研究情報

日本ゼオン、米・スタートアップSyzygy社に投資。光を用いた化学反応促進技術の開発へ。(2024.2)

 日本ゼオン㈱は、この度、CVCを運営する子会社Zeon Ventures Inc. (米国カリフォルニア州)を通して、光を用いて化学反応を促進させる技術を開発する米国スタートアップであるSyzygy Plasmonic …続きを読む

2024-02-26 | Posted in 研究情報 |  

 

東邦ガス、低コストCO2分離回収技術確立へ実証験開始。SyncMOF社の高性能な吸着材使用(2024.2)

 東邦ガス㈱は、高性能な吸着材を用いた低コストなCO2分離回収技術の確立に向けた実証試験を開始したと発表した。  CO2分離回収技術には、「化学吸収法」「物理吸着法」「膜分離法」などの方法が存在する。本試験は、「物理吸着 …続きを読む

2024-02-25 | Posted in 研究情報 |  

 

理研、筑波大共同研究G、エタノールがトマトの高温耐性を高めることを発見。農作物の高温ストレス強化(2024.2)

 理化学研究所(理研)と筑波大学の共同研究グループは、トマトへのエタノールの投与により、高温ストレス耐性が強化されることを発見した。本研究成果は、農作物の高温耐性を強化する技術の開発に貢献すると期待できる。  今回、共同 …続きを読む

2024-02-20 | Posted in 研究情報 |  

 

東工大、東農大等の研究G、光合成微生物シアノバクテリアの新奇プラスミド複製因子発見(2024.2)

 東京工業大学、東京農業大学、静岡大学、Freiburg大学の研究グループは、光合成微生物であるシアノバクテリアのプラスミド複製に関わるタンパク質CyRepXを新たに同定し、これを用いたベクターを開発したと発表した。シア …続きを読む

2024-02-18 | Posted in 研究情報 |  

 

理研とユーグレナ社研究G、微細藻類ユーグレナのゲノム編集技術拡張。柔軟・緻密な改変へ(2024.2)

 理化学研究所(理研)、㈱ユーグレナの共同研究グループは、微細藻類ユーグレナの産業利用種であるユーグレナ・グラシリス(Euglena gracilis)において、Cas12a RNP複合体を用いた高効率ゲノム編集技術を確 …続きを読む

2024-02-16 | Posted in 研究情報 |  

 

シンガポール・南洋理工大の研究G、プラスチックを分解するための人工・虫の腸を開発(2024.2)

 シンガポールの南洋理工大学(NTU)の研究チームは、虫にプラスチックを与え、腸内で見つかった微生物を培養することで、プラスチックの生分解を促進する新たな方法を実証した。  これまでの研究では、Zophobas atra …続きを読む

2024-02-10 | Posted in 研究情報 |  

 

阪大、産総研等3者研究G、高速化学合成した糖によるバイオものづくり成功。食料競合しない原料糖調達を可能に(2024.2)

 大阪大学、産業技術総合研究所、Green Earth Institute㈱の共同研究グループは、化学合成した非天然糖を用いたバイオものづくりに世界で初めて成功したと発表した。  農業で得られるトウモロコシなどのバイオマ …続きを読む

2024-02-10 | Posted in 研究情報 |  

 

アルヌール、名城大と微細藻類由来フコキサンチン抗酸化作用・生理活性の共同研究開始(2024.2)

 ㈱アルヌールは、名城大学との間で共同研究契約を締結し、「微細藻類由来フコキサンチンのトランス型とシス型異性体の抗酸化作用及び肌に関する生理活性の差異に関する研究」を2024年1月30日より開始したと発表した。  アルヌ …続きを読む

2024-02-03 | Posted in 研究情報 |  

 

東工大発ベンチャー・グリーンケミカル、非可食バイオマス原料由来HMF等化成品開発。プレシリーズAラウンドで1.7億円の資金調達(2024.2)

 東京工業大学発ベンチャー・非可食バイオマス由来の糖原料から芳香族系バイオプラスチック原料の製造技術確立を目指す㈱グリーンケミカル(横浜市)は、この度、既存投資家として、㈱みらい創造機構、新規投資家として、東北大学ベンチ …続きを読む

2024-02-03 | Posted in 研究情報 |  

 

農業脱炭素推進のフェイガーと越・Thanh Phat社、ベトナムの脱炭素農業に関する覚書締結(2024.1)

 ㈱フェイガー(東京都港区)とベトナム全土で土木やインフラ工事を担うThanh Phat Construction社は、2024年1月にベトナムにおけるカーボンクレジットによる脱炭素農業の推進に関する覚書を締結した。フェ …続きを読む

2024-02-02 | Posted in 研究情報 |  

 

東大、海洋機構、産総研、JBPA等6者研究G、生分解性プラは深海でも分解を実証。(2024.1)

 東京大学、海洋研究開発機構(JAMSTEC)、群馬大学、製品評価技術基盤機構(NITE)、産業技術総合研究所(AIST)、日本バイオプラスチック協会(JBPA)は、様々な生分解性プラスチック(PLA・ポリ乳酸を除く)が …続きを読む

2024-01-29 | Posted in 研究情報 |  

 

東北大と海洋機構、「変動海洋エコシステム高等研究所」を設置。謎の多い海洋生態系の環境メカニズム解明へ(2024.1)

 東北大学及び海洋研究開発機構(JAMSTEC)は、2024年1月1日付けで「変動海洋エコシステム高等研究所」を設置したと発表した。  この研究所は、東北大学とJAMSTECが共同して文部科学省・世界トップレベル研究拠点 …続きを読む

2024-01-29 | Posted in 研究情報 |  

 

