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印・港湾・海運・水路省の連邦大臣、カンドラ港のグリーン水素プラント向け電解装置を式典で仮始動

 エネルギー転換と国家グリーン水素ミッションの目標達成に向けた重要な一歩として、インドの港湾・海運・水路連邦大臣のSarbananda Sonowal氏は3月18日、カンドラ港のディーンダヤル港湾局(DPA)に建設予定のグリーン水素プラント向け電解装置の仮旗揚げ式を行った。

 この式典でSarbananda Sonowal連邦大臣は「今回の旗揚げは、DPAカンドラがインドを代表するグリーン水素ハブとなるという使命において重要な節目となる。Narendra Modi首相の先見の明のあるリーダーシップの下、私たちは先進的なグリーンエネルギーの取り組みを推進し、海運部門の脱炭素化への取り組みを再確認し、持続可能な港湾運営の国家的ベンチマークを設定している」と述べた。

 独自の技術 : 電解装置は、カンドラのDPAに建設中の1MW グリーン水素プラント向けに、「Make-in-India」イニシアチブの下、L&T によって製造された。
 生産能力 : DPA カンドラのグリーン水素プラントは2025年7月までに稼働し、1 時間あたり18 kgの水素を生産する予定で、インド初の国産電解装置を使用した港湾ベースのプラントとなる。
 拡張計画 : DPAはグリーンアンモニア生産への拡張を計画しており、インドのネット ゼロ目標の推進に貢献する。この取り組みは、港湾運営の1MW グリーン水素プラントの設立を目指しており、将来的には10 MW まで拡張する予定である。

 旗揚げ式には、港湾・海運・水路省のTK Ramachandran長官、DPAのIRSMEのSushil Kumar Singh会長、Derek M. Shah上級副社長兼L&T Green Energy責任者らが出席した。電解装置はL&Tのハジラ製造施設から旗揚げされた。

詳しくは、→https://pib.gov.in/PressReleasePage.aspx?PRID=2112512

2025-03-29 | Posted in ニュース情報/政策関連 |