研究情報
カイコ由来のバイオ原料開発のスタートアップ・Morus社、シリーズAで7億円を資金調達。(2025.6.)
カイコ由来のバイオ原料の研究・供給を行う研究開発型メーカー、Morus㈱(東京都千代田区:モルス)は、シリーズAラウンドにて7億円の第三者割当増資を実施したと発表した。
本ラウンドでは、新たにスパークス・アセット・マネジメント㈱が運営する未来創生3号ファンド、みずほキャピタル㈱、東大創業者の会ファンド(UT創業者の会投資事業有限責任組合)、エンジェル投資家の宮田昇始氏などが参画。さらに既存投資家である㈱DG Daiwa Ventures、SMBCベンチャーキャピタル㈱、信金キャピタル㈱(しののめ信金ファンドを含む)からも追加投資を受けた。
今回の資金調達により、Morusは独自開発のカイコバイオ原料「MorSilk Powder」の栄養学観点による臨床試験や量産体制の構築を加速。さらに、シンガポールをはじめとするASEANおよびEU市場への展開を本格化させていく考えだ。
あわせて、食品・医療・化粧品・機能性素材といった複数分野での共同開発、および脱炭素・サーキュラーエコノミー対応に向けたサプライチェーン構築を国内外の企業との連携して推進。カイコ原料を主軸とした原料メーカーとして、持続可能な次世代素材産業の創出に挑む。
詳しくは、→https://morus.jp/jp/all/series-a_funding_2025/
2025-06-30 | Posted in 研究情報 |