研究情報

TOWING、タイにて高機能バイオ炭を活用した農業実証を本格展開。タイの大手企業との連携(2025.6)

 名古屋大学発スタートアップ・高機能バイオ炭開発の㈱TOWING(名古屋市)は、タイ王国において、同国や日本国内の大手企業と連携し、地域の未利用バイオマスの炭化物にTOWINGが保有する土壌由来の微生物群を効率的に選別・ …続きを読む

2025-06-11 | Posted in 研究情報 |  

 

日本ゼオン、植物由来の原料製造プロセス開発を行う研究棟をゼオンケミカルズ米沢の敷地内に新設(2025.6)

 日本ゼオン㈱は、この度ゼオンケミカルズ米沢㈱(山形県米沢市)敷地内に、植物原料由来の原料製造プロセス開発を行う研究棟を新設したと発表した。本設備では、合成ゴムの主原料であるブタジエンやイソプレンを植物原料から直接生産す …続きを読む

2025-06-11 | Posted in 研究情報 |  

 

高機能バイオ炭開発のTOWING、 シリーズBラウンドで19.4億の資金調達実施。 サントリー、電源開発等も参画、累計調達額29.5億円を達成(2025.5)

 高機能バイオ炭「宙炭(そらたん)」の開発・製造・販売および、関連する技術サービスの提供を行うTOWINGは、シリーズBラウンドにおいて、既存投資家のBeyond Next Ventures㈱、三菱UFJキャピタル㈱、京 …続きを読む

2025-06-02 | Posted in 研究情報 |  

 

カネカと奈良先端大研究G、生分解性バイオポリマーの原料PHAの合成酵素の全体構造解明。世界初(2025.5)

 ㈱カネカは、奈良先端科学技術大学院大学研究推進機構との共同研究において、生分解性バイオポリマーの原料となる「ポリヒドロキシアルカン酸(PHA)」の生合成に関わる最重要酵素「PHA合成酵素」の三次元構造を、X線結晶構造解 …続きを読む

2025-05-29 | Posted in 研究情報 |  

 

東大・九大等の研究G、非生分解性とされていた市販釣り糸が海洋で生分解することを発見。漁業系プラごみ問題解決へ(2025.5)

 東京大学、九州大学、一般財団法人化学物質評価研究機構(CERI)、長岡技術科学大学、愛媛大学の研究グループは、海洋では分解しないとこれまで共通認識されていた市販の釣り糸の中に、代表的な海洋生分解性ポリマーのセルロースと …続きを読む

2025-05-18 | Posted in 研究情報 |  

 

IAEA等研究G、海藻養殖の炭素貯蔵としての潜在的可能性を核技術を使い明らかに。IAEAのリリースから(2025.5)

 IAEAの支援を受けた新たな研究により、海藻養殖場は自然の沿岸生態系と同じくらい効率的に炭素を貯蔵しており、海洋炭素除去方法の可能性が高まっていることがわかった。  IAEAの支援を受け、最近Nature: Clima …続きを読む

2025-05-18 | Posted in 研究情報 |  

 

独・スタートアップのelementarhy社、水素製造コストを大幅削減する新技術開発。H2-Age Award 2025受賞(2025.5)

 革新的なグリーンテクノロジースタートアップであるドイツのelementarhy社は、ドイツ・ハンブルクで開催された水素カンファレンス「H2 National Summit」において、権威あるH2-Age Award 2 …続きを読む

2025-05-18 | Posted in 研究情報 |  

 

海洋機構等研究G、海洋水柱におけるマイクロプラスチックの全球分布を解明。海洋水柱全域で高濃度かつ広範に分布(2025.5)

 国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)の研究グループは、世界10の大学や研究機関から集った12人の研究者とともに、海面下の水柱における海洋マイクロプラスチック(MPs)の分布パターンを地球規模の視点から明ら …続きを読む

2025-05-10 | Posted in 研究情報 |  

 

カゴメとキユーピー、未利用野菜資源のバイオ炭化で共同研究開始。持続可な農業と環境負荷低減へ(2025.5)

 カゴメ㈱とキユーピー㈱は、未利用野菜資源をバイオ炭※1化する取り組みについて共同研究を開始すると発表した。本研究は、野菜に関わる事業に注力する両社が協力して、野菜の栽培・加工に関するサステナビリティ課題を解決することを …続きを読む

2025-05-04 | Posted in 研究情報 |  

 

東北大研究G、強力な温室効果ガスN2Oを高速除去できるバイオプロセスを開発(2025.5)

 東北大学の研究グループは、スポンジ担体を吊るしたDown-flow Hanging Sponge(DHS)リアクターを用いた微生物反応によるN2O除去プロセスを開発した。  N2Oは二酸化炭素(CO2)の273倍の地球 …続きを読む

2025-05-03 | Posted in 研究情報 |  

 

静大発S-Bridges等異業種7社の連携PJ「植物を100%活用するBMT(Bio Material Transformation)事業」発進(2025.4)

  国立大学法人静岡大学発ベンチャー企業のS-Bridges㈱は、植物を100%活用するBMT(Bio Material Transformation)事業を異業種7社と協力して 取り組みを開始する。サーキュラーエコノミ …続きを読む

2025-04-23 | Posted in 研究情報 |  

 

日揮HD、大規模アンモニア分解による水素製造の技術開発を加速。米・アモジー社開発の分解触媒利用’(2025.4)

 日揮ホールディングス㈱は、大規模アンモニア分解による水素製造の技術開発に向け、米国スタートアップ企業であるアモジー社とアモジー社の触媒活用に関する基本合意書(MOU)を締結したと発表した。本MOU締結により、日揮HDが …続きを読む

