トピックス,エネルギー編
英・Willis Sustainable Fuels、SAF生産の技術に英・JM/BP開発のFT CANS技術を選択(2025.4)
持続可能な技術の世界的リーダーであるJohnson Matthey(JM)は3月31日、Willis Sustainable Fuels(WSF)がイングランド北東部ティーズサイドにおけるWSFの持続可能な航空燃料(SAF)プロジェクトに、JMとbpの受賞歴のあるFischer Tropsch(FT) CANS技術が採用されたと発表した。
このプロジェクトは 2028年に稼働開始が予定されており、英国では初めてのプロジェクトとなる予定。この施設では、JM の実績ある改質技術を使用して合成ガスに加工されたバイオメタン原料を使用する予定である。この合成ガスは JM/bp FT CANS技術に供給され、SAF にアップグレードおよびブレンドできる合成原油が生産される。WSF 施設は稼働開始後、年間 14,000 トンの SAF ブレンドストックを生産する予定である。
ティーズサイドは英国でSAF生産の活発な拠点になりつつあり、ティーズサイド国際空港独自のネットゼロ戦略では、SAFを使用して2035年までにネットゼロ飛行を達成し、英国初のネットゼロ空港となるという野心を掲げている。
WSFの開発計画は、英国航空業界からの温室効果ガス排出量を削減できる燃料生産技術の商業展開を可能にする運輸省の先進燃料基金の第2ラウンドから資金提供を受けるティーサイドを拠点 とする5つのプロジェクトのうちの1つであった。
Johnson Mattheyのライセンス担当マネージングディレクター、Alberto Giovanzana氏は次のように語っている。「英国に本社を置く企業として、当社の技術がこの革新的な英国プロジェクトに選ばれたことを大変嬉しく思う。ティーズサイドにある当社のFT CANS開発・試験施設や、現在開発中のプロジェクトなどにより、英国北東部は英国の SAF 義務を満たす取り組みのリーダーであると考えている。Willis Sustainable Fuels と協力して、この地域、そしてその先で SAF を開発していくことを楽しみにしている」
詳しくは、→https://matthey.com/media/2025/willis-sustainable-fuels