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常石造船のフィリピン拠点、世界初のメタノール二元燃料ばら積み貨物船を竣工。(2026.1)b
常石造船㈱(広島県福山市)は、フィリピンの造船拠点であるTSUNEISHI HEAVY INDUSTRIES (CEBU), Inc.(THI)において、世界初となるメタノール燃料ばら積み貨物船KAMSARMAXを、2026年1月15日に竣工、引渡した。また命名式にて、フィリピン共和国フェルディナンド・マルコス大統領により「BRAVE PIONEER(ブレイブ・パイオニア)」と命名戴いた。
本船は、海事業界の脱炭素化を目的に、環境負荷の大幅な軽減を目指して設計している。メタノールを燃料として使用することで、重油と比較して窒素酸化物(NOx)を最大約80%、硫黄酸化物(SOx)を最大99%、二酸化炭素(CO2)を最大約10%削減することが可能である。さらに、グリーンメタノールを採用することで、船舶運航における脱炭素化の推進に寄与する。
この度、二元燃料船化したKAMSARMAX型船は常石造船が開発し、400隻を超える竣工実績を持つ主力船型です。浅喫水と同時にエアドラフトを抑える設計により、主要港の多くをカバーする汎用性を有し、ギニア共和国のカムサール港にも入港可能な全長229メートルの船型である。

メタノール二元燃料KAMSARMAX「BRAVE PIONEER(ブレイブ・パイオニア)」
