研究情報
三菱アクア・ソリューションズ等共同PJ、濃縮バイオ液肥施設で約20倍の肥料成分濃縮に成功。プロセスの事業化へ(2023.6)
三菱ケミカルグループは、三菱ケミカルアクア・ソリューションズ㈱(MCAS)が、公益財団法人福岡県リサイクル総合研究事業化センター(リ総研)の支援を受けて、九州大学、福岡県築上町などとの共同研究プロジェクトを完了し、濃縮 …続きを読む
荏原製作所、東大発のセルファイバ社との大容量細胞カプセル化装置の共同研究開発を開始(2023.6)
荏原製作所は、東京大学発の細胞量産技術開発スタートアップの㈱セルファイバと、大容量細胞カプセル化装置に関する共同研究開発を開始した。 セルファイバ社は、ひも状の細胞塊を形成する技術・特殊な細胞カプセル化技術「細胞フ …続きを読む
独・BASF、北米に生分解性とマイクロプラスチックの研究センターを開設(2023.6)
BASF(ドイツ)は、北米の顧客の事業の資源循環性と持続可能性を支援するため、ミシガン州ワイアンドットの自社敷地内にBiodegradation and Microplastics Center of Excellen …続きを読む
Green Carbon社発足の「稲作コンソーシアム」3社新たに加盟。NTTコム、ウォーターセル、ジャスミー(2023.6)
Green Carbon㈱は、2023年3月にJ-クレジット運営委員会において水田由来のカーボンクレジット創出に関する方法論が採用されたことを受け、クレジットの創出及びカーボンニュートラルの推進を目的に「稲作コンソーシ …続きを読む
荏原製作所、培養肉製造に向け日本大学との共同研究を開始(2023.6)
㈱荏原製作所は、脱分化脂肪細胞(dedifferentiated fat cells:DFAT)の開発者 日本大学 生物資源科学部 加野浩一郎教授と、培養肉製造を目的とした共同研究を開始したと発表した。 近年、細胞培 …続きを読む
大王製紙、東北大、東大、産総研4者、CNF半導体材料の開発着手。新用途・バイオ半導体を目指す(2023.6)
大王製紙㈱は、セルロースナノファイバー(CNF )の新たな用途開発として、東北大学、東京大学、産業技術総合研究所(産総研)と共同で半導体材料開発を開始すると発表した。なお、本開発テーマは、このたび国立研究開発法人新エ …続きを読む
三菱ケミカルG、麹菌由来の代替肉提供の米・スタートアップ Prime Rootsに出資(2023.6)
三菱ケミカルグループは、コーポレートベンチャーキャピタル子会社のDiamond Edge Ventures, Inc.(米国カリフォルニア州)を通して、麹菌由来の代替タンパク質食品(代替肉)を提供するスタートアップの …続きを読む
米・LanzaJetとLanzaTech、ニュージーランド国内SAF生産の研究パートナーに。政府、ニュージーランド航空とATJ技術をベースに(2023.6)
持続可能な燃料技術で燃料の生産を行う LanzaJetと、廃棄物から革新的な炭素回収・利用 (CCU)企業であるLanzaTech Global, Inc.は、ニュージーランド航空とニュージーランドビジネス・イノベーシ …続きを読む
ダイセル、京大の「木材をまるごと常温で溶解」共同研究、市川賞受賞。日本木材産業発展に寄与 (2023.6)
㈱ダイセルと京都大学の共同研究チームは、公益社団法人日本木材加工技術協会が授与する「市川賞」を受賞し、6月2日に第22回授与式が行われた。本賞は、日本の木材産業の発展に寄与する新しい研究・技術開発の業績として認められた …続きを読む
理研と沖縄科技大研究G、ストレス適応する植物において動く遺伝子の作用を確認(2023.6)
沖縄科学技術大学院大学と理化学研究所環境資源科学研究センターの研究チームが、RNAダイレクトシークエンシングという直接RNA分子を検出する技術を用いてシロイヌナズナを解析したところ、通常の遺伝子とトランスポゾンが組み合 …続きを読む
京大研究G、雑草が獲得した最強の除草剤抵抗性メカニズムの解明~解毒酵素の一斉活性化(2023.6)
京都大学農学部の研究グループは、米国で見つかった多剤抵抗性を示す強害雑草タイヌビエを解析し、多剤抵抗性は除草剤を解毒する複数の酵素遺伝子の一斉活性化によることを明らかにした。近年日本で見つかった多剤抵抗性タイヌビエも類 …続きを読む
植物由来希少成分の微生物発酵生産に注力、石川県大発ファーメランタ、2億円資金調達。(2023.6)
ファーメランタ㈱(石川県野々市市)は、この度、Beyond Next Ventures㈱、Angel Bridge㈱、Plug and Play Japan㈱を引受先とする第三者割当増資を実施し、総額2億円の資金調達を …続きを読む
