研究情報
ヤマハ発動機、CO2を吸着する微生物研究の米スタートアップ・Andes社へ出資(2023.3)
ヤマハ発動機㈱は、CO2削減に向けて有益な微生物テクノロジーの研究を進める米国スタートアップ企業のAndes社(カルフォルニア州)へ出資したと発表した。今回の出資は、昨年6月に設立した環境分野の課題解決に取り組む企業へ投資を行うファンド「Yamaha Motor Sustainability Fund」による初めての出資。米国シリコンバレーでCVC活動を行うグループ会社「Yamaha Motor Ventures(YMV)」の探索活動を通じて実現した。
Andes社は、大気中のCO2を土壌に貯留する自然由来の微生物培養の研究を行っている。微生物と植物の種子を効率的に融合させ、微生物にとって安全な容器として種子を使用する分野。この微生物は植物(トウモロコシ、大豆、小麦など)と共生しながら、大気中からカーボンキャプチャーを行い、土壌中に炭素を永久に取り込み。そして、実際に行われる土壌調査を通じて検証されたCO2削減によるカーボンクレジットを生み出すことができる。
詳しくは、→https://global.yamaha-motor.com/jp/news/2023/0317/corporate.html 関連情報→https://www.andes.bio/
2023-03-23 | Posted in 研究情報 |