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川崎重工、独・RWE社運営発電所内の30MW級水素専焼ガスタービンの設置工事完了。欧州初の発電実証PJ実施に向けて(2026.9)

 2026年9月7日、川崎重工業㈱(川崎重工)は、ドイツの大手電力会社RWE Generation SE(RWE社)とともに、RWE社が運営するエムスラント発電所内(ドイツ・ニーダーザクセン州リンゲン)の水素パークにおいて進めていた、川崎重工の30MW級水素専焼ガスタービン「L30A」を用いた発電設備の設置工事を完了したと発表した。なお、本設備は、川崎重工・明石工場で製造したガスタービンを、グループ会社であるKawasaki Gas Turbine Europe GmbH(KGE)が発電装置に組み込み、設置したものである。

 今後、ガスタービンおよび発電装置の試運転を経て水素専焼(水素燃料100%)による発電実証プロジェクトを開始する予定。30MW級ガスタービンを用いた水素専焼発電実証としては、欧州で初めての取組みとなる。

 本プロジェクトでは、RWE社が保有する風力発電施設から供給されるグリーン電力を用いた水の電気分解によるCO2フリー水素を用いて水素専焼運転を行うのに加え、水素供給量や市場ニーズに適合させるために天然ガスを副燃料として混合し、水素混焼率(0%~100%)を任意に変えながらのフレキシブルな発電も実施する。

 本プロジェクトは、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)が進めている「脱炭素化・エネルギー転換に資する我が国技術の国際実証事業」に採択されている。川崎重工は、本プロジェクトを通じて、水素エネルギーの大規模利用の実現、欧州をはじめとする世界の脱炭素実現・エネルギーの安定供給への貢献を目指していく考えだ。

設置工事が完了した発電設備

詳しくは、→https://www.khi.co.jp/pressrelease/detail/20260907_1.html