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米・Origin Materials社、初の商業規模プラントで木材残渣原料を持続可能な中間体変換成功(2024.4)

 持続可能な化学素材開発に注力するOrigin Materials社(米国・カルフォルニア州)は、同社初の商業規模のプラント「Origin 1」において木材残渣原料の持続可能な中間体への変換に成功したと発表した。
 共同創設者であり共同CEOのJohn Bissell氏は、「今週、我々ははプラント・オリジン1のバイオマス変換技術のために木材残渣原料を生産ラインに組み入れ、昨年10月の工場操業開始以来、採用してきたコーンスターチベースの生産から移行、進化させた。地元産のものを使用しているので、森林管理協議会(FSC) は、木材および木製フローリングの生産の副産物として製材工場で生成される木材残留物を確認することができる。その工場の木材チップ、削りくず、おがくずから、通常は石油から作られるさまざまな製品の製造に使用できる持続可能な中間体を製造した。アパレルや繊維、プラスチック、タイヤや自動車部品、燃料、高性能ポリマーなどの製品はすべて、この技術を利用して、おがくずをベースに作られた中間体から生産することができる」と述べた。

詳しくは、→https://investors.originmaterials.com/news-releases/news-release-details/origin-materials-converts-wood-residue-feedstock-sustainable

2024-04-06 | Posted in トピックス |