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住友商事、アフリカ地域にてマングローブ植林由来のブルーカーボンクレジット事業に参入。マダガスカルとモザンビークで調達(2025.4)
住友商事㈱は、アフリカ地域において2件のマングローブ植林由来のカーボンクレジット事業に参入したと発表した。マダガスカルでは、カーボンクレジット事業を世界中で展開するシンガポールのValue Network Ventures(VNV)と現地で植林事業を行うBondyの合弁会社が開発するマングローブ植林への資金拠出を通じ、ブルーカーボンクレジットを調達する。モザンビークでは、カーボンクレジットの開発・投資・販売を行うフランスのRemovallと合弁会社Summit Removallを設立し、ブルーカーボンクレジット事業に投資する。2案件ともに、マングローブの成長に応じてカーボンクレジットを21年以上の長期で創出し、欧州、米州および日本を含むアジア企業に向けて販売する。将来的には、アフリカで最大級となる計3,400万トンのカーボンクレジット創出を目指し、脱炭素化に向けた世界的な需要に応えていく考えだ。
■マダガスカル案件
パートナー | Value Network Ventures、Bondy |
クレジット期間 | 21年間(2024年~2044年) |
実施地域 | マダガスカル(北東部) |
カーボンクレジット総量 | 約80万トン |
■モザンビーク案件
パートナー | Removall |
クレジット期間 | 40年間(2024年~2064年) |
実施地域 | モザンビーク(ザンベジア州) |
カーボンクレジット総量 | 約250万トン |
詳しくは、→https://www.sumitomocorp.com/ja/jp/news/topics/2025/group/20250401_2