研究情報
CO2吸収コンクリートブロック、藻などの生長促進の現場試行開始~国交省関東地方整備局 (2022.9)
国土交通省関東地方整備局の荒川下流河川事務所は、「インフラのライフサイクル全体でのカーボンニュートラル、循環型社会の実現」にむけた取組の一環として、CO2吸収型コンクリートを用いた根固めブロックの製作・備蓄・供用の試行 …続きを読む
植物肉のDAIZと日清製粉G本社が業務提携、新工場の建設や研究開発等で協業(2022.9)
発芽大豆由来の植物肉を開発・製造するスタートアップであるDAIZ㈱(熊本県熊本市)は、 ㈱日清製粉グループ本社(東京都千代田区)と資本業務提携を行うと発表した。本提携により、 DAIZが2024年夏の稼働を目指して計画 …続きを読む
パナソニックHD、人工光合成関連の特許開放。低炭素特許を開放する国際枠組みLCPPへ参画(2022.8)
パナソニック ホールディングス㈱は「Low-Carbon Patent Pledge(LCPP:低炭素特許の無償開放に関する枠組み)に参画し、LCPPウェブサイトに掲載する特許を無償開放すると8月23日、発表した。 …続きを読む
理研、エタノールにより植物の乾燥耐性の強化を発見 。-乾燥に強い肥料や技術開発に期待- (2022.8)
理化学研究所(理研)環境資源科学研究センター植物ゲノム発現研究チームの関原明チームリーダー、クラーム・バシール研究員(研究当時)、戸高大輔研究員らの共同研究グループは、植物へのエタノールの投与により、乾燥ストレス耐性が …続きを読む
NEDO、バイオ由来製品実用化向け、産業用物質生産システム分野で出光興産等実証6件採択 (2022.8)
NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)は「カーボンリサイクル実現を加速するバイオ由来製品生産技術の開発」の中で、産業・社会に有用な物質のバイオ生産システム(産業用物質生産システム)の有効性を実証 …続きを読む
日本製鉄、微生物利用し、CCU基礎化学品・脂肪酸の製造開発に豪クイーンズランド大学等と着手 (2022.8)
日本製鉄㈱は、微生物を利用してCO2から基礎化学品を製造する研究開発について、オーストラリア研究会議が公募するプロジェクトにクイーンズランド大学、アーバンユーティリティ社(オーストラリア)と共同で応募、採択され、研究開 …続きを読む
理研、東北大等の研究グループ、藻類の太陽光エネルギー吸収の仕組み解明 -人工光合成への応用に期待-(2022.7)
理化学研究所、東北大学、大阪公立大学、熊本大学、豊橋技術科学大学の共同研究グループは6月17日に、太陽光エネルギーを高効率に吸収する藻類の光捕集タンパク質複合体「フィコビリソーム」の立体構造を明らかにし、光吸収機構を解 …続きを読む
藻類細胞サイズ・成分含量変化を高速測定可能な装置を開発。 ユーグレナ、奈良先端科学技術大学院大学等 (2022.7)
奈良先端科学技術大学院大学、㈱ユーグレナ、理化学研究所等は共同で、有用な生物資源とされる藻類の一種であるユーグレナ(和名:ミドリムシ)について、細胞のサイズと含まれる成分の変化をインピーダンス信号を指標にして高速で計測 …続きを読む
環境移送技術のイノカとDIC、サンゴ白化防止へ、微細藻類スピルリナ由来天然色素の有用性研究を開始(2022.7)
㈱イノカ(東京都港区)、DIC㈱(東京都中央区)、㈱リバネス(東京都新宿区)は、DICが保有する微細藻類スピルリナ由来の天然青色色素「フィコシアニン」が海洋生態系に与える影響について共同研究を開始すると7月5日、発表し …続きを読む
スイス・Climeworksの大型DACプラントがアイスランドで着工、空気中CO2を直接固定。 (2022.7)
CO2回収技術を開発するスイスのスタートアップ企業のClimeworks(クライムワークス)は、大気中から年間3万6,000トンものCO2を回収・貯蔵できるというDAC(Direct Air Capture)プラントを …続きを読む
