蘭・Avantium社、スロベニア・Helios Resins社とFDCA(フランジルカルボン酸)購入の複数年生産予約契約(2024.1)
再生可能ポリマー材料の大手企業であるオランダのAvantium NV(アムステルダム)は、スロベニアに拠点を置く高度なコーティング樹脂および複合樹脂製造のHelios Resins社と、FDCA(フランジルカルボン酸) …続きを読む
ニューヨーク市、初のRenewable Diesel・小売スタンドオープン。米・Sprague社供給推進(2024.1)
米国・ニューヨーク市は1月11日、Renewable Diesel/再生可能ディーゼル(RD)を供給する市内初の燃料ステーションをグランドオープンし、澄んだ空気と持続可能な未来に向けて記念碑的な一歩を踏み出したと、エネ …続きを読む
三井不動産と竹中工務店、国内最大・最高層の木造賃貸オフィスビル着工。CO2排出量削減~日本橋に森を~新たなビル価値創造へ(2024.1)
三井不動産㈱は、東京都中央区日本橋にて推進中の「(仮称)日本橋本町一丁目3番計画」について、1月4日に着工したと発表した。なお、設計施工は㈱竹中工務店が実施し、竣工は2026年を予定している。 推進中の計画は国内最大 …続きを読む
タイ・バンチャックG、タイ初のSAF生産プラントの起工式をプラカノン製油所内で開催(2024.1)
タイのバンチャックグループ(Bangchak Group)のグループCEO兼社長であるChaiwat Kovavisarach氏は、バンチャック・プラカノン製油所内の敷地にSAF生産プラントを建設するための起工、基礎石 …続きを読む
ユーグレナ社、サティス製薬及び日本ビューテックの簡易株式交換による完全子会社化を発表(2024.1)
㈱ユーグレナは、同社を株式交換完全親会社とし、㈱サティス製薬及び日本ビューテック㈱(サティス製薬と総称してサティス製薬グループ)を株式交換完全子会社とすると1月10日、発表した。なお、本株式交換は、サティス製薬及び日本 …続きを読む
郵船ロジスティクス、大韓航空(Korean Air)のSAF利用促進プログラムに参画(2024.1)
郵船ロジスティクス㈱は、㈱大韓航空(Korean Air)とSAF利用を推進する「SAF協力プログラム」の契約を締結し、2024年1月から参画したと発表した。 「SAF協力プログラム」は、大韓航空が企業と連携してSA …続きを読む
鹿島、牛のげっぷ中のメタンガスを抑制する海藻・カギケノリの量産培養手法を開発(2024.1)
鹿島建設㈱は、牛のげっぷに含まれるメタンガス排出量低減に寄与する海藻「カギケノリ」の量産培養手法を開発した。メタンガスはCO2に次いで地球温暖化の原因となっている気体で、カギケノリは牛などの反すう動物の餌に混ぜることで …続きを読む
三井物産、出資の米・Fairway Methanol社で産業回収CO2を原料にメタノール生産開始(2024.1)
三井物産㈱は、米国のスペシャリティ・化学品大手企業のCelanese Corporation(セラニーズ社:テキサス州ダラス市)と折半出資で設立したFairway Methanol LLC(フェアウェイメタノール社)の …続きを読む
和歌山県とENEOS、花王、サントリーHDがサーキュラーエコノミーへ包括連携協定。家庭廃食用油からSAFやバイオナフサへ(2024.1)
和歌山県とENEOS㈱、花王㈱及びサントリーホールディングス㈱は、「和歌山県におけるサーキュラーエコノミーの実現に関する包括連携協定」を締結したと発表した。 和歌山県では、地域の特性を踏まえた産業創出や広域的な資源循 …続きを読む
横須賀市、漁業協同組合と協力し、Jブルークレジットの認証取得。購入申込者の公募開始。(2023.12)
神奈川県横須賀市では、藻場が喪失する「磯焼け」という問題に対処するために、漁業協同組合と協力して、藻場の保全活動を行ってきた。今回、一部海域で藻場の回復が確認され、この藻場について、CO2吸収量を調査した結果、認証機関 …続きを読む
横浜市、マースクAS、三菱ガス化学3者、横浜港のグリーンメタノール利用促進へ覚書締結。日本初(2023.12)
横浜市は、マースクAS及び三菱ガス化学㈱と、国際海運の脱炭素化、国際コンテナ戦略港湾政策の推進及び横浜港におけるカーボンニュートラルポートの形成を目指して、次世代船舶燃料としてのグリーンメタノールの横浜港におけるバンカ …続きを読む
三菱ガス化学、バイオメタノールとDMEでISCC PLUS認証取得。マスバランス方式で販売へ(2023.12)
三菱ガス化学㈱は、同社新潟工場で生産開始を予定するバイオメタノールとそのバイオメタノール等を原料として生産するジメチルエーテル(DME)について、持続可能な製品の国際的な認証制度の一つであるISCC PLUS認証を取得 …続きを読む
