ニュース情報/政策関連

経産省、JOGMEC、ペトロナス社三者による CO2の越境輸送・貯留に関する協力覚書締結(2023.10)

 9月27日、広島市にて開催された第3回アジアCCUSネットワークフォーラムにおいて、経済産業省は、独立行政法人 エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)及びマレーシア国営石油会社のペトロナス社(PETRONAS)と、日本とマレーシアの2国間でGHG削減に貢献するCCS事業を実現するために、CO2の越境輸送・貯留に関する協力覚書(MOC)を署名した。

 本年6月、CCS事業の本格展開のために2030年までの事業開始と事業の大規模化・圧倒的なコスト削減を目標とする「先進的CCS事業」として、海外2案件(マレーシア・太洋州)を含む7案件を選定した。
 様々な資源を有するマレーシアは、日本にとって長らく重要なパートナーであり、本邦企業が参画する多くのエネルギー事業が進展してきた。その中で、マレーシアはCO2の地中貯留適地が豊富であることから、日本国内の産業界で排出されたCO2を同国へ輸送し、貯留する事業が検討されている。
 マレーシアへCO2を越境輸送するには、ルール整備やCO2削減量算出方法を二国間で協議する必要がある。そこで、経済産業省、JOGMEC、PETRONASの三者は、二国間におけるCO2越境輸送・貯留に関する検討を推進すべく、第3回アジアCCUSネットワークフォーラムにてMOCに署名した。
 これは、2023年3月3日に東京で開催されたMETI主催のアジア・ゼロエミッション共同体(Asia Zero Emissions Community:AZEC)官民投資フォーラムの声明に基づき、気候変動への対処を世界共通の課題として認識し、エネルギー安全保障を確保しつつ、カーボンニュートラル/ネット・ゼロ・エミッションに向けた協力を推進する趣旨に沿うもので、同省は引き続き、アジア・エネルギー・トランジション・イニシアティブ(Asia Energy Transition Initiative:AETI)などを踏まえ、我が国のエネルギーセキュリティの向上と、マレーシアをはじめとするアジア地域における持続的な経済発展やカーボンニュートラルの実現に貢献していく考えだ。

詳しくは、→https://www.meti.go.jp/press/2023/10/20231006007/20231006007.html

2023-10-08 | Posted in ニュース情報/政策関連 |