ニュース情報/政策関連

環境省、SAF国内生産の実証事業支援として、令和4年度予算で三次募集 (2022.8)

 CO2の排出を大きく減らすとされる航空機の代替燃料SAFの国内での生産を目指し、環境省は実証事業を行う企業などを資金面で支援する。令和4年度脱炭素社会を支えるプラスチック等資源循環システム構築実証事業(委託)(うち、①廃棄物等バイオマスを用いた省CO2型ジェット燃料又はジェット燃料原料製造・社会実装化実証事業及び②廃油のリサイクルプロセス構築・省C02化実証事業)の三次募集を行う。

 SAFは植物や廃棄物などから作ったジェット燃料で、従来の燃料と比べてCO2の排出量を80%程度減らせるとされ、国は2030年までに国内の航空会社が使う航空燃料の10%をSAFに置き換えることを目標としている。原料の安定的な調達や初期投資の費用などが課題で、国内では現在、本格的にはほとんど生産されていないが、官民が連携し生産や供給の体制を整えようという動きが広がってきている。

詳しくは、→https://www.env.go.jp/press/press_00455.html

 

2022-08-27 | Posted in ニュース情報/政策関連 |