ユーグレナ社、次世代バイオディーゼル燃料の普及拡大を目指し、シナネン/平野石油と協業(2023.12)
㈱ユーグレナは、次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」の普及拡大を目指し、エネルギー商社のシナネン㈱、燃料の卸売や運送事業を行う平野石油㈱と京浜地域での協業を開始したと発表した。 ユーグレナ社の「サステオ」は、HVO …続きを読む
出光興産、J-クレジットでCO2をオフセットする燃料油の試験販売。出光カーボンオフセットfuelのラインアップ化へ(2023.12)
出光興産㈱は、産業用燃料油として本年7月から販売している「出光カーボンオフセット fuel」の商品ラインアップにJ-クレジットを付与した「出光カーボンオフセットfuel J(ジェイ)」を追加し、12月21日から同社グル …続きを読む
郵船ロジスティクス、SAF利用の輸送サービスで、同社発行GHG排出量削減証明書提供へ(2024.1)
郵船ロジスティクス㈱は、SAFを利用した輸送サービス「Yusen Book-and-Claim」において、一般財団法人 日本海事協会(ClassNK)からISO 14064-3に準拠した第三者認証を取得し、2024年1 …続きを読む
DIC、世界初の藻類油タイプの高性能硫黄系極圧添加剤を開発。従来製品より高性能実現、EV産業視野に(2023.12)
DIC㈱は、このたび硫黄系極圧添加剤「DAILUBE」について、この分野では世界初である藻類油タイプの新製品「KS-519」を開発したと発表した。本開発品は、CO2排出量削減の他、従来製品と比べてより高い性能を持った製 …続きを読む
日本郵船、バイオ燃料本格導入へ来年度から長期トライアル。安全性や供給網を総合検証(2023.12)
日本郵船は2024年度から、CO2の排出量が実質ゼロとみなされるバイオ燃料を、既存の重油焚き船舶の航行で長期的に使用するトライアルを本格実施する。バイオ燃料は、重油焚き船舶エンジンでも使用可能なため、重油からゼロエミッ …続きを読む
帝人、環境配慮型原料用いた炭素繊維を、ISCC PLUS認証に基づくマスバランス方式生産・販売開始(2023.12)
帝人㈱は、持続可能な製品の国際認証に基づいたマスバランス方式を適用し、環境配慮型の原料を用いた炭素繊維「テナックス」の生産と販売を開始すると発表した。 同社はこれまで、製造工程におけるGHG排出量の削減に向けて、製造 …続きを読む
東京メトロ、日揮HD等推進の国産SAF製造へ廃食用油の提供の基本合意書締結。鉄道事業者初(2023.12)
東京地下鉄㈱(東京メトロ)、日揮ホールディングス㈱(日揮HD)、レボインターナショナル合同会社、 SAFFAIRE SKY ENERGY の4社は、廃食用油を国産のSAF等へ再利用する取り組みに関して、積極的に取り組み …続きを読む
出光興産、台湾・OPTC、丸紅によるバイオマスPTAのサプライチェーン構築へ。PET樹脂のバイオマス化推進(2023.12)
出光興産㈱、Oriental Petrochemical (Taiwan) Co., Ltd.(OPTC)、丸紅㈱の3社は、植物などを由来とするバイオマスナフサを原料とした、バイオマス高純度テレフタル酸(バイオマスPT …続きを読む
英・Renovare Fuels、アイルランド北部に廃棄物由来燃料工場を建設へ。NASA等と共同開発技術使いバイオガスをSAF等へ変換(2023.12)
英国・Renovare Fuels の生産施設は、NASAおよび米国エネルギー省と共同開発された技術を利用して、年間200 万リットルのバイオ燃料を生産する。化石燃料の代替品に対する需要の高まりに応える取り組みとして、 …続きを読む
電中研、東工大等4者、液体合成燃料製造へ、SOEC共電解実用化の研究開発開始。NEDO委託事業で(2023.12)
一般財団法人電力中央研究所、日本特殊陶業㈱、国立大学法人 東京工業大学、三菱電機㈱4者は共同で、CO2を原料にした液体合成燃料の高効率な製造を目指し、SOEC共電解(Solid Oxide Electrolysis C …続きを読む
チリ・ENAPとHIF Globalがチリでの合成燃料(e-fuel)の利用促進に関する協定に署名(2023.12)
チリの国営石油会社・ENAP と e-Fuelsに注力するHIF Global は、チリでカーボンニュートラルな燃料・合成燃料(e-fuel) の利用を実現し、製品の商業化を可能にするビジネスモデルの共同開発を今後数か …続きを読む
DICと明治、カカオ豆の種皮(カカオハスク)をアップサイクルした合成皮革を共同開発。(2023.12)
DIC㈱は、㈱明治と協業し、チョコレートの製造工程で発生するカカオ豆の種皮(カカオハスク)をアップサイクルした合成皮革「CACAO STYLE LEATHER」を開発したと発表した。これまで有効活用されていなかったカカ …続きを読む