トピックス,エネルギー編

東邦アセチレン、水素製造設備の生産能力増強完了 。高まる水素需要に対応へ(2025.8)

 東邦アセチレン㈱(宮城県多賀城市)は、グループ子会社である東邦酒田水素㈱(山形県酒田市)において、水素発生装置を導入し水素製造設備の生産能力増強工事を進めてきたが、このほど商業運転を開始した。発生方式は、 都市ガス水蒸気改質法、設備能力は、300Nm3/h×2基。これにより、半導体やエレクトロニクスなどさまざまな分野において、高まる水素需要増への対応と安定供給体制の確立が可能となる。

 水素は近年、地球温暖化防止に向けた脱炭素社会を担うエネルギーとして期待されており、発電用、モビリティ関連、産業用などさまざまな分野で使用され、今後もさらなる需要拡大が見込まれている。 東邦アセチレングループは水素製造設備の生産能力の増強を通して、旺盛な需要拡大に対応し安定供給を図ることで、水素事業の拡大と収益力の強化を図りながら、同社が目標とするサステナブルな社会の実現に向けて取り組んでいく考えだ。

詳しくは、→https://www.toho-ace.co.jp/wp-content/uploads/12d5603c87828a6d9e34cc81385388a5-2.pdf

2025-08-06 | Posted in エネルギー編, トピックス |