研究情報
名大発・TOWING、JICAによる追加支援受け、ブラジルでの高機能バイオ炭事業の展開を加速(2024.11)
名古屋大学発スタートアップ・高機能バイオ炭開発の㈱TOWINGは、独立行政法人国際協力機構(JICA)、米州開発銀行(Inter-American Development Bank:IDB)グループのイノベーション・ラ …続きを読む
横浜ゴム、未利用資源の天然ゴム種子の有効利用で環境問題解決目指す国際共同研究に参画(2024.11)
横浜ゴム㈱は2024年9月、天然ゴム種子の有効利用により環境問題解決を目指す国際共同研究「未利用天然ゴムの種の持続的カスケード利用による地球温暖化およびプラスチック問題緩和策に関する研究」に連携機関として正式に参画した …続きを読む
DOWAエコシステム、民間初となるバイオコークスの開発・製造・評価の一貫体制を構築(2024.11)
DOWAホールディングス㈱の子会社のDOWAエコシステム㈱は、同社環境技術研究所(秋田県大館市)において、化石燃料の代替として期待されているバイオマス固形燃料の一つであるバイオコークスの製造装置および燃料評価装置を導入 …続きを読む
雪印メグミルク、イノベーション創出へ、神戸大発バッカス・バイオイノベーションに出資(2024.11)
雪印メグミルク㈱は、国立大学法人神戸大学発のスタートアップ企業で、先端バイオテクノロジーを有する㈱バッカス・バイオイノベーション(兵庫県神戸市)に出資した。 バッカス社は、「デジタル×バイオ」 時代に新たな産業の創造 …続きを読む
東大、理研等研究G、光合成活性持つ葉緑体を動物細胞へ移植成功。光合成行う動物細胞作製の可能性(2024.10)
東京大学、理化学研究所、東京理科大学、早稲田大学の共同研究グループは、藻類の葉緑体をハムスターの動物培養細胞に移植し、動物培養細胞内で光合成反応を検出することに成功したと発表した。 今回、開発した葉緑体移植法を用いて …続きを読む
京大発エネルギースタートアップ・ライノフラックス、初回資金調達2.8億円。(2024.10)
ライノフラックス㈱(京都府京都市)は、京都大学イノベーションキャピタル㈱、Beyond Next Ventures㈱、グローバル・ブレイン㈱が運営する㈱島津製作所のCVCファンドを引受先とした第三者割当増資により、シー …続きを読む
米・ベイラー大の研究G、バイオ燃料の燃焼技術で画期的クリーンかつ高効率成果を発表(2024.10)
雑誌「 Fuel」に掲載された新しい研究で、米国のベイラー大学の the Cornerstone Atomization and Combustion Lab (CAC)の研究者らは、革命的なSwirl Burst(S …続きを読む
JX石油開発、米国ワイオミング大・カーボンフロンティア機構とのCO2鉱物化の覚書締結(2024.10)
JX石油開発㈱は、このたび、米国ワイオミング大学および一般財団法人カーボンフロンティア機構 (JCOAL)とCO2鉱物化に関する包括的な覚書を10月14日に締結したと発表した。 同社は、大きく変化する世界情勢・事業環 …続きを読む
米・アルゴンヌ国立研究所、有機排水をSAFに変換する新技術で、ジェット機の炭素排出量を最大70%削減(2024.10)
2024年10月8日、米国のアルゴンヌ国立研究所は、新しい技術により、従来のジェット燃料に比べて炭素排出量を大幅に削減するSAFが誕生したと発表した。新しい研究は、航空業界のGHG排出量を最大 70% 削減できる、コス …続きを読む
東邦ガスG、名大発TOWINGと高機能バイオ炭量産へ検証。豊橋市中島処理場にプラント建設(2024.10)
東邦ガス㈱と東邦ガスの100%子会社である東邦ガスエナジーエンジニアリング㈱(THGE)は、東邦ガスの資本・業務提携先である名古屋大学発スタートアップ企業の㈱TOWINGと循環型低炭素農業を実現すべく、高機能バイオ炭「 …続きを読む
米・Emvolon社とMontauk Renewables社、バイオガス・メタンをメタノールに変換する共同実証(2024.10)
米国・Emvolon社は、 GHGの排出をカーボンネガティブな燃料や化学物質に変換するマサチューセッツ工科大学発のスピンオフ企業である。2024年10月7日、同社と、廃棄物からバイオガスを管理、回収、再生可能天然ガスに …続きを読む
ドイツ航空宇宙センター(DLR)、Technology Platform for Power-to-Liquid Fuels(TPP)建設開始(2024.10)
ドイツ航空宇宙センター(DLR)は現在、electrofuelsまたはe-fuelsとしても知られる電気ベースの燃料の製造のための世界最大の研究施設を建設中である。ザクセン・アンハルト州ロイナのTechnology P …続きを読む
