DIC、藍藻類スイゼンジノリの屋内大量培養技術を確立 ~高い保水力をもつ多糖類を供給~(2022.8)
DIC㈱(東京都中央区)とグリーンサイエンス・マテリアル㈱(熊本県熊本市:GSM社)は、世界で初めて藍藻類スイゼンジノリの屋内での大量培養技術の確立に成功したと、8月4日、発表した。今後量産化の検討を進め、2023年ま …続きを読む
日本郵船、日本初の船舶のバイオ燃料専焼利用を実施。フィンランド・ネステ社製を使用。(2022.8)
日本郵船㈱、およびグループ会社の㈱新日本海洋社は、新日本海洋社が運航する船舶(タグボート)において、伊藤忠エネクス㈱より舶用バイオディーゼル燃料の供給を受け、試験航行を開始した。日本で初めて船舶においてバイオディーゼル …続きを読む
東京海上の新本店、国産木材の20階建て木造ビルへ。2028年度竣工、木使用量世界最大規模。 (2022.8)
東京海上ホールディングス㈱および東京海上日動火災保険㈱は、東京海上日動ビル本館および新館を一体で建 て替えて建設する新・本店ビルのデザイン(基本設計)をまとめ、8月1日、発表した。 新・本店ビルは、構造部材である柱、床 …続きを読む
東ソー、山口・南陽事業所にバイオマス発電所新設。脱炭素化に向け、石炭火力発電所を転換(2022.8)
東ソー㈱は、南陽事業所(山口県周南市)において、老朽化した自家用石炭火力発電所の一つを廃止し、新たにバイオマスを主燃料とした発電所を新設すると発表した。 南陽事業所において、新設する発電所では、木質系燃料に加え、建築 …続きを読む
国際環境NGO FoE Japan、FITバイオマス発電事業者にアンケート。持続可能性説明に課題 (2022.8)
国際環境NGO FoE Japanは、再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)の認定を受けた主なバイオマス発電事業者に対し、バイオマス燃料の持続可能性に関するアンケートを実施し、その結果を8月1日、公表した。 …続きを読む
三井物産とコスモ石油、Alcohol to Jet (ATJ) 技術を活用した国産SAF製造の共同検討開始(2022.8)
三井物産㈱とコスモ石油㈱は、国内での持続可能な航空燃料(SAF)製造事業の実現に向けた共同検討の実施に、7月28日合意したと発表した。コスモ石油の石油精製事業で培ったプラントの安定操業、ジェット燃料の品質管理、物流実績 …続きを読む
トヨタ自動車、ENEOSなど6社、自動車用バイオエタノール燃料の共同研究開始 「次世代グリーンCO2燃料技術研究組合」設立 (2022.7)
ENEOS㈱、スズキ㈱、㈱SUBARU、ダイハツ工業㈱、トヨタ自動車㈱、豊田通商㈱の6社は、燃料を「つくる」プロセスでの効率化を研究するため、「次世代グリーンCO2燃料技術研究組合」を7月1日に設立したと発表した。本部 …続きを読む
鹿島建設、大型海藻類の再生・保全技術を確立。沿岸域の藻場衰退、ブルーカーボンに向けて (2022.7)
鹿島建設㈱は、近年、全国の沿岸域で深刻な問題となっている藻場衰退の解決に向け、各地域に生育する固有の大型海藻類を、年間を通じて生産できる技術を開発したと、7月5日発表した。消失が危惧される藻場に生育する大型海藻類の成熟 …続きを読む
三菱重工と米国ボーイング社、SAFや水素始め、持続可能な航空産業の実現へMOUを締結(2022.7)
三菱重工業㈱と米国ボーイング社は、7月19日、持続可能な航空産業の実現に向けた協業を行う覚書(MOU)を英国・ファンボロー国際航空ショー2022にて締結した。両社は、持続可能な航空燃料(SAF)、水素、電動化、環境に配 …続きを読む
熊谷組と住友林業、札幌で10階建て木質建築ビル着工 。2023年6月竣工予定 (2022.7)
㈱熊谷組と住友林業㈱は6月27日、札幌市で地下1階地上10階建ての耐火木質ビル(仮称:KAGAプロジェクト)を着工したと発表した。竣工は2023年6月の予定。2021年3月ブランド発足以降の両社の様々な取り組みの中で、 …続きを読む
古紙リサイクル可能なコップ原紙開発。王子HD等、水系樹脂コーティング技術活用(2022.7)
王子ホールディングス㈱(東京都中央区)とグループ企業の王子パッケージング㈱(東京都江戸川区)は水系樹脂コーティング技術を活用し、マテリアルリサイクルに対応した環境配慮型コップ原紙を開発したと発表した。紙コップや牛乳パッ …続きを読む
三菱重工エンジニアリング、広島・バイオマス発電所向け、商用初の小型CO2回収装置稼働 (2022.7)
三菱重工エンジニアリング㈱(MHIENG、横浜市)は、2021年11月に太平電業㈱(東京都千代田区)から受注した小型CO2回収装置の商用初号機を納入、本格的に稼働を開始したと、6月30日発表した。 この小型CO2回収 …続きを読む
