研究情報

遺伝研、理研、北里大、アクアマリンふくしまの研究G、サンマのゲノム情報読み取り公開。未開だったサンマの科学的研究へ(2024.3)

 国立遺伝学研究所、北里大学、理化学研究所、アクアマリンふくしまの研究チームは、サンマの全ゲノム情報を読み取り、多様な分子生物学研究のための情報基盤を整えたと発表した。  「秋の味覚」として日本人に古くから親しまれてきた …続きを読む

2024-03-09 | Posted in 研究情報 |  

 

ロート製薬と環境移送技術のイノカ、日やけ止め製剤のサンゴ成育への影響評価法を新確立。(2024.3)

 ロート製薬㈱と㈱イノカ(東京都文京区)は、日やけ止め製剤がサンゴの成育に与える影響評価方法について検討を行った。本調査ではイノカ独自の環境移送技術を活用し、ロート製薬の「スキンアクア ネクスタ シールドセラムUVミルク …続きを読む

2024-03-08 | Posted in 研究情報 |  

 

ユアサ木材、リグニン含むCNF配合の塗料性能の研究開始。低環境負荷の木部用塗料商品化へ(2024.3)

 ユアサ木材㈱は、森林整備事業で派生する間伐材や未利用材の高付加価値化を目指し、この度、北海道立総合研究機構 林産試験場と共同で、自社林に植栽されている樹種を含めた北海道産の針葉樹・広葉樹の内、数種類をLCNF (リグノ …続きを読む

2024-03-08 | Posted in 研究情報 |  

 

東邦ガス、高機能バイオ炭開発の名大発スタートアップ・TOWINGと持続可能な農業の実現へ業務提携(2024.2)

 東邦ガス㈱は、名古屋大学発スタートアップ企業の㈱TOWING(名古屋市千種区)と、「サステナブルな次世代農業を起点とする超循環社会」の実現に向けた業務提携をしたと発表した。  高機能バイオ炭「宙炭(そらたん)」を開発す …続きを読む

2024-03-05 | Posted in 研究情報 |  

 

クボタ、東京ガス等3社、フィリピンで水田由来メタン排出削減の共同実証。農業分野民間JCMプロジェクトめざす(2024.2)

 ㈱クボタ、クレアトゥラ㈱および東京ガス㈱の3社は、水田由来のメタン排出削減が期待される水管理手法Alternate Wetting and Drying(AWD)のフィリピンにおける普及および民間JCM(Joint C …続きを読む

2024-03-05 | Posted in 研究情報 |  

 

日本ゼオン、米・スタートアップSyzygy社に投資。光を用いた化学反応促進技術の開発へ。(2024.2)

 日本ゼオン㈱は、この度、CVCを運営する子会社Zeon Ventures Inc. (米国カリフォルニア州)を通して、光を用いて化学反応を促進させる技術を開発する米国スタートアップであるSyzygy Plasmonic …続きを読む

2024-02-26 | Posted in 研究情報 |  

 

東邦ガス、低コストCO2分離回収技術確立へ実証験開始。SyncMOF社の高性能な吸着材使用(2024.2)

 東邦ガス㈱は、高性能な吸着材を用いた低コストなCO2分離回収技術の確立に向けた実証試験を開始したと発表した。  CO2分離回収技術には、「化学吸収法」「物理吸着法」「膜分離法」などの方法が存在する。本試験は、「物理吸着 …続きを読む

2024-02-25 | Posted in 研究情報 |  

 

理研、筑波大共同研究G、エタノールがトマトの高温耐性を高めることを発見。農作物の高温ストレス強化(2024.2)

 理化学研究所(理研)と筑波大学の共同研究グループは、トマトへのエタノールの投与により、高温ストレス耐性が強化されることを発見した。本研究成果は、農作物の高温耐性を強化する技術の開発に貢献すると期待できる。  今回、共同 …続きを読む

2024-02-20 | Posted in 研究情報 |  

 

東工大、東農大等の研究G、光合成微生物シアノバクテリアの新奇プラスミド複製因子発見(2024.2)

 東京工業大学、東京農業大学、静岡大学、Freiburg大学の研究グループは、光合成微生物であるシアノバクテリアのプラスミド複製に関わるタンパク質CyRepXを新たに同定し、これを用いたベクターを開発したと発表した。シア …続きを読む

2024-02-18 | Posted in 研究情報 |  

 

理研とユーグレナ社研究G、微細藻類ユーグレナのゲノム編集技術拡張。柔軟・緻密な改変へ(2024.2)

 理化学研究所(理研)、㈱ユーグレナの共同研究グループは、微細藻類ユーグレナの産業利用種であるユーグレナ・グラシリス(Euglena gracilis)において、Cas12a RNP複合体を用いた高効率ゲノム編集技術を確 …続きを読む

2024-02-16 | Posted in 研究情報 |  

 

シンガポール・南洋理工大の研究G、プラスチックを分解するための人工・虫の腸を開発(2024.2)

 シンガポールの南洋理工大学(NTU)の研究チームは、虫にプラスチックを与え、腸内で見つかった微生物を培養することで、プラスチックの生分解を促進する新たな方法を実証した。  これまでの研究では、Zophobas atra …続きを読む

2024-02-10 | Posted in 研究情報 |  

 

阪大、産総研等3者研究G、高速化学合成した糖によるバイオものづくり成功。食料競合しない原料糖調達を可能に(2024.2)

 大阪大学、産業技術総合研究所、Green Earth Institute㈱の共同研究グループは、化学合成した非天然糖を用いたバイオものづくりに世界で初めて成功したと発表した。  農業で得られるトウモロコシなどのバイオマ …続きを読む

2024-02-10 | Posted in 研究情報 |  

 