2025-04-20 | Posted in 研究情報 |  

 

ユーグレナ社とC4U社、国産ゲノム編集技術CRISPR-Cas3でユーグレナの品種改良に成功。ゲノム編集株を迅速に産業利用へ(2025.4)

 株ユーグレナおよびC4U㈱(大阪府吹田市)は、2023年5月より、「ユーグレナにおけるCRISPR-Cas3法でのゲノム編集技術応用」に関する共同研究を実施してきた。この度、本研究の成果として、CRISPR-Cas3法 …続きを読む

2025-04-20 | Posted in 研究情報 |  

 

東京科学大、ビジョンを実現する融合研究体制を全学に導入。2028年度をめどに全研究者1,800人が参画へ(2025.4)

 東京科学大学(Science Tokyo)は、善き未来をビジョンとして掲げ、その実現を目指す研究体制「ビジョナリーイニシアティブ(VI)」を、2025年4月より全学に導入する。VIは現行の医学、歯学、理学、工学、情報学 …続きを読む

2025-04-16 | Posted in 研究情報 |  

 

水素エンジン開発のi Labo社、出光興産等を引受先とする第三者割当増資により約8億円調達(2025.4)

 水素エンジン開発のスタートアップ企業・i Labo㈱は、このたび、第三者割当増資により、TPR㈱、㈱上組、㈱三芳エキスプレス、出光興産㈱を引受先とする第三者割当増資を実施し、約8億円の資金調達を完了したと発表した。   …続きを読む

2025-04-16 | Posted in 研究情報 |  

 

東北大・神戸大等の研究G、阿寒湖のマリモ、生物量が過去120年で大きく減少。環境DNAとミジンコ遺骸で判明(2024.4)

 「阿寒湖のマリモ」(学名: Aegagropila brownii)は、球状集合体を形成する緑藻で、20世紀前半にその生物量が減少したとされてきましたが、生育状況の変遷を示す定量的なデータはなかった。  東北大学、釧路 …続きを読む

2025-04-12 | Posted in 研究情報 |  

 

AGC、空気中のCO2回収効率を大幅に向上の化学吸収液を開発。大阪・関西万博で実証実験(2025.4)

 AGC㈱は、空気中のCO2を直接回収する技術であるDAC(Direct Air Capture)において、CO2を効率的に回収する化学吸収液を開発したと発表した。DACは、2050年カーボンニュートラルの実現に不可欠な …続きを読む

2025-04-02 | Posted in 研究情報 |  

 

日本微細藻類技術協会(IMAT)、微細藻類産業の評価体制を強化。新評価施設の開所式を開催(2025.4)

 一般社団法人日本微細藻類技術協会(IMAT)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した「微細藻類技術開発/微細藻類研究拠点における基盤技術開発」において、藻類産業支援施設を増築した。 …続きを読む

2025-04-01 | Posted in 研究情報 |  

 

大陽日酸、横浜バイオ産業センター内にSI事業部開発拠点を新設。機能性タンパク質生産技術開発を推進(2025.3)

 日本酸素ホールディングスグループの日本産業ガス事業会社である大陽日酸㈱は、無細胞タンパク質合成技術の応用研究開発を推進するため、公益財団法人 木原記念横浜生命科学振興財団の管理する木原横浜バイオ産業センター内に、SI事 …続きを読む

2025-03-29 | Posted in 研究情報 |  

 

コスモエネルギーHDと静大、海水の電気分解で低コストのグリーン水素製造の共同検討開始(2025.3)

 コスモエネルギーホールディングス㈱と国立大学法人静岡大学は、海水の電気分解による経済性の高いグリーン水素製造に向けた共同検討に関する契約を2025年1月6日に締結したと発表した。  グリーン水素は、回収したCO2を有価 …続きを読む

2025-03-27 | Posted in 研究情報 |  

 

クレアトゥラ、シリーズAファイナルクローズで2億円の資金調達。累計5.5億円に(2025.3)

 カーボン・クレジットの開発・提供、及び、再生可能エネルギーの導入支援を通じて、企業の温室効果ガス排出削減を支援するクレアトゥラ㈱(東京都港区)は、シリーズAファイナルクローズにおいて2億の資金調達を実施。NVCC9号投 …続きを読む

2025-03-24 | Posted in 研究情報 |  

 

島津製作所、「バイオものづくり神戸事業所」を開所。有用微生物の開発期間を1/10に短縮へ(2025.3)

 ㈱島津製作所は、3月18日に「島津製作所 バイオものづくり神戸事業所」を神戸医療産業都市(神戸市中央区)に開所したと発表した。  同事業所では、二酸化炭素(CO2)からバイオプラスチックを生産できる有用微生物を、迅速に …続きを読む

2025-03-24 | Posted in 研究情報 |  

 

阪大と大和ハウス研究G、高変換率のバイオメタノール合成法開発。従来の6倍の変換率実現(2025.3)

 大阪大学と大和ハウス工業㈱の共同研究グループは、常温・常圧下で、バイオガスに含まれるメタンガスからバイオメタノールを高い変換率で合成する方法を開発したと発表した。  大阪大学大久保教授らの研究グループは、2017年に世 …続きを読む

2025-03-24 | Posted in 研究情報 |  

 

産総研と清水建設、高性能かつ低コストな水素吸蔵合金タンクを開発。高速水素吸蔵が可能に(2025.3)

 国立研究開発法人 産業技術総合研究所(産総研)と清水建設㈱は共同でこのほど、高性能かつ低コストな水素吸蔵合金タンクを開発したと発表した。  水素はクリーンで持続可能なエネルギーとして期待されている。水素吸蔵合金を使った …続きを読む

2025-03-24 | Posted in 研究情報 |