研究情報

京大、阪大研究G、バイオエタノールを電解効率100%燃焼。生体触媒で2段階カスケード反応(2023.6)

 京都大学と大阪大学の共同研究グループは、酢酸菌由来のアルコール脱水素酵素(ADH)およびアルデヒド脱水素酵素(ALDH)を用いた高出力かつ高効率な生物電気化学カスケード反応を実現した。  ADHとALDHは、酢酸菌の呼 …続きを読む

2023-06-03 | Posted in 研究情報 |  

 

日揮HDと神戸大発バッカス・バイオイノベーション、 共同で統合型バイオファウンドリ事業推進へ(2023.6)

 日揮ホールディングス㈱(日揮HD)と神戸大学発の先端バイオテクノロジーを有する㈱バッカス・バイオイノベーションは、将来市場の拡大が見込まれるバイオものづくりに向けて、共同で微生物の開発・改良から生産プロセスの開発までを …続きを読む

2023-06-03 | Posted in 研究情報 |  

 

コニカミノルタと産総研等、バイオプロセス技術連携研究ラボ設立。次世代生産マネジメントシステムの実現へ(2023.6)

 コニカミノルタ㈱、国立研究開発法人 産業技術総合研究所、㈱AIST Solutionsは、「コニカミノルタ-産総研 バイオプロセス技術連携研究ラボ」を設立したと発表した。  これにより、バイオプロセスにおけるスケールア …続きを読む

2023-06-03 | Posted in 研究情報 |  

 

味の素、東工大との共同研究で、たんぱく質を高効率生産する微生物スクリーニング法開発(2023.5)

 味の素㈱はこの度、 東京工業大学との共同研究において、再生医療素材や抗体(バイオ医薬用)等に応用可能なたんぱく質を高分泌生産する微生物を短期間で取得するスクリーニング法の開発に成功した。今後、東京工業大学が独自に開発し …続きを読む

2023-05-31 | Posted in 研究情報 |  

 

近大と徳島大の研究G、培養肉に用いる細胞を効率的に増やす食品添加物発見。低コスト生産技術に向けて(2023.5)

 近畿大学と徳島大学の研究グループは、培養肉(代替肉)の製造に用いる筋芽細胞を、低濃度の血清培地でも効率的に増やすことができる食品添加物を発見したと発表した。  現在、世界各国で、細胞培養によって作り出される培養肉の研究 …続きを読む

2023-05-29 | Posted in 研究情報 |  

 

高機能バイオ炭で食料生産の課題解決目指す、名大発のTOWINGが累計10億円資金調達実施。(2023.5)

 高機能バイオ炭事業で食料生産の課題解決を目指す、名古屋大発の㈱TOWING(愛知県名古屋市)は、シリーズAの資金調達を行い、16のファンド、企業、金融公庫などから、総額約8.4億円の調達を実施したと発表した。  今回の …続きを読む

2023-05-27 | Posted in 研究情報 |  

 

出光興産、神戸大発バッカス・バイオイノベーションへ出資。スマートセル開発に向けて(2023.5)

 出光興産㈱は、神戸大学発のベンチャーで、先端バイオテクノロジーを有する㈱バッカス・バイオイノベーション(兵庫県神戸市)へ出資したと発表した。同社はバッカス社と協働し、バイオ燃料やバイオ化学品などの生産に活用可能なスマー …続きを読む

2023-05-19 | Posted in 研究情報 |  

 

広栄化学、信州大とイオン液体による再生セルロース繊維の紡糸プロセス確立の共同研究開始(2023.5)

 広栄化学㈱は、信州大学繊維学部 後藤康夫教授と同社イオン液体を活用した再生セルロース繊維の紡糸に関する共同研究を開始したと発表した。  バイオマス資源の一つであるセルロースを用いて作られた繊維は、サステナブルな素材とし …続きを読む

2023-05-18 | Posted in 研究情報 |  

 

旭化成と九大、海に漂うマイクロプラスチック年齢の推定手法を開発。行方を探る手がかりに(2023.5)

 旭化成㈱と九州大学は、マイクロプラスチックの年齢(屋外で紫外線を浴びた経過時間)を推定する手法を開発したと発表した。旭化成 基盤技術研究所と九州大学応用力学研究所 磯辺篤彦教授のグループは、海洋のマイクロプラスチックが …続きを読む

2023-05-18 | Posted in 研究情報 |  

 

アルヌール、鹿児島・山川町漁協と海藻カギケノリによる牛のゲップ由来メタン削減等の環境プロジェクト開始(2023.5)

 微細藻類を培養し、化粧品や健康食品の成分の希少物質のフコキサンチンを生産に注力する㈱アルヌール(東京都渋谷区)は、鹿児島県の山川町漁業協同組合と、海藻のカギケノリによるブルーカーボン及び牛のゲップ由来メタンガスの削減に …続きを読む

2023-05-11 | Posted in 研究情報 |  

 

TOYO TIREと富山大学、CO2を原料として、タイヤ主原料のブタジエンゴムの合成に成功(2023.5)

 TOYO TIRE㈱(兵庫県伊丹市)は、国立大学法人富山大学との共同研究において、CO2から高収率でブタジエンへ変換する触媒を開発し、タイヤの主原料であるブタジエンゴムの合成に成功したと発表した。  自動車タイヤの原材 …続きを読む

2023-05-11 | Posted in 研究情報 |  

 

ユーグレナ社、マレーシアに熱帯バイオマス技術研究所開設。バイオマス生産・利用研究推進(2023.5)

 ㈱ユーグレナは、マレーシアに熱帯バイオマス技術研究所を開設したと発表した。                             東南アジアに位置するマレーシアは、熱帯気候のため植物が光合成をするのに適した地域だ。世 …続きを読む

