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BrightWave社 が屋内での工業生産規模の藻類培養システム実現 ~ABO BLOG発表から (2022.8)

 米国のABO (Algae Biomass Organization)は、BLOGにおいて、「BrightWave社 が屋内での工業生産規模の藻類培養システム実現」と題した発表を行った。概要は次のような内容だ。

 ABO 会員のBrightWave社(米国・メリーランド州)は、独自の技術と大気中の炭素回収方法を組み合わせて、屋内での工業生産規模の光合成藻類培養技術を確立、培養手法の範囲を広げた。同社の技術は、炭素回収と、石油資源に代替する高付加価値のバイオ原料の生産を拡大するものだとした。 

 同社の次世代バイオリアクターは、現在のリアクターの技術的な課題である熱とメンテナンス問題に対処する。同社は、光によって生成された熱を効果的に除去し、周囲の環境に影響を与えないようにする水中成長ライトを設計、開発し、特許を取得した。 この照明システムは、光の照射の中断時間を大幅に削減し、自動クリーニング メカニズムとも統合されている。BrightWave社 の技術により、藻類の培養と脱炭素システムを屋内に拡張し、あらゆる環境で運用できるようになり、土地や水などの貴重な資源をより効率的に管理できるようになった。また、同システムの閉鎖環境により、大量のバイオマスを生産して、純度等の市場仕様の高い基準を満たすことができる。 

 「当社の 36,000 リットルの PBR の 1 つだけで、1 エーカーのレースウェイまたは池と同じ量のバイオマスを生産できる。汚染やコンタミンのリスクを排除することができる」BrightWave社 の共同創設者であるTim Shaw氏は述べている。

詳しくは、→https://algaebiomass.org/blog/11723/brightwave-brings-industrial-scale-algae-cultivation-indoors/      →http ://www.brightwavellc.com/ 

2022-08-22 | Posted in トピックス |