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カネカ、生分解性バイオポリマー製、 初のリユース可能容器開発。JAL国際線機内食の食器に(2024.4)

 ㈱JALUX(東京都港区)と㈱カネカ(東京都港区)は、カネカ生分解性バイオポリマー・Green Planet製で初となるリユース可能な食品容器を開発し、JAL国際線で提供される機内食の副菜容器に6月より採用されると発表した。

 JALグループは豊かな地球を次世代に引き継ぐため、機内やラウンジで提供する使い捨てプラスチック用品について、2025年度までに新規石油由来品を全廃する目標に挑戦している。その一環として、JALUXとカネカが共同で開発を進めてきた。新規石油由来品全廃の実現に寄与するとともに、リユースを可能にすることで、環境負荷のさらなる低減を目指す。

 また、JALの機内アメニティ刷新プロジェクトのもと、デザインオフィスnendoが機内食トレー全体のデザインを監修し、本製品についてもデザイン性と機能性を追求することで「軽量化かつ脱石油由来プラスチックを表現する温もりのある質感」を実現した。現行の副菜容器と比較して約30%の軽量化を図ることで、運航中のCO2排出量の削減効果が期待できる。また、容器の着色には天然由来の鉱物を使用し、素材・着色剤ともに非石油由来の原料を用いて温もりのある質感に仕上げている。

JAL国際線の機内食容器     (Green Planet製の副菜容器は写真内の上3点)

詳しくは、→https://www.kaneka.co.jp/topics/news/2024/nr2404111.html

2024-04-12 | Posted in トピックス |