研究情報

藻類細胞サイズ・成分含量変化を高速測定可能な装置を開発。 ユーグレナ、奈良先端科学技術大学院大学等 (2022.7)

 奈良先端科学技術大学院大学、㈱ユーグレナ、理化学研究所等は共同で、有用な生物資源とされる藻類の一種であるユーグレナ(和名:ミドリムシ)について、細胞のサイズと含まれる成分の変化をインピーダンス信号を指標にして高速で計測できるマイクロ流体デバイスを開発した。
 これまで開発したマイクロ流体デバイスでは、藻類の細胞外部形状の判断のみ可能だったが、今回の開発により、さらにサイズ変化と有用物質の含有量変化の情報を得ることができ、生産性が高い特定藻類の選別や培養方法の定量化への活用が期待される。

 従来の特定のユーグレナ株の選別方法は、顕微鏡下で画像を見るなどの光学的な方法で個別のユーグレナの形状などを判断していたが、コストや処理能力の改善が望まれていた。本研究グループは、インピーダンス(電流の流れにくさ)信号を指標に計測するシステムを開発し、マイクロ流体デバイスの中を連続して流れるユーグレナの形状・サイズ、有用物質であるパラミロン合成に直結する細胞小器官(葉緑体)の分布とパラミロンの含有量を瞬時に判別できることを示した。

詳しくは、→https://www.euglena.jp/news/20220624-3/

 

2022-07-16 | Posted in 研究情報 |