2023-05-03 | Posted in 研究情報 |  

 

JSTと東工大、アンモニア合成促進する新しい水素化物の開発発表。大気安定性と高触媒活性(2023.4)

 東京工業大学の研究グループは、充填トリジマイト型構造を持つアルミン酸バリウム「BaAl2O4」内の酸素の一部をヒドリドイオン(H−)に置き換え、さらにこの新材料をコバルト触媒の担体として用いると、既存のルテニウム触媒よ …続きを読む

2023-04-30 | Posted in 研究情報 |  

 

伊藤園とくしま木質バイオマス等5社、茶園でのバイオ炭の効果試験開始。宮崎と鹿児島で(2023.4)

 ㈱伊藤園(東京都渋谷区)とシン・エナジー㈱(兵庫県神戸市)、くしま木質バイオマス㈱(宮崎県串間市)、㈱堀口園(鹿児島県志布志市)、鹿児島堀口製茶㈲(鹿児島県志布志市)の5社は共同で、バイオ炭の茶園散布による温暖化対策効 …続きを読む

2023-04-30 | Posted in 研究情報 |  

 

DX農業支援サグリ、 JA 秋田しんせいに土壌分析アプリの提供開始。圃場管理やコスト検証へ(2023.4)

 衛星データ(Satellite)×機械学習(AI)×区画技術(GRID)を掛け合わせ、農業や環境における課題解決を目指す岐阜大学発ベンチャー企業のサグリ㈱(兵庫県丹波市)は、 JA 秋田しんせいにて土壌分析アプリ「Sa …続きを読む

2023-04-26 | Posted in 研究情報 |  

 

名大、日揮等研究G、LNG未利用冷熱で大気中CO2回収のDAC技術確立へパイロット開発着手(2023.4)

 日揮ホールディングス㈱は、国内EPC事業会社である日揮㈱が、このたび液化天然ガス(LNG)未利用冷熱を活用した大気中のCO2分離回収:DAC(Direct Air Capture)の技術確立に向けたベンチスケール(試験 …続きを読む

2023-04-26 | Posted in 研究情報 |  

 

住友商事、マレーシア・昆虫由来代替タンパク質製造のNutrition Technologiesと戦略的提携(2023.4)

 住友商事㈱は、マレーシアで昆虫由来代替タンパク質等を製造するスタートアップ企業、Nutrition Technologies(ニュートリション・テクノロジーズ:NT)と戦略ビジネスパートナーシップを締結したと発表した。 …続きを読む

2023-04-26 | Posted in 研究情報 |  

 

積水化学と東海カーボン、CCUS実用化に向けパートナーシップ締結。新たな手法開発へ(2023.4)

 積水化学工業㈱と東海カーボン㈱は、CO2を一酸化炭素(CO)へ高効率で変換する技術(ケミカルルーピング反応技術)によって生成されたCOを用いた、各種炭素素材・製品の製造技術(CCU)及びCO2を固体炭素として回収・貯留 …続きを読む

2023-04-25 | Posted in 研究情報 |  

 

生物多様性ビッグデータを運営する京大発のバイオーム、総額3.3億円の資金調達を実施(2023.4)

  生物多様性ビッグデータを運営する㈱バイオーム(京都府京都市)は、シリーズBラウンドとして、12のファンドや金融公庫から総額3.3億円の資金調達を実施したと発表した。今回の調達によりこれまでの累計資金調達額は5.2億円 …続きを読む

2023-04-22 | Posted in 研究情報 |  

 

ウミトロン、衛星データ活用した自治体向けブルーカーボンのポテンシャル評価サービス開発(2023.4)

 ウミトロン㈱(東京都品川区)は内閣府事業として行われた令和4年度「課題解決に向けた先進的な衛星リモートセンシングデータ利用モデル実証プロジェクト」において、ブルーカーボンのポテンシャル評価事業実証を実施し、自治体向けの …続きを読む

2023-04-20 | Posted in 研究情報 |  

 

東大、京大等の研究G、生態系を利用した新たなAI ~高い生物多様性は高い計算能力の可能性(2023.4)

 東京大学、京都大学、東北大学、B.Creation㈱の研究グループは、生態系シミュレーションと微生物培養系を用いた実験から、生態系に存在するネットワークが計算能力(情報処理能力)を持ち、我々がその能力を利用しうる、とい …続きを読む

2023-04-20 | Posted in 研究情報 |  

 

金沢大学バイオマス・グリーンイノベーションセンター本格稼働。ダイセル支援の共創拠点(2023.4)

 金沢大学角間キャンパス内に昨秋竣工した「金沢大学バイオマス・グリー ンイノベーションセンター(BGIC/ビージック)」が4月から本格稼働する。㈱ダイセルからの資金提供を受けて設置したもので、バイオマスによる脱石油社会の …続きを読む

2023-04-19 | Posted in 研究情報 |  

 

東レとDM三井製糖、非可食バイオマス利用の糖製造技術実証。サトウキビ等の絞りかす利用(2023.4)

 東レ㈱(東京都中央区)は、このたび、製糖工場で発生するサトウキビ絞りかす(余剰バガス)およびでんぷん工場で発生するキャッサバ芋絞りかす(キャッサバパルプ)などのバイオマスを原料として、繊維や樹脂を製造する際に共通原料と …続きを読む

2023-04-19 | Posted in 研究情報 |  

 

ブラスケム、光触媒によるCO2変換技術を保有する米国New Iridium社と提携、実証推進(2023.4)

 バイオ製品生産に注力するブラジルのブラスケム(Braskem) は、パートナーシップと技術に投資して、生産プロセスからの環境への影響を軽減する持続可能で革新的なソリューション開発を推進している。米国コロラド州に拠点を置 …続きを読む

2023-04-18 | Posted in 研究情報 |