エネルギー編
山梨県とサントリー・東レ等10社、国内最大規模グリーン水素製造のP2Gシステム実証開始。サントリー天然水工場や蒸留所での利用へ (2025.10)
2025年10月11日、山梨県、並びに技術開発参画企業 10 社(東レ㈱、東京電力ホールディングス㈱、東京電力エナジーパートナー㈱、カナデビア㈱、シーメンス・エナジー㈱、㈱加地テック、三浦工業㈱、サントリーホールディン …続きを読む
米・GM、次世代水素燃料電池開発の終了を発表。Hondaとの合弁PJ生産は継続(2025.10)
米国のGeneral Motors(GM)は、2025年10月10日、HYDROTECブランドによる次世代水素燃料電池の開発を中止すると発表した。ホンダとの合弁会社であるFuel Cell System Manufac …続きを読む
出光興産、ベトナムのバイオマス燃料・ブラックペレット(BP)生産工場が商業運転開始。世界最大規模(2025.10)
出光興産㈱は、ベトナム・ザライ省(旧ビンディン省)にバイオマス燃料であるブラックペレット(BP)生産工場を建設し、10月8日に商業運転を開始したと発表した。本工場はベトナム初のBP生産工場で、年産12万トンの製造能力を …続きを読む
JAL、森空バイオリファイナリー合同会社に出資。2027年、純国産バイオエタノール製造へ、プラント建設始動。(2025.10)
日本航空㈱(JAL)は、国産木材由来のバイオエタノールを用いた持続可能な航空燃料(SAF)の実現に向けて、森空バイオリファイナリー合同会社(代表社員:日本製紙㈱)に出資した。 森空バイオリファイナリーは、日本製紙㈱、 …続きを読む
Nesteのロッテルダム製油所の再生可能水素の生産実証PJにて、高温電解装置の稼働に成功(2025.10)
フィンランド・Nesteのロッテルダム製油所における、再生可能水素生産を実証する先駆的な MultiPLHY プロジェクトが重要な節目に到達した。コンソーシアムのパートナーは、オランダ・ロッテルダムにあるNesteの再 …続きを読む
レゾナック・日本触媒、プラスチックのケミカルリサイクルによる低炭素アンモニア事業拡大(2025.10)
㈱レゾナックは、川崎事業所におけるアンモニア事業において、使用済みプラスチック由来の水素のみを原料とすることで、アンモニアの低炭素化を図ることを決定した。2030年4月からの設備稼働開始を計画している。 本施策は、経 …続きを読む
墺・OMV、欧州最大級・140MWのグリーン水素電解プラントの建設に着工。2027年末稼働予定(2025.10)
オーストリアのエネルギー企業のOMVは、欧州最大級のグリーン水素電解プラントの建設に着工し、気候中立のエネルギー社会実現に向けた新たなマイルストーンを刻む。ブルック・アン・デア・ライタに建設される140MWのこのプラン …続きを読む
成田空港でスイートソルガム栽培し、バイオエタノール製造へ。SAFの地産地消の取り組み。(2025.10)
成田国際空港㈱は、「サステナブルNRT2050」を策定し、成田空港から排出されるCO2の削減することで脱炭素化をはじめとした持続可能な社会の実現を目指している。特に、排出量が大きい航空機からの削減を図るため、持続可能な …続きを読む
住友林業、日本製紙等推進の森空(もりそら)PJへ参画。国産材由来のバイオエタノール普及へ基本合意(2025.10)
住友林業㈱と森空バイオリファイナリー合同会社は9月30日、国産材由来のバイオエタノールの製造・販売事業での提携に向けた基本合意書を締結したと発表した。 …続きを読む
豊田通商・ユーラスエナジー・岩谷産業、愛知製鋼にてオンサイト型低炭素水素製造供給事業の開始検討へ(2025.10)
2025年9月30日、豊田通商㈱、㈱ユーラスエナジーホールディングスおよび岩谷産業㈱の3社は、需要家の敷地において再生可能エネルギー由来の電力を活用し、低炭素水素を製造・供給する「オンサイト型モデル」の構築に向けて共同 …続きを読む
川崎重工、水素30%混焼可能な大型ガスエンジン設備を販売開始。世界初の取組(2025.10)
川崎重工業㈱は、水素を30%まで混焼可能な大型ガスエンジンを2025年9月30日より、世界で初めて販売開始したと発表した。 本製品は、同社神戸工場(兵庫県神戸市)において、2024年10月より都市ガスに水素を最大30 …続きを読む
いすゞとトヨタ、次世代FC路線バスの共同開発推進で合意。2026年度生産開始。(2025.9)
いすゞ自動車㈱とトヨタ自動車㈱は、次世代燃料電池路線バス(次世代FC路線バス)の実用化に向けて、共同で開発を進めることに合意した。2026年度より、いすゞ自動車と日野自動車㈱が50%ずつ出資するジェイ・バス㈱(ジェイ・ …続きを読む