兼松、Spiberと人工構造タンパク質の用途開発を開始。第三者割当増資引き受け、株式取得(2024.1)

 兼松㈱とSpiber㈱(スパイバー:山形県鶴岡市)はスパイバーが製造する構造タンパク質素材「Brewed Protein(ブリュード・プロテイン)」の幅広い産業領域における用途開発を目指して協業を開始したと発表した。ま …続きを読む

2024-01-27 | Posted in 研究情報 |  

 

日本触媒と理研、新たな海洋生分解性プラ開発~PES骨格、高ガスバリア性。NEDO事業で(2024.1)

 ㈱日本触媒と国立研究開発法理化学研究所の研究グループは、2021年度から参画しているNEDOの委託事業「海洋生分解性プラスチックの社会実装に向けた技術開発事業」において、新規海洋生分解性プラスチックの開発に成功したと発 …続きを読む

2024-01-21 | Posted in 研究情報 |  

 

商船三井、モーリシャスでの海洋温度差発電事業化に向け、経産省事業に採択。海洋再生可能エネルギー実用化へ(2024.1)

 ㈱商船三井が取り組む、モーリシャスにおける海洋温度差発電(Ocean Thermal Energy Conversion:OTEC)の事業化のための「海洋深層水複合利用モデルの実現可能性調査」の一環としての「取水管設置 …続きを読む

2024-01-21 | Posted in 研究情報 |  

 

東大研究G、イネの栄養の吸収・利用効率を改善する遺伝子発見。低肥料栽培への利用可能性(2024.1)

 東京大学の研究グループは、イネ転写因子OsbZIP1遺伝子がイネの栄養利用、吸収効率を制御することを明らかにした。  本研究では変異体を材料に用いた表現型解析、遺伝子発現解析を行ったことで、OsbZIP1変異体である8 …続きを読む

2024-01-16 | Posted in 研究情報 |  

 

アルヌール、黒毛和牛肥育大手の水迫ファームと業務提携。海藻・カギケノリ飼料化実証へ(2024.1)

 ㈱アルヌール(東京都渋谷区)は、黒毛和牛肥育大手の水迫畜産グループである㈱水迫ファーム(鹿児島県指宿市)と、カギケノリの飼料化に向けて、飼料及び飼料添加物の安全性、GHG削減効果等の実証試験を行うべく業務提携契約を締結 …続きを読む

2024-01-13 | Posted in 研究情報 |  

 

住友商事と米・ソラリアント、バガスとウッドチップ活用のバイオ燃料やバイオケミカル製造の実証実験へ(2024.1)

 住友商事㈱は、米国のソラリアントキャピタル(Solariant Capital LLC)と2023年12月7日に新たなバイオ燃料製造およびサプライチェーンの構築に関する基本合意書を締結し、製糖工場でサトウキビを圧搾した …続きを読む

2024-01-13 | Posted in 研究情報 |  

 

自然科学研究機構、理研等の研究G、複雑な形状のタンパク質をゼロからの人工設計に成功(2024.1)

 自然科学研究機構 分子科学研究所、同機構生命創成探究センター、理化学研究所、大阪大学、千葉大学の共同研究グループは、αヘリックスが不規則に並ぶ複雑な形状のall α型タンパク質の立体構造を人工設計する技術を開発し、これ …続きを読む

2024-01-06 | Posted in 研究情報 |  

 

西松建設、横浜国大等3者、バイオメタネーション技術の研究開発推進。開発成果が受賞(2023.12)

 西松建設㈱と国立大学法人横浜国立大学ならびに三機工業㈱は、CO2の回収・利用を実現するため、バイオメタネーション技術の研究開発に共同で取り組んでおり、本技術は、メタンへの変換にMBfRと呼ばれる膜技術を適用することで、 …続きを読む

2024-01-05 | Posted in 研究情報 |  

 

DX農業支援のサグリ、インドネシアのボゴール農業大学と覚書(MoU)を締結。(2023.12)

 衛星データ(Satellite)×機械学習(AI)×区画技術(GRID)を掛け合わせ、農業や環境における課題解決を目指す岐阜大学発のサグリ㈱(兵庫県丹波市)は、2023年12月、インドネシアのボゴール農科大学(IPB) …続きを読む

2024-01-04 | Posted in 研究情報 |  

 

日本ゼオン、名大、名大発フレンドマイクローブ3者、 微生物によるカーボンナノチューブの分解方法開発。世界初(2023.12)

 日本ゼオン㈱は、国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学、名古屋大学発ベンチャーの㈱フレンドマイクローブ(名古屋市千種区)との共同研究により、カーボンナノチューブ(CNT)を微生物により効率的に分解する世界で初となる新手 …続きを読む

2023-12-28 | Posted in 研究情報 |  

 

独・マックスプランク研究所、大腸菌に合成CO2固定成功。生きた細胞へ新CO2固定サイクル開発。(2023.12)

 合成生物学は、CO2 の捕捉と変換のための生化学的経路を構築するものとなっている。ドイツのマックス・プランク研究所の研究グループは、CO2を中心的な生体構成要素であるアセチルCoA に直接変換する合成生化学サイクルを開 …続きを読む

2023-12-27 | Posted in 研究情報 |  

 

三井化学、東京大学未来ビジョン研究センター等3者、バイオマスナフサ由来製品のLCA算出の共同研究(2023.12)

 三井化学㈱は、今後も社会のバイオマス化進展に貢献するため、三井化学グループにおいてISCC PLUS認証の取得を進め、マスバランス方式によるバイオマス製品の社会実装の拡大を目指しており、フェノール・チェーン製品である「 …続きを読む

2023-12-27 | Posted in 研究情報 |