LG化学、製品のCO2排出量評価方法において、TUV Rheinland 国際認証を取得。韓国初(2023.7)
LG化学(韓国・ソウル市)は、製品のカーボンフットプリント評価法について国際的な試験機関TUV Rheinlandから韓国で初めて認証を取得したと発表した。2025年までに炭素測定範囲を国内外の事業所や工場で製造される …続きを読む
米・Gevo社、マクダーモットと持続可能な航空燃料施設開発に関する契約締結(2023.7)
持続可能な燃料や化学品生産に注力する、米国のGevo社(コロラド州エングルウッド)は、北米における複数の持続可能な航空燃料施設の開発のためのフロントエンド エンジニアリングおよび初期計画サービスを提供する契約をマクダー …続きを読む
ブラスケム、8,700万米ドルの投資によりバイオポリマーの生産能力を30%拡大(2023.7)
バイオ製品生産に注力するブラジルのブラスケム(Braskem)は2023年6月、リオグランデ・ド・スル州トリウンフォの石油化学コンビナートにある再生可能エチレンプラントの生産能力を30%増強する契約を締結したと発表した …続きを読む
コスモ石油、丸善石油化学等4社、ISCC PLUS認証取得。マスバランス方式で割り当て販売へ(20237)
コスモ石油㈱、丸善石油化学㈱、京葉エチレン㈱、千葉ブタジエン工業㈱は、持続可能な製品の国際的な認証制度の1つであるISCC PLUS認証(国際持続性カーボン認証)を取得したと発表した。 コスモエネルギーグループは、2 …続きを読む
ハイケム、微細藻類・ジゾキトリウム由来のDHAを提供開始(2023.7)
ハイケム㈱(東京都港区)は、持続可能な植物由来の健康機能食品素材「微細藻類(シゾキトリウム)DHA」の取り扱いを開始する。 DHA(ドコサヘキサエン酸)は、脳の働きに欠かせない栄養素であり、神経情報伝達をスムーズにし …続きを読む
中国国際航空(Air China)、中国初の国産SAF利用の商用便運航を実施(2023.7)
中国国際航空(Air China)は、中国初となる商用便で中国産SAFの使用を検証し、低炭素航空会社の目標に向けて一歩前進したと国営メディアCGTNが報じた。 杭州発北京行きの試験飛行はエアバスA350ワイドボディ機 …続きを読む
花王スペインとENGIE社、バルセロナの花王ケミカル工場にバイオマス熱利用プラントを新設(2023.7)
ENGIEスペインと花王コーポレーションSAU(花王スペイン)は、バルセロナのオレッサ・デ・モンセラットにある花王スペインのケミカル工場内に、森林の持続可能な管理を保証する、認証された森林廃棄物からのバイオマスによる新 …続きを読む
英・ヴァージン・アトランティック航空、世界初100%SAF利用の大西洋横断飛行11月予定。SAFブレンド地上試験成功(2023.7)
ヴァージン・アトランティック航空とロールスロイスは、ロールスロイス トレント1000 エンジンによるSAF ブレンド地上試験が成功したと発表した。また、同社は2023年11月28日に離陸予定のボーイング787ドリームラ …続きを読む
三菱ケミカルGとINPEX等3社、UAEでのCO2とグリーン水素由来ポリプロピレン生産調査契約締結。(2023.7)
Abu Dhabi Future Energy Company PJSC – Masdar(Masdar社)、三菱ケミカルグループ㈱および㈱INPEXは、2023年7月17日にアラブ首長国連邦アブダビ首長国 …続きを読む
住友化学と米・ギンコバイオワークス、バイオものづくり連携強化。合成生物学で機能化学品の開発着手(2023.7)
住友化学㈱と米国ギンコバイオワークスは、バイオものづくりの連携を強化し、合成生物学を用いた機能化学品の開発に着手すると発表した。 近年、バイオテクノロジーやデジタル技術の急速な発展により、遺伝子を設計し、目的の機能を …続きを読む
熊谷組と帝人、耐火建築物に利用可能な高機能繊維強化集成材の開発へ。技術融合でイノベーション目指す(2023.7)
㈱熊谷組と、帝人㈱は、耐火建築物に利用可能な高機能繊維強化集成材の開発に着手した。 本集成材は、帝人が保有する高機能繊維強化集成材「LIVELY WOOD(ライブリーウッド)」と、熊谷組が保有する木質耐火部材「環境配 …続きを読む
丸紅、カナダ・アルバータ州でのCCS事業へ参画、開発企業Bison社へ出資(2023.7)
丸紅㈱は、カナダ・アルバータ州においてCO2回収・貯留(CCS)事業を開発中のBison Low Carbon Ventures Inc(Bison社)と株式引受契約を締結したと発表した。 Bison社が主導するCC …続きを読む
東レ、PPS樹脂グローバル生産拠点(韓・ソウル市)でISCC PLUS認証を取得(2023.7)
