研究情報

丸紅とCO2資源化研究所、CO2を活用した畜産向け飼料添加剤等の協業覚書締結(2022.12)

 丸紅㈱は、東京大学発のバイオベンチャー企業の㈱CO2資源化研究所(東京都江東区、UCDI社)と、畜産業における環境負荷軽減を目的とした飼料添加剤等に関する協業に向け、覚書を締結したと発表した。
 UCDI社は、独自の水素菌(UCDI水素菌)を活用し、CO2からたんぱく質、バイオ燃料や化学品等の様々な資源を生産する研究開発を進めている。UCDI水素菌は、水素をエネルギー源にCO2を取り込んで有機物に変換し、高速で増殖する。バイオマスを栄養源とする従来の発酵技術とは異なり、CO2を栄養源とする特殊な水素菌を使用して資源を生産することにより、食糧問題の解決と脱炭素社会の実現に貢献する可能性を有している。丸紅は、UCDI社と飼料添加剤及びその原料の開発、製造委託、販売、及び畜産業に係る新技術に関し検討を進めていくとした。

(UCDI水素菌)

詳しくは、→https://www.marubeni.com/jp/news/2022/release/00097.html

2022-12-27 | Posted in 研究情報 |