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ノルウェー・Yara社、欧州最大のCO2回収施設を蘭・スライスキル工場で正式に稼働。ブルーアンモニアの生産へ(2026.9)

 2026年9月7日、欧州最大規模の産業用二酸化炭素回収施設が、オランダのスルイスキルにあるYara社の工場で正式に稼働を開始した。このプロジェクトは、二酸化炭素の回収、輸送、そして永久貯留(CCS)のための、国境を越えた初の完全なバリューチェーンを構築するものである。

 開会式には、ノルウェーのJonas Gahr Støre首相、オランダのRob Jetten首相、欧州委員会の気候変動・ネットゼロ・クリーン成長担当委員であるWopke Hoekstra氏、そしてYara Internationalの社長兼CEOであるSvein Tore Holsether氏が出席した。

「今日はYara社にとっても、欧州産業にとっても重要な日である。スルイスキルにあるCO2回収施設は、大規模な産業脱炭素化が今日でも可能であることを証明している。世界的な競争が激化する中、欧州は産業、雇用、そして重要なバリューチェーンを欧州内に維持しながら、排出量を削減する方法を見つけなければならない。まさにこのプロジェクトはそれを実現するものである」と、Yara Internationalの社長兼CEOであるSvein Tore Holsether氏は述べている。

 ヨーロッパ最大のアンモニア・肥料工場であるYara・スライスキルは、アンモニア生産から年間最大80万トンのCO2を回収・液化することで、これらの量に対する炭素税を回避することができる。回収されたCO2は船舶でノルウェーに輸送され、Northern Lights社によって海底に永久的に貯留される予定だ。

 適切な枠組み条件が整えば、このプロジェクトは今後15年間で約1200万トンのCO2を回収・貯蔵することが期待され、欧州の気候目標達成と産業変革に大きく貢献するであろう。

詳しくは、→https://www.yara.com/corporate-releases/europes-largest-carbon-capture-facility-officially-inaugurated-at-yara-sluiskil-in-the-netherlands/