointに対する出資参画を米国時間4月8日に決定し、またCF Industries Holdings, Inc(CF Industries)と㈱JERAと共 …続きを読む
日本ゼオンと米・Visolis社、バイオイソプレンモノマー及びSAFの生産設備の建設準備開始。次ステージに前進(2025.4)
日本ゼオン㈱と米国のVisolis, Inc.(カリフォルニア州:Visolis社)は、2024 年3月に両社で締結したMOU に基づき実施してきた、バイオイソプレンモノマーおよびSAFなどの商業化検証がこのほど完了し …続きを読む
住友商事、アフリカ地域にてマングローブ植林由来のブルーカーボンクレジット事業に参入。マダガスカルとモザンビークで調達(2025.4)
住友商事㈱は、アフリカ地域において2件のマングローブ植林由来のカーボンクレジット事業に参入したと発表した。マダガスカルでは、カーボンクレジット事業を世界中で展開するシンガポールのValue Network Ventur …続きを読む
花王、米・合弁のFuture Originsとパーム油代替原料の将来的な購入の契約締結(2025.4)
花王㈱は、このたび、米国のFuture Originsとパーム油代替原料の将来的な購入に関する契約を締結したと発表した。Future Originsは、ホームケアやパーソナルケア用途で広く使用されている界面活性剤の原料 …続きを読む
独・BASF、再生ポリアミド6の世界初の工場が上海で稼働。年間500トンの生産能力(2024.3)
ドイツのBASFは、世界初のloopamid(ループアミド)商業プラントの稼働開始を発表した。中国、上海の曹井工場に建設されたこの生産施設は、年間500トンの生産能力を誇り、繊維産業への持続可能な製品の供給において重要 …続きを読む
三菱商事と米・ADM社、戦略的業務提携の覚書締結。食料サプライチェーン、バイオ燃料等の関連領域の協業検討へ(2025.3)
三菱商事㈱と米国のArcher-Daniels-Midland Company(ADM社)は、食料サプライチェーン全体における協業検討を目的とした戦略的業務提携に関わる覚書を締結したと発表した。 近年、世界の人口増加 …続きを読む
エア・リキードとアクポニ、海水型アクアポニックス共同研究イニシアティブ開始(2025.3)
日本エア・リキード合同会社およびエア・リキードR&Dは、㈱アクポニ(神奈川県横浜市)と革新的な海水利用型アクアポニックスの商業化に向け、共同研究を開始したと発表した。本研究では、持続可能な食料生産に貢献することを目指し …続きを読む
ハイケム、微細藻類培養設備の中・光語バイオテックと戦略的パートナーシップ契約を締結
化学品商社兼メーカーのハイケム㈱は、中国のバイオテック企業、楽清光語生物科技有限公司(光語バイオテック)と戦略的パートナーシップ契約を締結した。本契約に基づき、同社が開発した、微細藻類培養設備「フォトバイオリアクター」 …続きを読む
JFEスチール・三菱ガス化学・三菱ケミカル3社、水島コンビナートでの炭素循環の実現実証へ(2025.3)
JFEスチール㈱、三菱ガス化学㈱、三菱ケミカル㈱の3社は、水島コンビナート(岡山県倉敷市)において、製鉄プロセスから発生する副生ガスを用いてメタノールを製造し、メタノールからプラスチック原料となるプロピレンを製造する実 …続きを読む
タイ・SCGCとBraskemの合弁・Braskem Siam、Mitr Phol Bio Fuelと提携。バイオエチレン生産に向け農業ベースのエタノール供給へ(2025.3)
タイの大手総合ポリマー企業であるSCG Chemicals(SCGC)と、ブラジルのバイオプラスチックの世界的リーダーであるBraskemとの合弁会社であるBraskem Siamは、食品業界で世界をリードする持続可能 …続きを読む
三菱ガス化学、米スタートアップ・ReSource社へ出資。リグノセルロース利用しPEF原料・FDCA製造注力(2025.3)
三菱ガス化学㈱は、米国スタートアップ企業であるReSource Chemical Corp.(カリフォルニア州:ReSource社)に対し、シリーズシードプラスラウンドに出資することを決定したと発表した。 同社は、2 …続きを読む
ちとせG、第三者割当増資で総額73億円の資金調達実施。三井住友銀行・みずほ銀行等新参画(2025.3)
バイオエコノミーに注力するちとせグループの統括会社 CHITOSE BIO EVOLUTION PTE. LTD.(シンガポール)は、第三者割当増資により総額73億円を調達したと発表した。 これまでに調達した31億円 …続きを読む