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欧州委員会、インドネシアから第三国経由でEUに流入するバイオディーゼルの迂回防止調査を開始。EBBは支持（2023.8）

　欧州委員会は、2023年7月のEBB（Europian Biodiesel Board）の要請によって始まった、中国経由および英国経由のインドネシアのバイオディーゼル（BDF）輸入に対するEU相殺関税の回避疑惑に対処するため、回避策防止調査を正式に開始した。EBBは、この調査を支持する発表を行った。

　2019年12月にインドネシアからのバイオディーゼル輸入に相殺関税を課したことを受けて、EBBは補助金付きのインドネシアのパーム油ベースのバイオディーゼルが第三国経由で欧州連合（EU）市場に流入し続けているという強い兆候があるとしている。インドネシアのパーム油ベースのバイオディーゼルの量は増加しており、中国に輸出され、その後ヨーロッパに向けて再輸出されているようだ。

詳しくは、→https://ebb-eu.org/news/ebb-welcomes-anti-circumvention-investigation-on-biodiesel-imports-from-indonesia-and-transshipped-via-china-and-the-uk/

関連情報→https://ebb-eu.org/news/countervailing-duties-on-biodiesel-originating-in-indonesia-confirmed-a-big-win-for-the-ebb/

関連情報→https://greenproduction.co.jp/archives/794