コスモ石油等設立のSAFFAIRE SKY ENERGY、国内初の国産SAF大規模製造設備竣工式開催(2025.3)
コスモ石油㈱、日揮ホールディングス㈱(日揮HD)、㈱レボインターナショナルの3社が設立した合同会社SAFFAIRE SKY ENERGY(サファイア スカイ エナジー)は、廃食用油を原料とした国産SAF(Sustain …続きを読む
帝人、環境配慮型炭素繊維製品の新ブランド展開。リサイクル材やバイオマス材利用の2製品(2025.3)
帝人㈱は、このたび、リサイクル材などを用いた環境配慮型の炭素繊維製品ブランド「Tenax Next(テナックス ネクスト)」を立ち上げ、このブランドに関する2製品の販売を開始すると発表した。なお、帝人グループは世界最大 …続きを読む
帝人フロンティア、繊維to繊維プロセス生産の再生ポリエステル繊維がISCC PLUS認証取得。マスバランス方式展開へ(2025.3)
帝人フロンティア㈱は、松山事業所における「繊維to繊維」プロセス(→衣料品などの廃棄ポリエステル製品から、同社が開発したケミカルリサイクル技術(新BHET法)を用いて、石油由来のポリエステルと同等品質の再生ポリエステル …続きを読む
レノバ、大型・唐津バイオマス発電所の営業運転開始を2025年9月に再延期(2025.3)
㈱レノバは、同社の持分法適用会社である合同会社唐津バイオマスエナジー(唐津GK)が保有する唐津バイオマス発電所について、2025年3月中の運転開始に向けて試運転を進めていたが、長期間の安定稼働に向けたボイラ・タービン設 …続きを読む
欧州最大規模グリーン水素製造PJ/デンマーク・Everfuel社、同国・Crossbridge Energy社へ初の水素生産供給(2025.3)
2025年2月28日、デンマークのEverfuel A/SとCrossbridge Energy Fredericia A/Sは、Crossbridge Energy製油所への水素の初生産と納品を発表した。これはHyS …続きを読む
中国石油化工(Sinopec)、香港へのバイオ航空燃料輸送を開始(2025.2)
中国石油化工(Sinopec)は、2025年2月28日、香港へのバイオ航空燃料の出荷を開始したと発表した。これは中国本土外のバイオ航空燃料市場に参入する中国企業としては初の事例となる。同社のバイオ航空燃料500トンを積 …続きを読む
ノルウェー・Wastefront、廃タイヤのSAF変換プラントを英国で着工。(2025.2)
ノルウェーのWastefrontは、持続可能な航空燃料(SAF)に精製される廃タイヤ由来の油を生産するため、英国・サンダーランド港に廃タイヤ燃料化プラントの建設を開始したと発表した。 1億ポンドを投じたサンダーランド …続きを読む
ユーグレナ社、「持続可能な航空燃料(SAF)の導入促進に向けた官民協議会」の新構成員に(2025.2)
㈱ユーグレナは、2025年2月26日に開催された第6回「持続可能な航空燃料(SAF)の導入促進に向けた官民協議会」より、同協議会の構成員となったと発表した。 同協議会は、SAFの導入を加速させるため、技術的・経済的な …続きを読む
三菱ケミカルG、植物由来樹脂利用のプリプレグがISCC PLUS認証取得。スポーツ・自動車・産業等用途へ(2025.2)
三菱ケミカルグループは、2024年11月、三菱ケミカル東海事業所(愛知地区)で製造する植物由来樹脂を用いたプリプレグが、持続可能な製品の国際的な認証制度のひとつである ISCC(International Sustai …続きを読む
マレーシア航空Gと同国・FatHopes Energy、SAFのイノベーション推進に向けて提携(2025.2)
2025年2月28日、マレーシア航空とファイアフライの親会社であるマレーシア航空グループ(MAG)は、マレーシアの大手バイオ燃料原料サプライヤーであるFatHopes Energy Sdn Bhd(FHE)と覚書(Mo …続きを読む
マツダ、キュポラ溶解炉にて全量バイオマス燃料で実証操業実施。CN操業に地域一体で挑む(2025.2)
マツダ㈱は、本社工場に設置されている鋳造の基幹設備であるキュポラ溶解炉(キュポラ)において、燃焼時にCO2を排出する化石燃料から、カーボンニュートラル(CN)なバイオマス燃料であるヤシ殻由来のバイオ成型炭に全量転換する …続きを読む
日本ゼオン、持続可能な液体燃料開発のスタートアップAether社に投資。SAF分野参入へ(2025.2)
日本ゼオン㈱は、この度、CVCを運営する子会社Zeon Ventures Inc. (米国カリフォルニア州)を通して、シンガポールと米国を拠点にコスト優位性の高い持続可能な液体燃料の製造技術を開発するスタートアップ A …続きを読む
ハイケムと中・カーボンエナジー社が合弁会社設立。CO2有効利用の先進技術を共同開発(2025.2)
