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米・LanzaJet、金融グループ・MUFG(三菱UFJ銀行)からの戦略的投資を発表(2024.6)

 持続可能な燃料技術を有し、持続可能な燃料の生産会社である米国のLanzaJet(イリノイ州ディアフィールド)は6月25日、総資産約2.9兆ドルを誇る世界有数の金融グループの1つであるMUFG(三菱UFJ銀行)からの投資を発表した。この投資により、LanzaJetは独自のエタノールをSAFプロセス技術に展開する能力とキャパシティーの構築を継続することが可能となる。

 MUFGの投資は、LanzaJetの現在の1億ドルの成長エクイティ資金調達ラウンドの一環であり、世界中のさまざまな業界の大手企業から支援を受けている。過去数か月間に、LanzaJetはサウスウエスト航空、マイクロソフト、グループADP、そして今回、MUFGからの投資を発表した。SAFの生産が拡大し続ける一方で、LanzaJetはSAFを通じて航空の脱炭素化に必要なエコシステムの構築に取り組み続けることで、業界の発展における役割を維持している。LanzaJetは、次世代のエタノールからSAFへの技術を商業化し、全額出資のLanzaJet Freedom Pines Fuelsバイオリファイナリー(世界初の商業規模のエタノールからSAFへのプラント)を開設することで、引き続き最前線に立ち続けている。米国に開設された画期的なプラントは、低炭素で持続可能なエタノールからSAFと再生可能ディーゼルを生産し、ISCCの認証を取得する予定だ。
 「MUFGは、革新的で持続可能な業界ソリューションを優先することで、金融の未来を再定義することに深く取り組んでいる。LanzaJetに対する戦略的支援は、この取り組みの好例であり、私たちがサービスを提供する企業の経済的および環境的健全性にとって持続可能な燃料が重要な役割を果たすという私たちの信念を表している」と、常務執行役員金融ソリューショングループ長である大嶋幸一郎氏は述べた。「このパートナーシップは、進歩を推進するという当社の使命に合致しているだけでなく、前向きな変化を促進するという当社の献身的な姿勢を示すものでもある。持続可能な道筋に投資することで、ステークホルダーの回復力と成功を確保し、すべての人にとってより持続可能で豊かな未来への道を切り開くことを目指している」

詳しくは、→https://www.lanzajet.com/news-insights/mufg                          →https://www.bk.mufg.jp/news/admin/news0626.pdf

2024-06-27 | Posted in トピックス |