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商船三井、印・Alt Carbon社が推進する風化促進由来のCO2除去クレジットを2500トン受領。アジア最大級規模(2026.4)
2026年4月24日、㈱商船三井は、インドのAlt Carbon社が推進する、岩石を用いてCO2を除去する「風化促進」技術を活用したプロジェクト ”Darjeeling Revival: Alt × MOL”(読み: ダージリン・リバイバル:オルト×エムオーエル)から、同技術としてアジア最大級となる2,500トンの炭素除去(CDR)クレジットを受領した。商船三井は今後、Alt Carbon社から合計10,000トンのCDRクレジットを受領する予定であり、同社との協業を通じてCDRの創出および社会実装の拡大に貢献していく考えだ。
Alt Carbon社は、風化促進・バイオ炭などのCO2除去手法を活用し、農業生産性の向上や土壌改善と同時に気候変動対策を推進、2030年までに500万トンのCO2除去を目標とする在インド企業。商船三井は2025年3月にCO2除去クレジットの購買契約を締結し、同社とパートナー関係にある。
●インド西ベンガル州の農地に散布される玄武岩粉末
本プロジェクトでは、インド西ベンガル州の茶園や農地に玄武岩粉末を散布し、雨水中のCO2を炭酸塩として固定化する「風化促進」技術を活用している。固定化された炭素は河川を経て海洋に移動し、最終的に炭酸カルシウムとして1万年以上安定的に海中に貯留されるとされている。この手法は、CO2を恒久的に除去することができると科学的に検証されているだけでなく、土壌のpH改善や栄養分供給を通じた農地の生産性向上など、地域社会にも多面的な便益をもたらす。
本プロジェクトで創出されたクレジットは、Isometric社の厳格なプロトコルに基づき認証され、クレジットの創出過程・履歴を追跡可能とし、高い透明性を確保している。これにより、国際的な信頼性を担保し、クレジットの品質と環境価値を明確に示すことができる。

インド西ベンガル州の農地に散布される玄武岩粉末