関西3空港の廃食用油を原料に2025年、国産SAF生産へ。日揮HD、関西エアポート等協力体制 (2022.7)
日揮ホールディングス㈱(横浜市)と関西エアポート㈱(大阪府泉佐野市)、㈱レボインターナショナル(京都市)の3社は、6月29日、関西エアポートグループが運営する3空港(関西国際空港・大阪国際空港・神戸空港)の飲食店などか …続きを読む
TJグループ、奈良・生駒市に木質バイオマス発電所建設。非FIT電力主体に、2025年4月稼働予定。住友林業ら6社の出資受けて(2022.7)
TJ グループホールディングス㈱(大阪府大東市)は、奈良県生駒市に木質バイオマス発電所を建設すると発表した。2025年4月稼働を目指し、発電規模は約1MW規模。発電所運営は同社グループ会社である「株式会社BPSいこま」 …続きを読む
トクヤマと三菱ガス化学、CO2活用のCCUメタノールについて事業化検討を開始 (2022.7)
㈱トクヤマ(山口県周南市)と三菱ガス化学㈱(東京都千代田区)は、三菱ガス化学が新たに開発したメタノール製造技術を適用し、トクヤマの徳山製造所にて排出されているCO2と徳山製造所内で生じる水素(H2)を原料としたメタノー …続きを読む
奥村組・四国電力、福島平田村の約2MW木質バイオマスパワー1号の営業運転開始 (2022.6)
㈱奥村組(大阪市阿倍野区)の連結子会社で、木質バイオマス発電事業を行う平田バイオエナジー合同会社は、福島県石川郡平田村に建設を進めているバイオマス発電設備2機のうち、完成した福島平田村バイオマスパワー1号の営業運転を5 …続きを読む
住友化学と米国ニューライトテクノロジーズ社、メタン原料に微生物生産される車・繊維用樹脂の開発着手 (2022.6)
住友化学㈱と米国ニューライトテクノロジーズ社(米国カルフォルニア州)は、メタンを原料として微生物によって生産されるカーボンネガティブな樹脂を用いた自動車・繊維向けポリプロピレン(PP)コンパウンドの共同開発に着手したと …続きを読む
東京ガス、シェルとメタネーションなど脱炭素分野共同検討開始 (2022.6)
東京ガス㈱は、Shell Eastern Petroleum(Pte.)Limited(シェル:シンガポール)と、6月6日、脱炭素分野の共同検討に関する覚書を締結したと発表した。 東京ガスとシェルは、LNGサプライチ …続きを読む
伊藤忠商事、UAEエティハド航空に国内でネステ社製SAF供給。日本初の取組み (2022.6)
伊藤忠商事㈱は、アラブ首長国連邦(UAE)の国営航空会社であるEtihad Airways PJSC(エティハド航空社)との間で、フィンランド・Neste OYJ社が生産するSAF(Sustainable Aviati …続きを読む
丸井グループ、渋谷マルイを日本初の本格的木造商業施設へ建替え(2026年予定) (2022.5)
㈱丸井グループ(東京都中野区)は、渋谷マルイを日本初の本格的な木造商業施設としての開業(2026 年予定)に向けて、建替え工事を行うと、5月27 日発表した。 渋谷マルイは 1971 年の開店以来、約 50 年営業を …続きを読む
インドネシアでのパーム油の搾油工程廃液(POME)由来バイオメタン活用の共同調査開始 プルタミナ、大阪ガス、INPEX、日揮HD (2022.5)
インドネシア国営石油会社プルタミナ(ジャカルタ)、大阪ガス㈱(大阪市)、㈱INPEX(東京都港区)と日揮ホールディングス㈱(横浜市)は、インドネシアにおけるパームオイルの搾油工程で生じる廃液(Palm Oil Mill …続きを読む
横河電機、廃棄物・バイオマス発電プラント向け効率改善技術をもつデンマーク・デュブリックス社を傘下に(2022.5)
横河電機㈱(東京都武蔵野市)は、廃棄物・バイオマス発電の効率改善ソリューションを提供する Dublix Technology ApS(デュブリックス・テクノロジー、本社:デンマーク、ゲントフテ)の全株式を取得したと5月 …続きを読む
東北バイオフードリサイクル 仙台市で食品リサイクルバイオガス発電プラント本格稼動開始 (2022.5)
㈱東北バイオフードリサイクル(仙台市)は、仙台市において食品リサイクル発電プラントを2022年2月より段階的に稼働し、5月18日、本格的な発電事業の開始に伴い発電式を執り行った。 食品廃棄物は国内で年間1,535万t …続きを読む
大林組、日本製紙等と木質バイオマス・リグニン添加のコンクリートを開発 (2022.5)
㈱大林組(東京都港区)は、コンクリートに木質バイオマスを添加することで、コンクリート構造物に長期間CO2を固定できる「リグニンクリート」を開発したと発表した。樹木は成長過程で光合成によりCO2を吸収するため、木材の建築 …続きを読む