イベント情報
バイオマス産業社会ネットワーク研究会「森林資源活用による持続的な 暮らし、地域再構築」2025.8.26 ハイブリッド開催
バイオマス産業社会ネットワーク(BIN)第231回研究会が、下記の要領でハイブリッド開催される。
●日 時:2025年8月26日(火)15:00~17:00 ●テーマ:森林資源活用による持続的な「暮らし、地域再構築」 ●講演者:竹林征雄(NPO法人バイオマス産業社会ネットワーク副理事長) ●会 場:地球環境パートナーシッププラザ(東京都渋谷区神宮前5-53-70 国連大学1F) およびZOOMによるオンラインのハイブリッド開催 ●参加費(会場/オンラインいずれも):BIN会員 無料、 一般 1,000円
世界は21世紀に入り年々思いもよらぬ地球温暖化が強まり、異常気象が頻発増大化してきた。それにより自然界、生態系、人類に環境面、生活・経済・政治面等などへ損傷、毀損を与えている。そしてそれは異常気象に比例し益々悲惨な様相を加速、強めている。
この事態をわずかでも防ぐ緩和適応策を探るなら、日本は森林大国であり地方にこそ多くの森林がありまだまだ活用余地があるのではないでしょうか? 山の特性や気候、林業取り組みの相違に合せた森林特性の適正科学的維持管理を行ない、地域林産業の川上から川下の一気通貫で「バリューとサプライチェーン」の情報共有、付加価値創造のマネージメントによる適正な森林活用が、「温暖化、地域環境、暮らし、地域経済」などへ寄与すると考える。
上記の視点から温暖化主因の炭酸ガス大量排出の枯渇性化石系エネルギーから、より好ましい主として持続可能な木質バイオマス活用によるエネルギーへの移行を急ぐ必要がある。人類は全生態系や人類の住み家とも言える地球の持続的存続を願うなら、「炭素文明」から「脱炭素文明」への転換をもっと考え行動せねばならない後戻り出来ない時に立たされている。
具体的にはペレットやチップ燃料によるストーブやボイラーでの熱生産、加えて木質バイオマスのガス化による温水生産活用と同時に電力を得る分散型木質バイオマスガス化熱電併給は、多面的な社会・経済的貢献度があると思う。そこで「木材の多角的・多面的活用を検討し、地域の特性に合わせた環境や暮らし経済」を皆で考えてみることを呼びかけたいと考える。多数の皆様にご参加いただければ、大変、幸いです。