伊藤忠・東レ・上野トランステック、国内における舶用アンモニア燃料供給拠点整備の覚書締結(2025.9)
伊藤忠商事㈱は、東レ㈱、上野トランステック㈱と舶用アンモニア燃料利用の社会実装を目指し、日本国内における舶用アンモニア燃料供給拠点の整備に向け、安全性の検証に加え、具体化に向けた必要設備や許認可関係、更には舶用アンモニ …続きを読む
豪・Woodside社・日本水素エネルギー・関西電力、日豪間の液化水素サプライチェーン構築へ協業(2025.9)
2025年9月25日、オーストラリア・エネルギー最大手のWoodside Energy(Woodside社)、日本水素エネルギー㈱(JSE社)、関西電力㈱は、日豪間における液化水素サプライチェーン構築に向けた協業に関す …続きを読む
JERAとデンソー、国内初となる火力発電所内でのSOEC水素製造実証を開始(2025.9)
2025年9月25日、㈱JERAと㈱デンソーは、JERA新名古屋火力発電所(愛知県名古屋市)にて、デンソーが開発した水電解装置SOEC(電解電力※2:200kW)を活用した水素製造実証試験を開始したと発表した。 燃焼 …続きを読む
グリーン水素鋼材開発のスウェーデン・Stegra、米・Microsoftとの契約発表。排出ガスゼロに近い鋼材需要を促進へ(2025.9)
グリーン水素鋼材開発のパイオニアであるスウェーデンのStegra(旧社名:H2 Green Steel)は米国のMicrosoftと2つの新たな契約を締結したと発表した。 1つは、Microsoftのデータセンターで …続きを読む
レノバ、大型・御前崎港バイオマス発電所の運転再開時期を延期。部材納入の遅れ(2025.9)
㈱レノバの連結子会社である合同会社御前崎港バイオマスエナジーが保有する御前崎港バイオマス発電所は、 2025年9月中の運転再開に向けて2025年6月より点検及び補修工事を進めていたが、必要部材の納入に時間を要した等の事 …続きを読む
韓・HD現代オイルバンク、大韓航空国際線にSAF供給へ。韓国内SAF市場へ参入(2025.9)
韓国のHD現代オイルバンクは、大韓航空の日本国際線航空機にSAF(Sustainable Aviation Fuel)を供給する。国内SAF市場初進出だ。 HD現代オイルバンクは大韓航空と仁川-神戸路線に対するSAF …続きを読む
大韓航空(Korean Air)、日本路線で国産SAFの使用を拡大(2025.9)
大韓航空は国産の持続可能な航空燃料(SAF)の使用を拡大し、神戸と大阪行きの便にSAFブレンドを導入した。 同航空は、2024年8月から2025年8月にかけて、仁川-羽田線で国産SAFを初めて試験運用し、その安全性と …続きを読む
エア・ウォーターと戸田工業、北海道豊富町で未利用天然ガス活用のDMR水素製造プラントが完成(2025.9)
エア・ウォーター㈱と戸田工業㈱は、北海道天塩郡豊富町において建設を進めていた未利用天然ガスを活用したDMR水素製造プラントが完成し、9月18日に竣工式を執り行ったと発表した。 本プラントは、NEDO(国立研究開発法人 …続きを読む
日野自動車、燃料電池大型トラック新発売。水素社会実現へ国内初の量産モデル(2025.9)
日野自動車㈱は、カーボンニュートラルと水素社会の実現に貢献すべく、環境性能と実用性を両立した国内初の燃料電池大型トラック量産モデル「日野プロフィア Z FCV」を10月24日に発売すると発表した。 ■発売の背景 日野 …続きを読む
三菱重工、バイオエタノール膜分離脱水システム開発のパイロットプラントで所期性能達成(2025.9)
三菱重工業は、バイオエタノール製造を低コスト・高効率化する膜分離脱水システム(MMDS:Mitsubishi Membrane Dehydration System)の開発に関し、同社総合研究所長崎地区の「長崎カーボン …続きを読む
PETRONAS、マレーシア航空グループ向けに現地ブレンドSAFを納入。同国初の取組み(2025.9)
2025年9月12日、PETRONASはマレーシア航空グループ(MAG)向けにマレーシア初の混合持続可能航空燃料(SAF)をクアラルンプール国際空港(KLIA)に納入することに成功し、マレーシアで継続的かつスケーラブル …続きを読む
NTTデータ、SAF普及拡大へ、マレーシア・FATHOPES ENERGY社と廃食油回収支援アプリ共同開発の検討開始(2025.9)
㈱NTTデータは、持続可能な航空燃料(SAF:Sustainable Aviation Fuel)の普及拡大に向け、マレーシアで廃食油回収事業等を展開するFATHOPES ENERGY HOLDING PTE LTD( …続きを読む