アルヌール、名城大と微細藻類由来フコキサンチン抗酸化作用・生理活性の共同研究開始(2024.2)

 ㈱アルヌールは、名城大学との間で共同研究契約を締結し、「微細藻類由来フコキサンチンのトランス型とシス型異性体の抗酸化作用及び肌に関する生理活性の差異に関する研究」を2024年1月30日より開始したと発表した。  アルヌ …続きを読む

2024-02-03 | Posted in 研究情報 |  

 

東工大発ベンチャー・グリーンケミカル、非可食バイオマス原料由来HMF等化成品開発。プレシリーズAラウンドで1.7億円の資金調達(2024.2)

 東京工業大学発ベンチャー・非可食バイオマス由来の糖原料から芳香族系バイオプラスチック原料の製造技術確立を目指す㈱グリーンケミカル(横浜市)は、この度、既存投資家として、㈱みらい創造機構、新規投資家として、東北大学ベンチ …続きを読む

2024-02-03 | Posted in 研究情報 |  

 

農業脱炭素推進のフェイガーと越・Thanh Phat社、ベトナムの脱炭素農業に関する覚書締結(2024.1)

 ㈱フェイガー(東京都港区)とベトナム全土で土木やインフラ工事を担うThanh Phat Construction社は、2024年1月にベトナムにおけるカーボンクレジットによる脱炭素農業の推進に関する覚書を締結した。フェ …続きを読む

2024-02-02 | Posted in 研究情報 |  

 

東大、海洋機構、産総研、JBPA等6者研究G、生分解性プラは深海でも分解を実証。(2024.1)

 東京大学、海洋研究開発機構(JAMSTEC)、群馬大学、製品評価技術基盤機構(NITE)、産業技術総合研究所(AIST)、日本バイオプラスチック協会(JBPA)は、様々な生分解性プラスチック(PLA・ポリ乳酸を除く)が …続きを読む

2024-01-29 | Posted in 研究情報 |  

 

東北大と海洋機構、「変動海洋エコシステム高等研究所」を設置。謎の多い海洋生態系の環境メカニズム解明へ(2024.1)

 東北大学及び海洋研究開発機構(JAMSTEC)は、2024年1月1日付けで「変動海洋エコシステム高等研究所」を設置したと発表した。  この研究所は、東北大学とJAMSTECが共同して文部科学省・世界トップレベル研究拠点 …続きを読む

2024-01-29 | Posted in 研究情報 |  

 

兼松、Spiberと人工構造タンパク質の用途開発を開始。第三者割当増資引き受け、株式取得(2024.1)

 兼松㈱とSpiber㈱(スパイバー:山形県鶴岡市)はスパイバーが製造する構造タンパク質素材「Brewed Protein(ブリュード・プロテイン)」の幅広い産業領域における用途開発を目指して協業を開始したと発表した。ま …続きを読む

2024-01-27 | Posted in 研究情報 |  

 

日本触媒と理研、新たな海洋生分解性プラ開発~PES骨格、高ガスバリア性。NEDO事業で(2024.1)

 ㈱日本触媒と国立研究開発法理化学研究所の研究グループは、2021年度から参画しているNEDOの委託事業「海洋生分解性プラスチックの社会実装に向けた技術開発事業」において、新規海洋生分解性プラスチックの開発に成功したと発 …続きを読む

2024-01-21 | Posted in 研究情報 |  

 

商船三井、モーリシャスでの海洋温度差発電事業化に向け、経産省事業に採択。海洋再生可能エネルギー実用化へ(2024.1)

 ㈱商船三井が取り組む、モーリシャスにおける海洋温度差発電(Ocean Thermal Energy Conversion:OTEC)の事業化のための「海洋深層水複合利用モデルの実現可能性調査」の一環としての「取水管設置 …続きを読む

2024-01-21 | Posted in 研究情報 |  

 

東大研究G、イネの栄養の吸収・利用効率を改善する遺伝子発見。低肥料栽培への利用可能性(2024.1)

 東京大学の研究グループは、イネ転写因子OsbZIP1遺伝子がイネの栄養利用、吸収効率を制御することを明らかにした。  本研究では変異体を材料に用いた表現型解析、遺伝子発現解析を行ったことで、OsbZIP1変異体である8 …続きを読む

2024-01-16 | Posted in 研究情報 |  

 

アルヌール、黒毛和牛肥育大手の水迫ファームと業務提携。海藻・カギケノリ飼料化実証へ(2024.1)

 ㈱アルヌール(東京都渋谷区)は、黒毛和牛肥育大手の水迫畜産グループである㈱水迫ファーム(鹿児島県指宿市)と、カギケノリの飼料化に向けて、飼料及び飼料添加物の安全性、GHG削減効果等の実証試験を行うべく業務提携契約を締結 …続きを読む

2024-01-13 | Posted in 研究情報 |  

 

住友商事と米・ソラリアント、バガスとウッドチップ活用のバイオ燃料やバイオケミカル製造の実証実験へ(2024.1)

 住友商事㈱は、米国のソラリアントキャピタル(Solariant Capital LLC)と2023年12月7日に新たなバイオ燃料製造およびサプライチェーンの構築に関する基本合意書を締結し、製糖工場でサトウキビを圧搾した …続きを読む

2024-01-13 | Posted in 研究情報 |  

 

自然科学研究機構、理研等の研究G、複雑な形状のタンパク質をゼロからの人工設計に成功(2024.1)

 自然科学研究機構 分子科学研究所、同機構生命創成探究センター、理化学研究所、大阪大学、千葉大学の共同研究グループは、αヘリックスが不規則に並ぶ複雑な形状のall α型タンパク質の立体構造を人工設計する技術を開発し、これ …続きを読む

2024-01-06 | Posted in 研究情報 |