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農水省、日本企業・日系農協と連携し「ブラジル劣化牧野回復モデル実証調査」開始。味の素G、TOWING等参画(2025.3)

 農林水産省は、本年4月から、ブラジルの劣化牧野回復に関心を有する日本企業、ブラジル国内の日系農協や日・ブラジル両政府が連携し、ブラジル国内のモデルファームで日本企業が有する土壌改良材やバイオスティミュラントを活用して、新たに森林伐採を行うことなく劣化牧野の回復を通じた生産性の向上と持続可能性の確保の両立を目指す実証調査を実施する。

 また農林水産省及び外務省は、本調査の実施に当たりブラジル農業・畜産省、ブラジル農業開発・家族農業省との間で「ブラジル劣化牧野回復モデル実証調査に関する意向表明書」(LOI)に署名し、3月26日公表した。

<.実証調査パートナー>
アサヒバイオサイクル㈱
ブラジル味の素有限会社
㈱TOWING
㈱TOKYO8 GLOBAL
㈱海外進出駐在代行
AGRONIBRA(日伯アグテック協会)
サグリ㈱
トメアス総合農業協同組合(ブラジル日系農協)
YKKブラジル社(農牧社)

<主な日本企業の提供資材と期待効果>

(アサヒバイオサイクル㈱)
「カルスポリン」使用によるFCR(飼料要求率)向上、微生物由来の「堆肥化促進材」による土壌改良・及びやせた土地での生育促進、「ビール酵母細胞壁由来の農業資材」使用によるやせた土地での生育促進。           →https://www.asahibiocycle.com/ja/company/press/20250327/

(ブラジル味の素社)
サトウキビを主原料とする「味の素®」の発酵母液を使用した液体葉面散布剤「AJIFOL®」等を提供。本品はサステナブルなバイオサイクル(副生物を余すところなく活用)により製造される、各種アミノ酸を豊富に含むバイオスティミュラントであり、農作物のポテンシャルを高め、その収率と品質の改善が見込まれる。                     →https://news.ajinomoto.co.jp/2025/03/20250327.html

(㈱TOWING)
バイオ炭に対して、当社独自技術に農研機構や名古屋大学等の研究機関で開発された土壌微生物嚢の培養技術を融合した土壌改良材である「宙炭(そらたん)」を開発。同資材は土壌の生物性・化学性・物理性を総合的に改良し、同時に農場への炭素貯留を実現することで、ブラジルの劣化土壌の課題に対して持続可能な解決策を提供する。→https://towing.co.jp/blogs/news/%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B9-%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BEtowing-%E8%BE%B2%E6%9E%97%E6%B0%B4%E7%94%A3%E7%9C%81%E3%81%8A%E3%82%88%E3%81%B3%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%83%AB%E6%94%BF%E5%BA%9C%E3%81%8C%E6%8E%A8%E9%80%B2%E3%81%99%E3%82%8B-%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%83%AB%E5%8A%A3%E5%8C%96%E7%89%A7%E9%87%8E%E5%9B%9E%E5%BE%A9%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB%E5%AE%9F%E8%A8%BC%E8%AA%BF%E6%9F%BB-%E3%81%AB%E5%8F%82%E7%94%BB

(㈱TOKYO8 GLOBAL)
「TOKYO8」は、1500種類以上の有用微生物を含む微生物植物活性剤。土壌の団粒化を促し、腐植を生成することで、荒廃地を農地として再生させる。また、植物の光合成を活性化し、作物の成長を促進する。有機JAS 表A.1 適合資材として国内の有機生産者に広く利用され、アジアやアフリカでもその効果が実証されている。                          →https://www.tokyo8global.com

詳しくは、→https://www.maff.go.jp/j/press/y_kokusai/kokkyo/250327.html

 

2025-04-03 | Posted in ニュース情報/政策関連 |