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良品計画G、農水省と木材利用拡大に関する建築物木材利用促進協定を締結。木造化・木質化進め脱炭素へ(2023.6)-
㈱良品計画およびグループ企業である㈱MUJI HOUSEは、5月31日、農林水産省と「木材利用拡大に関する建築物木材利用促進協定」を締結したと発表した。
本協定は、「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律」の成立に伴い創設された「建築物木材利用促進協定」制度に基づく。良品計画グループは、「感じよい暮らしと社会」を実現するという企業理念のもと、提供する商品サービスや店舗、活動を通じて、資源循環型・自然共生型の社会、持続可能な社会の実現に貢献することを目指している。今回、農林水産省の掲げる「木材利用(ウッド・チェンジ)促進による、脱炭素社会・持続可能な社会の実現」の趣旨に賛同し、協定の締結にいたった。同社ではこれまでも店舗での地域木材の活用を進めてきた。今後は、これまで住空間事業で培ってきた木材の利用に関するネットワークや技術を活かし、建設予定の店舗において、一層積極的に国産木材を活用するよう努める。また、木材利用の意義やメリットについて積極的に情報発信を行い、店舗内においても様々な活動を通じて、木材利用の推進にも取り組んでいく考えだ。
今後、建設予定の店舗の木造化・木質化についてはグループ企業である㈱MUJI HOUSEが持つ技術を活用していく。㈱MUJI HOUSEでは2003年より「無印良品の家」を中心とした建築事業を行っており、これまで約3,000棟以上の住宅の建築実績がある。これらの建築物において、耐震構法「SE構法」を採用しており、この構法は大規模な木造建築物の技術を基に開発された技術であり、耐震性の高さ、従来の在来工法では実現が難しい大空間を実現することができる。これらの技術、設計および施工実績を今後の店舗の木造化・木質化に活用していく。
詳しくは、→https://www.ryohin-keikaku.jp/news/2023_0531_02.html