東大・SYSTEMIQ社研究G、日本の化学産業のGHG排出ネットゼロへの道筋と戦略を発表(2024.10)
東京大学未来ビジョン研究センターとSYSTEMIQ社の研究グループは日本の化学産業の温室効果ガス排出ネットゼロへの道筋と戦略を発表した。本研究は三菱ケミカル㈱との共同研究の下で、資金提供を受け行われた。 化学産業が生 …続きを読む
Braskemとカナダ・ブリティッシュコロンビア大、CO2からメタノール製造する技術を開発へ(2024.10)
バイオ製品生産に注力するブラジルのBraskemは、カナダ・ブリティッシュコロンビア大学(UBC)と協力し、 CO2回収・変換から得られる重要な中間体であるCOからメタノールを電気化学反応器で製造する可能性を調査すると …続きを読む
環境移送技術のイノカ、19団体と瀬戸内海の藻場・干潟保全PJ「瀬戸内渚フォーラム」設立(2024.9)
環境移送技術の㈱イノカは、19団体との共同で瀬戸内海の豊かな海を地域の人々とともに保全し、自然資本としての持続 的な活用を目指す「瀬戸内渚フォーラム」を2024年9月25日に設立したと発表した。 ■瀬戸内海 藻場の現状 …続きを読む
滋賀大と理研、環境要因の長期栽培作物の収穫量への影響について統計モデルで定量化に成功(2024.9)
滋賀大学と理化学研究所は、園芸作物の生育メカニズムをデータから明らかにするための研究に取り組んでいる。日射量や気温などの要因が作物の収穫量に大きく寄与するが、イチゴやトマトのような収穫可能な時期が長期にわたる作物は生育 …続きを読む
海洋性紅色光合成細菌のCO2等固定化技術有する京大発Symbiobe社、出光興産等から8億円の資金調達(2024.9)
海洋性紅色光合成細菌を利用したCO2と窒素の固定技術を有する、京都大学発のスタートアップのSymbiobe㈱(京都市西京区)は、シリーズAラウンドとして、㈱環境エネルギー投資、出光興産㈱、Shimadzu Future …続きを読む
TOWING、カーボンクレジット予約販売・創出のビジネスモデル特許を国内登録。海外登録へ(2024.9)
名古屋大学発スタートアップ・高機能バイオ炭開発の㈱TOWING(名古屋市千種区)は、カーボンクレジットの予約販売に関するビジネスモデル特許について国内登録を完了し、海外登録に向けた活動を開始したと発表した。 経済産業 …続きを読む
東京海洋大研究G、東京湾のマイクロプラスチックの総量を25㎥(ton)と推定(2024.9)
国立大学法人東京海洋大学の研究グループは、東京湾のマイクロプラスチック(MP)濃度を海面および海水中で測定し、湾奥および湾内のフロント形成域でMPの分布が著しく高いことを明らかにした。さらに東京湾に存在するMPの総量を …続きを読む
京大研究G、藻類のCO2吸収の鍵となる細胞外タンパク質の機能を解明。40年来の議論に決着(2024.9)
京都大学の生命科学研究科の研究グループは、ゲノム編集技術を用いてモデル緑藻クラミドモナスの変異体を作成し、緑藻の細胞外タンパク質CAH1の機能を明らかにした。この発見は、CAH1の役割をめぐる40年来の科学的論争を解決 …続きを読む
双日、途上国で農業DX推進のDegasに出資。AIによる衛星画像活用を共同研究。(2024.8)
双日㈱、アフリカをはじめとする途上国で農業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する Degasデガス㈱に出資した。また、両社は、Degasが開発した衛星画像の分析に特化した生成AI基盤モデル(地理空間基盤モ …続きを読む
ユーグレナ社とPetronas Research社、 バイオ燃料原料用微細藻類の大規模生産技術共同研究契約(2024.8)
㈱ユーグレナ(ユーグレナ社)は、マレーシアのPetronas Research Sdn. Bhd.(ペトロナスリサーチ社)と微細藻類の大規模生産技術を確立し、SAFや次世代バイオディーゼル燃料(Renewable Di …続きを読む
ユニチカ、分解後環境負荷を抑制した新規「生分解性ポリエステル樹脂」合成技術の開発成功(2024.8)
ユニチカ㈱は、分解後の環境負荷を限りなく抑制した「生分解性ポリエステル樹脂」の合成技術の開発に成功したと発表した。 2024年6月に発表した非金属触媒を用いたポリエステル樹脂の重合技術に、さらに特定組成を組み合わせる …続きを読む
米国・オクラホマ州立大の研究G、SAFなど持続可能なバイオ燃料向け共発酵プロセスを開発(2024.8)
米国・オクラホマ州立大学工学・建築・技術学部の研究者らは、ジェット燃料に変換可能な再生可能資源から作られるバイオ燃料であるブタノールの生産につながる共発酵プロセス(co-fermentation process)の改良 …続きを読む