ニュース情報/政策関連
新たな「バイオマス活用推進基本計画」閣議決定。「みどりの食料システム戦略」と連携し、国産バイオマス産業シェア拡大に重点 (2022.9)
「バイオマス活用推進基本計画」は、バイオマスの活用の推進に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るために政府が策定するもので、少なくとも5年ごとに検討を加え、必要に応じこれを変更することとされている。2016年9月に策定された従前の基本計画について、農林水産省大臣官房環境バイオマス政策課を事務局とするバイオマス活用推進会議により、昨年12月より見直しを進め、9月6日、新たな基本計画が閣議決定された。
新たな基本計画では、昨年策定された「みどりの食料戦略」との両立、製品・エネルギー分野での国産バイオマス市場の拡大に重点を置いている。また、2030年目標としては、バイオマス年間産出量の約80%を活用、全都道府県でバイオマス活用推進計画を策定、製品・エネルギー産業の中で国産バイオマス関連産業で市場シェアを2倍(1%→2%)を掲げている。技術の研究開発ではSAF、CO2の回収や有効利用、バイオ炭、改質リグニン、セルロースナノファイバーを挙げた。
詳しくは、→https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/bio_g/220906.html
2022-09-09 | Posted in ニュース情報/政策関連 |