研究情報

早稲田大等の研究G、雲水の野外観測で初めてマイクロプラスチックの存在実証。(2023.9)

 早稲田大学、東洋大学およびPerkinElmer Japan合同会社の研究グループは、雲水中に含まれる大気中マイクロプラスチック(Airborne MicroPlastics: AMPs)存在量と特徴を解明することに初めて成功したと発表した。

 これまで、野外観測により雨水から大気中マイクロプラスチック(AMPs)が検出されてきたが、雲水中にAMPsが含まれていることは実証されていなかった。本研究グループは、自由対流圏に位置する富士山頂(標高 3,776 m)、大気境界層に位置する富士山南東麓(標高1,300 m)、および丹沢大山山頂(標高1,252 m)で2021年から2022年にかけて雲水44試料を採取し、世界で初めて雲水の野外観測によりAMPsの存在を明らかにし、その特徴や起源を解明した。
 本研究により、雲水中ではカルボニル基などの親水基を有するAMPsが濃縮され、本来は親水基を有しないポリエチレン、ポリプロピレンも紫外線劣化が進行することにより、これまでの想定以上にAMPsが雲凝結核や氷晶核として機能し、環境中の存在を高めていることを確認した。

大気中マイクロプラスチックの想定される起源と環境リスク

詳しくは、→https://www.waseda.jp/top/news/92923

2023-08-26 | Posted in 研究情報 |