ニュース情報/政策関連

水産庁と水産研究・教育機構、サンマ不漁要因と海洋環境との関係の調査・研究成果を公表(2023.4)

 近年のサンマの不漁要因と海洋環境との関係については、国立研究開発法人水産研究・教育機構において解明が進められてきたが、今般、水産庁と同機構は調査・研究の成果や進捗状況をとりまとめた。

【不漁要因と海洋環境との関係のポイント】
●日本におけるサンマの漁獲量の減少は、2010年に突然起きた分布の沖合化が契機であったと考えられる。
●2010年以降も海洋環境や餌環境の変化等により沖合化と資源の減少が継続、進行している。
●沖合化の背景として、近年の親潮の弱化とそれに伴う道東・三陸沖の水温の上昇があると考えられる。
●サンマの餌となる動物プランクトンの量も、近年、減少傾向にある。
●サンマの分布域が沖合に偏ったために産卵場や生育場も、餌条件が良くない沖合に移動している。
●沖合の方が餌の密度が低いため、生育場の沖合化は、成長の低下を招くだけではなく、成熟にも悪影響を及ぼしている。
●日本に近い海域では、他の浮魚類が増加したことにより、サンマが日本の近くに回遊しにくくなっている可能性が考えられる。

詳しくは、→https://www.jfa.maff.go.jp/j/press/sigen/230407.html
https://www.fra.affrc.go.jp/pressrelease/pr2023/20230407_col/index.html

2023-04-22 | Posted in ニュース情報/政策関連 |