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タイ・PTT MCC Biochemとフィンランド・Nordic Bioproducts Group が戦略的提携（2024.4）
タイのバイオベースポリブチレンサクシネート（BioPBS）のメーカーである PTT MCC Biochem Co., Ltd. (PTTMCC) は、フィンランドのセルロース技術を開発、関連製品開発に注力するNordic Bioproducts Group（NBG） との提携を発表した。
両社は、持続可能性に対する共通のビジョンに基づいて、Nordic Bioproducts Group の AaltoCell テクノロジーを活用することで、バイオプラスチックの性能と堆肥化可能性を革新することを目指している。
このコラボレーションの焦点は、集中的な研究開発を通じて、コーヒーカプセル、カトラリー、容器などの使い捨て製品の耐熱性と家庭で堆肥化可能なソリューションを強化し、拡大する市場の需要に応えることを目指している。世界のコーヒーカプセル市場は2032年までに119億米ドルに達すると予測されており、持続可能な代替品が急務となっている。堆肥化可能なコーヒーカプセルのニーズ拡大は、特に従来のアルミニウムカプセルの廃棄に関する環境への影響に対する消費者の意識の高まりを反映している。
なお、PTT MCC Biochem Company Limitedは、PTT Global Chemical Public Company Limited (GC) と三菱化学㈱ (MCC) が BioPBS (バイオベースのポリブチレンサクシネート) を製造するために 2011 年3月に設立した戦略的合弁会社である。
→https://nordicbioproducts.fi/news
関連情報（丸紅とNBGが協業覚書）→https://greenproduction.co.jp/archives/20593