荏原製作所、インテグリカルチャーとのスケールアップの共同開発を加速(2023.6)
荏原製作所は、細胞培養技術開発スタートアップの㈱インテグリカルチャーと、「CulNet system(カルネットシステム)」のスケールアップに関する共同開発を開始したと発表した。 近年、細胞培養技術を用いた新しい食料 …続きを読む
Green Carbon社、ベトナム国家農業大学と水田のメタンガス削減に関する共同研究を開始(2023.6)
Green Carbon㈱(東京都港区)とベトナム国家農業大学は共同研究契約を締結し、稲作におけるメタンガス排出量の削減に向けた共同研究を開始した。ベトナム国家農業大学が有する稲作に関する技術・ノウハウとGreen C …続きを読む
農林中金と農業脱炭素推進のフェイガー社、業務提携締結。カーボンクレジットで収益向上へ(2023.6)
農林中央金庫と㈱フェイガーは、農業分野におけるカーボンクレジットの創出支援を通じた脱炭素農業の推進とカーボンクレジットによる収益化の拡大に取り組むことを目的とした業務提携契約を締結した。 同金庫は、中長期目標として、 …続きを読む
NEDO、CNF材料のLCA評価等の手法検討および評価に本格着手。有用性の訴求に向けて(2023.6)
NEDOは、セルロースナノファイバー(CNF)の社会実装を加速すべく、「セルロースナノファイバー材料のLife Cycle Assessment(LCA)等評価手法の検討及び評価」の事業において、5つの研究開発テーマを …続きを読む
神戸市、ブルーカーボンの取り組み~ワカメのメカブを活用した藻場形成の実証実験結果(2023.6)
神戸市は、、ブルーカーボンの取り組みとして、 ワカメのメカブを活用した藻場形成に関する実証実験の結果について発表した。須磨浦水産研究会と連携して、同研究会が実施している「早採りワカメ」株植付オーナー制度によるワカメ収穫 …続きを読む
環境エネルギー、HiBD研究所等、国産特許でSAF国際規格・Annex2準拠のジェット燃料製造成功 。NEDO支援事業で国内初(2023.6)
NEDOの「新エネルギー等のシーズ発掘・事業化に向けた技術研究開発事業」で、環境エネルギー㈱、北九州市立大学、(一社)HiBD研究所は、国産特許技術「HiJET技術」によりSAF(Sustainable Aviatio …続きを読む
ファーマフーズ、卵殻膜ナノファイバー作製に成功。信大と医療・エネルギー分野応用研究へ(2023.6)
㈱ファーマフーズ(京都市西京区)は、信州大学先鋭領域融合研究群国際ファイバー工学研究拠点(IFES)との共同研究で、世界初の卵殻膜を用いたナノファイバーのメンブレン(膜)の作製に成功したと発表した。この成果を受け、同社 …続きを読む
日本ゼオン、アンモニア発電開発目指す米国スタートアップのAmogy社に投資(2023.6)
日本ゼオン㈱は、この度、投資子会社Zeon Ventures Inc. (米国カリフォルニア州)を通して、アンモニアのエネルギー変換モジュールシステムを開発する米国スタートアップのAMOGY Inc.(Amogy社)に …続きを読む
DIC、米国バイオスタートアップのデビュー・バイオテクノロジー社へ出資(2023.6)
DIC㈱は、米国のバイオスタートアップ企業のデビュー・バイオテクノロジー社(Debut Biotechnology, Inc:Debut社)へ出資を行ったと発表した。Debut社は、卓越した酵素探索・デザイン技術と、そ …続きを読む
NEDO、バイオファウンドリ研究所が千葉県茂原市に完成。バイオ生産実証を推進(2023.6)
NEDOの「バイオものづくりプロジェクト」で、Green Earth Institute(株)(GEI)が2021年度から建設を進めていたバイオ生産実証を推進する拠点「バイオファウンドリ研究所」が、千葉県茂原市に完成し …続きを読む
次世代グリーンCO2燃料技術研究組合、バイオエタノール生産研究設備着工。花王と糖化酵素使用の合意書締結(2023.6)
次世代グリーンCO2燃料技術研究組合は、バイオマスの利用、生産時の水素・酸素・CO2を最適に循環させて効率的に自動車用バイオエタノール燃料を製造する技術研究を進めるために、第2世代バイオエタノールの生産研究設備を建設す …続きを読む
京大、阪大研究G、バイオエタノールを電解効率100%燃焼。生体触媒で2段階カスケード反応(2023.6)
京都大学と大阪大学の共同研究グループは、酢酸菌由来のアルコール脱水素酵素(ADH)およびアルデヒド脱水素酵素(ALDH)を用いた高出力かつ高効率な生物電気化学カスケード反応を実現した。 ADHとALDHは、酢酸菌の呼 …続きを読む