環境移送技術のイノカ、TNFDフォーラムに参画決定。ベンチャー企業としては国内初 (2022.7)
㈱イノカ(東京都港区)は、国内ベンチャー企業としては初となる、「自然関連財務情報開示タスクフォース(Taskforce on Nature-related Financial Disclosures:TNFD」フォーラ …続きを読む
シンガポール・南洋理工大学、微細藻類由来のパーム油代替可能な食用油生産方法を開発。 パーム油に比べ健康効果 (2022.6)
シンガポール・南洋(ナンヤン)理工大学(NTU)の研究チームは、微細藻類から植物ベースの油を効率的に生産・抽出する方法を開発したと、2022年3月発表した。微細藻類から生産される食用油は、パーム油と同様優れた特徴を有し …続きを読む
DAIZと植物油脂のミヨシ油脂が資本業務提携。動物性由来のコクや風味再現の特徴生かし商品開発。(2022.6)
発芽大豆由来の植物肉を開発・製造するスタートアップであるDAIZ㈱(熊本県熊本市)は、ミヨシ油脂㈱(東京都葛飾区)と資本業務提携を締結したと発表した。本提携により、ミヨシ油脂が持つ植物性油脂とDAIZの植物肉を掛け合わ …続きを読む
近畿大学水産研究所奄美実験場 研究・生産機能を高めた新管理棟の竣工 (2022.6)
近畿大学水産研究所奄美実験場(鹿児島県大島郡瀬戸内町)は、建て替え工事により完成した新管理棟の竣工式典を、2022年5月17日に挙行した。新管理棟の整備により、研究・生産機能をさらに高め、学生・教職員および共同研究者の …続きを読む
植物肉のDAIZとJA全農が業務提携、需要拡大・生産強化・商品開発で協業 (2022.5)
発芽大豆由来の植物肉を開発・製造するスタートアップであるDAIZ㈱(熊本県熊本市)は、全国農業協同組合連合会(JA全農:東京都千代田区)と業務提携を締結したと、5月10日発表した。本提携により、国産大豆の安定的な仕入れ …続きを読む
DX農業支援サグリ、タイの水稲農地情報のデジタル基盤構築実証事業の成果発表(2022.4)
衛星データとAIを掛け合わせ、地球上の農業発展と脱炭素社会を推進するベンチャー企業であるサグリ㈱(兵庫県丹波市)は衛星データを活用し、タイ王国に向けた水稲の農地情報に係るデジタル基盤構築に係る実証事業の成果発表を行った …続きを読む
味の素、培養肉スタートアップのイスラエル・スーパーミート社との提携に向け、出資。 (2022.3)
味の素㈱は、同社のコーポレートベンチャーキャピタルの案件として、培養肉の開発・製造を手掛けるフードテック企業のSuperMeat the Essence of Meat Ltd.(イスラエル テルアビブ市、スーパーミー …続きを読む
三菱ケミカルHD、植物由来のカーボンネガティブ複合材技術を持つ米Lingrove社に出資。(2022.2)
㈱三菱ケミカルホールディングスは、米国シリコンバレーに設立したCVC子会社であるDiamond Edge Ventures, Inc.(米国カリフォルニア州:DEV)を通して、木材やプラスチック材に代わる植物由来のカー …続きを読む
ウミトロンとENEOS、資本業務提携し、ブルーカーボン事業の共同研究を開始 (2022.2)
IoT等を駆使した 持続可能な水産養殖事業を開発するスタートアップ企業、UMITRON PTE. LTD. (シンガポール、 以下ウミトロン)は、 ENEOSホールディングス(株)(東京都千代田区)との資本業務提携した …続きを読む
JFEエンジ、近畿大学、南洋理工大学3者、シンガポールでバイオコークス使用実証事業着手。 廃棄物焼却のシャフト式ガス化溶融炉で (2021.3)
JFEエンジニアリング㈱(東京都千代田区)、近畿大学(大阪府東大阪市)、および南洋(ナンヤン)理工大学(シンガポール国:NTU)の三者は、廃棄物焼却炉であるシャフト式ガス化溶融炉の燃料としてバイオコークスを利用する実証 …続きを読む