トピックス,マテリアル他編
出光興産と三菱電機、マスバランス方式・バイオマスプラの家電製品への使用に向け連携開始(2025.2)
出光興産㈱と三菱電機㈱は、家電市場におけるバイオマス製品の普及を目指し、バイオマスプラスチックの家電製品への使用に向けた連携を開始することに合意したと発表した。本取り組みでは、出光興産がマスバランス方式にてバイオマス化学品を製造し、それらを原料としたバイオマスプラスチックを三菱電機の家電製品(空調機器、冷蔵庫)に使用することを目指す。
マスバランス方式・バイオマス化学品を原料としたバイオマスプラスチックは、石油由来プラスチックと比較し、以下の特徴を有すると考えられている。
● 植物や廃食油等から製造されるため、ライフサイクル全体を通じて CO2排出量を抑制することが可能 ● 石油由来プラスチックと同等の品質であるため、マテリアルリサイクルを阻害することなく家電製品に使用することが可能