研究情報
宮城・南三陸町の藻場再生・拡大に向け、MS&ADグループ、鹿島建設等4者、共同研究開始(2023.8)
南三陸町、一般社団法人サスティナビリティセンター、MS&ADインシュアランスグループホールディングス㈱、鹿島建設㈱は、南三陸町が推進する「いのちめぐるまちプロジェクト」の一環として、生態系の保全、CO2の吸収源となる藻 …続きを読む
植物肉のDAIZ、植物性たんぱく質由来の液卵を開発。ハイブリッド液卵食品として市場開拓へ(2023.8)
発芽大豆由来の植物肉を開発・製造するスタートアップのDAIZ㈱(熊本県熊本市)は、鶏卵と混ぜて”ハイブリッド液卵”として使用する植物性たんぱく質由来の液卵「MIRACLE EGG(ミラクルエッグ)の開発に成功したと発表 …続きを読む
双日等6者G、水素細菌によるCO2とH2を原料とする革新的なものづくり技術の開発開始。NEDO支援事業で(2023.8)
双日㈱、電力中央研究所、Green Earth Institute㈱、DIC㈱、東レ㈱、㈱ダイセルは、NEDOが公募した「グリーンイノベーション基金事業/バイオものづくり技術によるCO2を直接原料としたカーボンリサイク …続きを読む
国立環境研究所、九大等の研究G、光による地中の有機物と微生物活性を推定する新手法開発(2023.8)
北海道大学、信州大学、九州大学、国立環境研究所の研究グループは、野外の森林土壌中の有機物組成とそれが微生物に分解されることによって生じるCO2の放出速度を非破壊的かつ迅速に推定する新しい観測法を開発したと発表した。 …続きを読む
京大と中国同済大の研究G、CO2のみにゲートを開いて吸着するフレキシブル多孔性材料開発(2023.8)
京都大学と中国同済大学の共同研究グループは、様々なガス分子の中からCO2に対してのみゲートを開いて吸着するフレキシブル多孔性材料の開発に成功したと発表した。 温室効果ガスであるCO2を効率的に分離して回収する技術の開 …続きを読む
マイクロ波化学、三井化学等3社、マイクロ波加熱利用のナフサクラッキング技術共同開発へ(2023.8)
マイクロ波化学㈱と千代田化工建設㈱、三井化学㈱はマイクロ波加熱を利用した革新的ナフサクラッキング技術の共同開発を開始したと発表した。 また、本事業はNEDO「脱炭素社会実現に向けた省エネルギー技術の研究開発・社会実装 …続きを読む
日油と東大発ジェリクル、テトラゲルの再生医療領域での実用化へ共同研究契約を締結(2023.8)
日油㈱と生体適合性が極めて高く、あらゆる物性を独自に制御できるテトラゲルの応用に注力する東京大学発のバイオベンチャー企業のジェリクル㈱(東京都文京区)は、テトラゲルの医療応用に向けた共同研究契約を締結したと発表した。 …続きを読む
東工大研究G、半分天然、半分人工の固体光合成材料開発。CO2還元酵素を触媒化する結晶 (2023.7)
東京工業大学の研究グループは、細胞内タンパク質結晶化反応を用いて、CO2還元活性を有するギ酸脱水素酵素(FDH)と光増感剤であるエオシン(EY)の両方を組み込んだハイブリッド固体触媒の合成に成功した。 自然界に存在す …続きを読む
積水ハウスと琉球大発シンク・ネイチャー、生物多様性のネットゲインと算出方法標準化へ、共同推進(2023.7)
積水ハウス㈱と琉球大学発スタートアップの㈱シンク・ネイチャー(沖縄県那覇市)は、2030 年のネイチャー・ポジティブの実現に向けて、積水ハウスの生物多様性の取り組み「5本の樹」計画やシンク・ネイチャーの生物多様性ビッグ …続きを読む
産総研、ポリシロキサンとバイオポリマーの特性生かした複合多孔体(エアロゲル)製造法を開発(2023.7)
国立研究開発法人 産業技術総合研究所(産総研)の研究グループは、ポリシロキサンと天然物由来のバイオポリマーを複合した多孔体(エアロゲル)の製造法を新規に開発したと発表した。 この製造法は、多孔質のポリシロキサン骨格と …続きを読む
東北大と米・ワシントン大の共同研究G、カーボンナノチューブとCNFから高強度導電性複合繊維開発(2023.7)
東北大学と米国ワシントン大学の国際共同研究グループは、セルロースナノファイバー(CNF)に高導電性を有する単層カーボンナノチューブを混合することで、新たな導電性複合セルロース繊維の開発に成功したと発表した。従来技術では …続きを読む
東北大、知識行動オープン・プラットフォーム形成へ、イニシアチブ開始。総合知を行動化、持続可能な社会実現へ(2023.7)
東北大学ではこのたび、持続可能な社会の実現に向けて、「社会とともにある大学」として従来型の枠組を超えた「Transdisciplinary」により最先端の知を迅速にアクションに繋げる知識行動オープン・プラットフォーム「 …続きを読む
