トピックス,エネルギー編
欧州最大規模グリーン水素製造PJ/デンマーク・Everfuel社、同国・Crossbridge Energy社へ初の水素生産供給(2025.3)
2025年2月28日、デンマークのEverfuel A/SとCrossbridge Energy Fredericia A/Sは、Crossbridge Energy製油所への水素の初生産と納品を発表した。これはHySynergy Iプロジェクトにおける重要な節目となる。この成果は、安定した操業と生産増強に向けた最初のステップであり、EverfuelとCrossbridge Energyの水素経済の推進に対する取り組みの成果でもある。
デンマークのフレゼリシアにある HySynergy I 20MW プロジェクトは、グリーン水素生産能力を開発するという Everfuelの戦略における最初のプラントである。プロジェクトのパートナーであり、オフテイカーでもある Crossbridge Energy への水素の生産と配送が成功したことは、Everfuel と Crossbridge Energy のチーム全体とパートナーの懸命な努力と献身の証でもある。
「このマイルストーンは、当社にとって大きな成果であるだけでなく、航空機、船舶、電化できない輸送手段向けのグリーン液体燃料の生産に向けた重要な一歩でもある。これは地図上の標識であり、HySynergy から Crossbridge Energy へのパイプラインにある水素は、新しい時代の始まりとなるであろう。ただし、新しい時代には、従来の水素の代わりにグリーン水素を使用することで、デンマークの燃料の現在の置き換え要件を満たすことができると法律で認められる必要がある。もちろん、グリーン水素も価値を増し、追加コストではなく、大規模生産による輸送部門の変革を真に開始することを期待している」と、Crossbridge Energy A/S の CEO である Finn Schousboe氏は述べている。
HySynergyは、主要パートナーであるEverfuelとCrossbridge Energyの共同プロジェクトであり、地域暖房事業者のTVISが余剰熱の引き取り手となっている。
EverfuelとCrossbridge Energyは、今後の期間を利用して生産を着実に増強し、業務を最適化し、今年後半に選ばれたVIP、利害関係者、パートナー、メディアを公式開設イベントに招待する予定である。
HySynergy I は、世界最大の水素インフラファンドの運用会社 Hy24 と共同所有されており、Everfuel が51%、Hy24 が49% を所有している。
HySynergy I 20MWは、欧州最大のグリーン水素製造プロジェクトの一つであり、デンマークエネルギー庁から650万ユーロの支援を受け、欧州連合がコネクティング・ヨーロッパ・ファシリティを通じて380万ユーロの共同出資を行っている。また日本では、伊藤忠商事や大阪ガスが出資を行っている。