研究情報

クレアトゥラ、シリーズAファイナルクローズで2億円の資金調達。累計5.5億円に(2025.3)

 カーボン・クレジットの開発・提供、及び、再生可能エネルギーの導入支援を通じて、企業の温室効果ガス排出削減を支援するクレアトゥラ㈱(東京都港区)は、シリーズAファイナルクローズにおいて2億の資金調達を実施。NVCC9号投資事業有限責任組合(運営者:日本ベンチャーキャピタル㈱)、水素の森投資事業有限責任組合(呼称:Niterra 水素の森ファンド 、運営者:グローバル・ブレイン㈱)、東急建設-GBイノベーション投資事業有限責任組合(運営者:グローバル・ブレイン㈱)、との正式契約を締結したと発表した。 シリーズAでの累計調達額は5.5億円となり、この資金を活用し、事業拡大スピードを速めることで、我々のミッションである「かけがえのない自然を次世代へ」の実現に近づける考えだ。

 同社は「かけがえのない自然を次世代へ」というミッションのもと、企業等の脱炭素化の実現に向けて、カーボン・プロジェクト開発、カーボン・クレジット等の提供、及び、コンサルティングを推進している。2022年7月の設立以来、販売してきた累積のカーボン・クレジット、再エネ証書の量はCO2換算で110万トンを超えている。

 世界的な気候変動対策への必要性が高まる中、全世界のカーボン・クレジットの需要も2020年時点で1億トン程度から2030年には11億トンまで拡大することが予想されており、また日本においても2026年度から排出量取引制度が開始することが閣議決定されたため、その需要は飛躍的に高まることが想定されている。一方で、昨今、CO2の削減量が過大評価されているプロジェクトの存在が指摘されるようになっていることもあり、質の高いクレジットを活用することでグリーンウォッシングのリスクを避けることが企業にとっての重要な課題となっている。

 こうした背景のもと、同社ではフィリピン・パンガシナン地方で、㈱クボタ及び東京ガス㈱と共同で水田のメタン削減プロジェクトを立ち上げる他、ベトナム、タイ、バングラディシュでの自らプロジェクト開発を進めることで、クレジットの質を担保し、クレジットの量及び質への双方のニーズへの対応を進めている。また、東京ガスとは国内でもJクレジットの創出を進める等、信頼性の高いプロジェクトを自ら新たに開発することで当該ニーズへの対応を進めている。さらにこれらのクレジット開発にはITの活用を進めることで信頼性の確保を行っている。今回調達した資金をもとに、現在実施している国内外でのカーボン・プロジェクトの開発及び、IT/SaaSの開発を加速させることで、今後飛躍的に拡大する質の高いカーボン・クレジットの需要に応えていく考えだ。

詳しくは、→https://www.creattura.com/news/25031

 

2025-03-24 | Posted in 研究情報 |