ニュース情報/政策関連

EBB、中国のダンピング・バイオディーゼル輸入との攻防で暫定的救済措置の獲得を発表(2024.7)

 2024年7月19日、欧州のバイオディーゼル(HVOおよびFAME)生産者を代表するEBB(The European Biodiesel Board)は、EU市場に溢れる中国製バイオディーゼルに対する貿易訴訟で暫定的な反ダンピング関税の獲得に成功したと発表した。

 2023年10月、EBBは欧州委員会に反ダンピング苦情を申し立て、調査は2023年12月に開始された。公開された事前開示文書で、欧州委員会は4週間以内に中国製HVOおよびFAME輸入品に12.8%から36.4%の暫定反ダンピング関税を課すと発表した。その間、EBBは事前開示段階で輸入の自動登録を求め、関税発効前に大きな打撃を受けたEUのバイオディーゼル部門にいくらかの救済をもたらす。EBBはこれらの輸入を注意深く監視し、この期間中に輸入が増加した場合は、確定関税の遡及的な課徴金を求める可能性がある。

 しかし、EBBは、EUがダンピングされた中国製SAFをこれらの暫定措置から予想外に除外したことを深く懸念しているとした。EUの利益のために、EBBは欧州委員会が中国のSAF生産者による不公正な貿易に対処することを期待している。そうしなければ、業界に深刻な損害を与え、将来的に中国への依存につながるからである。私たちは、この問題を規制当局とともに優先事項として対処していく。EBB会長のDickon Posnett氏は、「本日、バランスを取り戻すための措置を獲得した。私たちの次のステップは、EUと協力して、この優れた取り組みを損なう可能性のある抜け穴を塞ぐことである。また、加盟国および委員会と協力して、将来的にはより堅牢な持続可能性認証システムによって不正行為に対処できるようにしていく」と述べた。

詳しくは、→https://ebb-eu.org/news/european-biodiesel-board-obtains-provisional-remedies-in-fight-against-chinese-unfair-biodiesel-imports/

 

2024-07-24 | Posted in ニュース情報/政策関連 |