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LG化学と米ADM社、米国イリノイ州でのバイオプラスチックPLAの合弁事業合意(2022.8)

 LG化学と米国ADM社(Archer Daniels Midland) は、バイオプラスチックPLAのジョイント ベンチャーに関する合弁事業契約を締結したと発表した。

  ADM社は、グローバルな農業サプライ チェーンと加工技術を有し、LG 化学は植物ベースのバイオ素材の開発を支援している。今回の契約は、2021年9月に両社が締結したHead of Agreement(HOA)締結後の主契約となる。両社は、植物由来製品とバイオプラスチックの需要に対応するため、2 つの合弁会社を設立する。1つは、乳酸の生産法人「GreenWise Lactic」が原料を担当し、年間15万トンの高純度とうもろこし由来の乳酸を生産する。2つ目の合弁事業である「LG Chem Illinois Biochem」は、GreenWise Lacticの乳酸を使用して、年間75,000トンのバイオプラスチックを生産する。生産施設は米国イリノイ州ディケーターに建設され、2025 年後半または 2026 年初頭に完成する予定。建設は、両社の最終決定が完了する 2023 年に開始される予定。

 LG 化学は、原材料から最終製品までの一貫生産能力を持つ PLA 工場を建設した最初の韓国企業。これらの合弁会社の設立により、LG化学は、商業規模のPLA生産に必要な高純度乳酸の生産能力を調達するだけでなく、さまざまな高付加価値バイオ材料の開発にバイオ材料を利用する考えだ。 .

詳しくは、→https://www.lgchem.com/company/information-center/press-release/news-detail-9095?lang=en_GLOBAL

 

 

2022-08-24 | Posted in トピックス |