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エアバスと米・LanzaJet、ATJ技術ベースのSAF生産で協力（2023.6）

　持続可能な燃料技術で生産を行う米国・LanzaJetと、欧州の航空宇宙、民間航空機、ヘリコプター等のリーディング企業のエアバスは、持続可能な航空燃料（SAF） の生産を通じて航空のニーズに対応する覚書を締結したと発表した。
　この覚書は、LanzaJet とエアバスの間で協力関係を確立し、先進的で実証済みのAlcohol-to-Jet (ATJ) 技術である LanzaJet プロセスを使用し、SAFプラントの建設を推進するものだ。この協定は、既存の航空機やインフラに変更を加えることなく、100%ドロップインSAFの認証と採用を加速することも目的としている。
　LanzaJetのCEO、Jimmy Samartzis氏は「SAFは航空排出量を削減するための最良の短期的な解決策であり、LanzaJetとエアバスの今回の協力は、気候変動との戦いと世界的なエネルギー転換を推進する上で重要なステップとなる」と述べた。

　LanzaJet 独自の ATJ 技術は、低炭素エタノールを使用して SAF を作成し、化石燃料と比較して温室効果ガス排出量を 70% 以上削減し、また一連の炭素削減技術を使用して排出量をさらに削減することも可能だ。

詳しくは、→https://www.lanzajet.com/airbus-and-lanzajet-to-collaborate-on-sustainable-aviation-fuel-production/　　　　　　　　　　　　　　→https://www.airbus.com/en/newsroom/press-releases/2023-06-airbus-teams-up-with-lanzajet-to-boost-sustainable-aviation-fuel