伊藤忠テクノソリューションズと新潟大、農地GHG放出量の正確な測定と削減量のNFT化に向け実証実験(2023.7)
伊藤忠テクノソリューションズ㈱(CTC)は、新潟大学と共同で新潟市をフィールドに、農地におけるGHGの放出量について、正確な測定やデータの可視化に関する実証実験を6月に開始した。加えて、CTCでは測定したGHG放出量の …続きを読む
東大研究G、人工光合成向け新手法開発。プラスとマイナスの2分子が補完し光触媒機能高める(2023.7)
東京大学の研究グループは、人工光合成技術の開発に必要な「優れた可視光吸収能力」と「高耐久性」を同時に満たす光増感剤の新しい開発指針を見出したと発表した。 太陽光エネルギーでCO2を還元して再資源化する技術である人工光 …続きを読む
東大発ジェリクルがコスモ・バイオと生体組織・試料の固定化材の共同開発契約を締結(2023.7)
生体適合性が極めて高く、あらゆる物性を独自に制御できるテトラゲルの応用に注力する東京大学発バイオベンチャーのジェリクル㈱(東京都文京区)とコスモ・バイオ㈱(東京都江東区)は、生体組織・試料の固定化材の共同開発契約を締結 …続きを読む
環境移送技術のイノカ、関西大学イノベーション創生センター内に関西ラボを設立。(2023.7)
環境移送技術の㈱イノカ(東京都港区)は、西日本エリアでの 事業拡大・研究開発推進のため、7月1日に関西大学のイノベーション創生センター内に関西ラボ(大阪府吹田市)を設立した。 2022年6月、環境移送技術を活用したサ …続きを読む
農研機構、 酵素パワーで生分解性プラ製品の分解加速。農業用マルチフィルムの鋤き込みで効果実証(2023.7)
農研機構は、生分解性プラスチックを分解する酵素を用いて、野菜の栽培に使う耐久性の高い生分解性農業用マルチフィルムを、畑に敷いたまま、分解を加速させる方法を実証した。フィルムは、酵素を散布処理した翌日には強度が下がり、壊 …続きを読む
日本ゼオン、阪大に「日本ゼオン・カーボンニュートラル先進触媒共同研究講座」を開設。(2023.7)
日本ゼオン㈱と大阪大学は、7月1日、大阪大学大学院基礎工学研究科に共同研究講座(講座名:日本ゼオン・カーボンニュートラル先進触媒共同研究講座)を開設したと発表した。 本研究講座では、次世代型化学プロセスを支える先進的な …続きを読む
ユーグレナ社、微細藻類ユーグレナの燃料抽出残渣の養魚用飼料代替になる可能性を確認。(2023.6)
㈱ユーグレナは、微細藻類ユーグレナからバイオ燃料の原料となる油脂を抽出したあとの残渣を用いた水産養殖試験において、ユーグレナ残渣が養魚用飼料の代替原料になる可能性を確認したと発表した。なお、この成果は当社が受託した、N …続きを読む
出光興産、有機廃棄物を原料とする堆肥製造事業の検討開始。カナダのスタートアップ企業・Anaconda社と協働して(2023.6)
出光興産㈱と同社100%子会社の出光アメリカズホールディングス(米国カリフォルニア州サンノゼ:IAH)は、カナダのスタートアップ企業であるAnaconda Systems社と協働し、有機廃棄物を原料とした堆肥製造の事業 …続きを読む
三菱アクア・ソリューションズ等共同PJ、濃縮バイオ液肥施設で約20倍の肥料成分濃縮に成功。プロセスの事業化へ(2023.6)
三菱ケミカルグループは、三菱ケミカルアクア・ソリューションズ㈱(MCAS)が、公益財団法人福岡県リサイクル総合研究事業化センター(リ総研)の支援を受けて、九州大学、福岡県築上町などとの共同研究プロジェクトを完了し、濃縮 …続きを読む
荏原製作所、東大発のセルファイバ社との大容量細胞カプセル化装置の共同研究開発を開始(2023.6)
荏原製作所は、東京大学発の細胞量産技術開発スタートアップの㈱セルファイバと、大容量細胞カプセル化装置に関する共同研究開発を開始した。 セルファイバ社は、ひも状の細胞塊を形成する技術・特殊な細胞カプセル化技術「細胞フ …続きを読む
独・BASF、北米に生分解性とマイクロプラスチックの研究センターを開設(2023.6)
BASF(ドイツ)は、北米の顧客の事業の資源循環性と持続可能性を支援するため、ミシガン州ワイアンドットの自社敷地内にBiodegradation and Microplastics Center of Excellen …続きを読む
Green Carbon社発足の「稲作コンソーシアム」3社新たに加盟。NTTコム、ウォーターセル、ジャスミー(2023.6)
Green Carbon㈱は、2023年3月にJ-クレジット運営委員会において水田由来のカーボンクレジット創出に関する方法論が採用されたことを受け、クレジットの創出及びカーボンニュートラルの推進を目的に「稲作コンソーシ …続きを読む