東レ㈱は、このたび、韓国の100%子会社である東レ尖端素材㈱(Toray Advanced Materials Korea Inc.:TAK、ソウル市)の群山工場で生産するPPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂につい …続きを読む
三菱鉛筆、海洋プラごみと使い捨てコンタクトレンズ空ケースを使用したボールペンを一般店頭販売(2023.7)
三菱鉛筆㈱は、“クセになる、なめらかな書き味。”の油性ボールペン「ジェットストリーム」シリーズより、日本国内で回収された海洋プラスチックごみと使い捨てコンタクトレンズの空ケースをリサイクルしたプラスチックをボールペン軸 …続きを読む
ちとせG、資生堂より10億円調達、戦略協業契約締結。化粧品業界の藻類ベースのモノづくり加速(2023.7)
バイオエコノミーを主導する ちとせグループ は、㈱資生堂を引受先として第三者割当増資により10億円の資金調達を実施し、同時に戦略協業契約を締結したと発表した。国内トップシェアを走り続ける資生堂との提携により、共に化粧品 …続きを読む
住友林業G組成の森林ファンドへ、ENEOS、日本郵船等10社共同出資。600億円規模運用開始(2023.7)
住友林業㈱の傘下で米国の森林アセットマネジメント事業会社Eastwood Forests, LLC(EF社)は森林ファンドEastwood Climate Smart Forestry Fund Iを組成し、このたび運 …続きを読む
丸紅等3社、木材パルプ由来メタノールとバイオマス系廃液活用のバイオ燃料を高圧式LPG船で使用。世界初の取り組み(2023.7)
田渕海運㈱、丸紅㈱およびバイオ燃料技研工業㈱の3社は、高圧式LPG船での世界初の取り組みとして、丸紅とバイオ燃料技研工業が共同保有するバイオ燃料製造技術により、日本で製造したバイオ燃料を通常のバンカー重油(低硫黄重油、 …続きを読む
英bp社、米WasteFuel社と提携・投資。廃棄物由来バイオメタノールで海運の脱炭素へ(2023.7)
英国bp社は、バイオエネルギーへの投資を拡大すると発表した。bpベンチャーズはシリーズB投資ラウンドを先導する1,000万ドルを米国の実証済みの技術を使用し、バイオベースの都市廃棄物や農業廃棄物をバイオメタノールなどの …続きを読む
サカタインクス、100%バイオマス由来の酢酸エチルを使用したボタニカルインキを展開(2023.7)
サカタインクス㈱は、独自ブランドとして展開するボタニカルインキシリーズにおいて、100%バイオマス由来の酢酸エチルを使用したグラビアインキを展開すると発表した。 フィルムパッケージなどの印刷に使われるグラビアインキは …続きを読む
三井物産、デンマークでの世界初のe-メタノール製造・販売事業、MidCo社への出資参画 (2023.7)
三井物産㈱は、再生可能エネルギー会社European Energy A/S(ヨーロピアン エナジー、本社:セーボー、デンマーク、EE社)からEE社傘下のKasso MidCo ApS(MidCo社)の株式49%の取得に …続きを読む
タイ・SCGC、オランダAvantium社と提携、及びIHIとCO2の低級オレフィン変換(CCU)の実証提携を発表。(2023.7)
タイに本社を置くASEAN の大手総合化学企業のSCG Chemicals Public Company Limited(SCGC) は、オランダのAvantium NV との提携に合意したと発表した。このパートナーシ …続きを読む
郵船ロジスティクス、豊田通商とSAFを利用した航空貨物輸送サービスの利用契約締結(2023.7)
郵船ロジスティクス㈱は、2023年7月1日、豊田通商㈱とSAFを利用した航空貨物輸送サービス「Yusen Book-and-Claim」の利用契約を締結したと発表した。 「Yusen Book-and-Claim」は …続きを読む
三菱ケミカルG、沖縄市との資源循環型システムの実証実験を実施。生分解性樹脂を使用したバスケW杯PR紙コップを起点(2023.7)
三菱ケミカルグループは、沖縄市と連携し、同社グループの植物由来の生分解性樹脂「BioPBS」を使用した紙コップを起点とする資源循環型システムの実証実験を行うと発表した。 沖縄市は2023年8月25日より開催される「F …続きを読む
JCB、バイオマス基材を約25%使用のJCBゴールド/バイオマスカードの発行を開始。(2023.7)
㈱ジェーシービーは、バイオマスカードのJCBゴールドを7月10日より発行開始すると発表した。(5月31日付のプレスリリース「JCB、バイオマスカードの採用を決定」でご案内のとおり)また、今回の発行を記念してTwitte …続きを読む