ニュース情報/政策関連

国際プラスチック条約に関する政府間交渉委員会第5回第3部(INC‐5.3)、主導する新議長選出(2026.2)

 2026年2月7日、海洋環境を含むプラスチック汚染に関する国際的な法的拘束力のある文書を策定するための政府間交渉委員会(INC)は、第5回会合の第3部(INC-5.3)において、チリのJulio Cordano大使を次期INC議長に選出した。

 Cordano大使は就任にあたり、「プラスチック汚染は、あらゆる国、地域社会、そして個人に影響を与える地球規模の問題である。したがって、協調行動を支援し、この共通の責任に対処するために私たちを結集させる条約が緊急に必要である。委員会が目標を達成できるよう、私は主導的な役割を果たす意志と決意を持っている」と述べた。

 Cordano大使の議長選出に続き、委員会はアンティグア・バーブーダのLinroy Christian 氏を副議長に選出した。今回の会合は役員選出に関する組織的な事項のみに焦点が当てられ、再開会合では実質的な交渉は行われなかった。

 委員会はまた、INC-5.3に先立つ数か月間にわたる手続きを支援してくれた現副議長のスウェーデン大使Johanna Lissinger-Peitz氏に感謝の意を表した。

 INC事務局長Jyoti Mathur-Filipp氏は、「Cordano大使の選出を祝福するとともに、大使のリーダーシップの下、委員会がその任務を遂行していく上で支援していくことを楽しみにしている」と述べた。

 INCプロセスは、2022年3月に再開された国連環境総会第5回会合(UNEA-5.2)で開始され、加盟国は海洋環境を含むプラスチック汚染に関する国際的な法的拘束力のある文書を策定するという歴史的な決議を採択した。

 ジュネーブ国際会議センターで開催される今回の会合は、 同じくスイスのジュネーブで開催された2025年8月のINC-5.2に続くもので、この会合の前には、5回のINC会合が開催された。INC -1は2022年11月にウルグアイのプンタ・デル・エステで、 INC -2は2023年6月にフランスのパリで、 INC-3は2023年11月にケニアのナイロビで、 INC-4は2024年4月にカナダのオタワで、 INC-5.1は2024年11月から12月にかけて韓国の釜山で開催された。

詳しくは、→https://www.unep.org/inc-plastic-pollution/media#PressRelease7Feb

 

2026-02-11 | Posted in ニュース情報/政策関連 |