化学品商社兼メーカーのハイケム㈱(東京都港区)と、気候テック企業の炭能科技(北京)有限公司(カーボンエナジー社:北京市)は、CO2有効利用に関する先進技術の共同開発と普及を目的とした合弁会社「株式会社HighEnerg …続きを読む
ENEOSと三菱商事、 和歌山製造所でのSAF製造に関する基本設計を共同実施。バイオナフサ等含め製造へ(2025.2)
ENEOS㈱と三菱商事㈱は、ENEOS和歌山製造所(和歌山県有田市)における持続可能な航空燃料(SAF)の製造検討に関し、建設フェーズへ進むための基本設計(Front End Engineering Design、本基 …続きを読む
出光興産と三菱電機、マスバランス方式・バイオマスプラの家電製品への使用に向け連携開始(2025.2)
出光興産㈱と三菱電機㈱は、家電市場におけるバイオマス製品の普及を目指し、バイオマスプラスチックの家電製品への使用に向けた連携を開始することに合意したと発表した。本取り組みでは、出光興産がマスバランス方式にてバイオマス化 …続きを読む
カナデビアGのスイス・Kanadevia Inova、蘭・バイオメタン事業会社買収。子会社化企業通じ(2025.2)
カナデビア㈱の100%子会社で、ごみ焼却発電プラントやバイオガスプラントの EPC(設計・調達・施工)、運営・メンテナンスなどを手がけるKanadevia Inova AG(スイス、Inova)は、このほど、2025年 …続きを読む
ENEOS・西日本JRバス・日野自動車、国内初の合成燃料使用の万博シャトルバスを運行。3/27にお披露目式開催
ENEOS㈱、西日本ジェイアールバス㈱(西日本JRバス)、日野自動車㈱は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)開催期間中に国内初となる合成燃料を使用した駅シャトルバス(万博シャトルバス)を大阪駅から大阪・関西万博 …続きを読む
日本ゼオン・横浜ゴム、植物原料由来等のエタノールから高効率ブタジエン生成のベンチ設備導入(2025.2)
日本ゼオン㈱、横浜ゴム㈱は、植物原料由来などのエタノールからブタジエンを高効率で生成する技術を実証するためのベンチ設備をゼオン徳山工場(山口県周南市)内に建設することを決定したと発表した。 ベンチ設備は、2026 年 …続きを読む
ユニチカ、ISCC PLUS認証を3拠点で取得。リサイクル原料ベースのナイロン6フィルム等のマスバランス方式製造・販売へ。(2025.2)
ユニチカ㈱は、グループ会社を含めた国内3拠点でISCC PLUS認証を取得し、マスバランス方式に基づいてリサイクル材料を持続可能な原料として割り当てたナイロン6フィルムおよびコンパウンド樹脂の製造・販売体制を確立したと …続きを読む
日本製紙・東亜道路工業、木質由来リグニン利用の常温アスファルト混合物用乳剤を共同開発(2025.2)
東亜道路工業㈱と日本製紙㈱は、日本製紙の特殊変性リグニン製品「StarLigno(スターリグノ)」を採用した「常温アスファルト混合物用乳剤」を共同開発したと発表した。本製品は、常温アスファルト乳剤混合物でありながら一般 …続きを読む
日本製紙・住友商事等3社、木質バイオマス原料バイオエタノール等製販・合弁会社設立へ。国産SAFの原料安定供給目指す(2025.2)
日本製紙㈱、住友商事㈱、およびGreen Earth Institute㈱(GEI)は、「木質バイオマスを原料とするバイオエタノールおよびバイオケミカル製品の製造販売事業」に向け、合弁会社「森空バイオリファイナリー合同 …続きを読む
仏・Arkema・独・BASF等、世界初の持続可能なトウゴマプログラム「Pragati」の8年目の成果公表(2025.2)
フランスのArkema、ドイツのBASF, Jayant Agro-Organics、および実施パートナーのSolidaridadは、2016年5月にこのPragatiプロジェクトを開始した。8 年目の終わりに、メンバ …続きを読む
TJグループHD、奈良・生駒市での木質廃棄物・未利用材使った木質バイオマス発電所完成。(2025.2)
木質資源の地産地消の普及に取り組むTJグループホールディングス㈱(大阪市中央区)は、かねてより奈良県生駒市にて建設を進めていた木質バイオマス発電所(株式会社BPSいこま北田原発電所)が完成したと発表した。 発電所運営 …続きを読む
韓・LG Chem、100%植物由来・バイオアクリル酸の商業生産を開始へ。微生物発酵で生産(2025.2)
韓国のLG Chem(ソウル市)は、植物油由来の環境に優しい原料で世界市場に参入する。同社は2月13日、今年第2四半期にバイオアクリル酸の生産を開始すると発表した。生産能力は、プロトタイプで年間100トンまで増加できる …続きを読む