トピックス,マテリアル他編

王子ファイバー、屋外向け紙製人工芝2種開発。ロングパイルとショートパイルの用途別展開(2026.2)

 KPPグループホールディングスのグループ会社である王子ファイバー㈱は、人工芝の葉にあたるパイル部分に紙素材を用いた屋外向け紙製人工芝「ペーパーターフ」を開発したと発表した。本製品は公共施設やモール、近代型オフィス環境など景観用途を含めた使用を想定したもので、天然由来の充填剤と組み合わせても使用可能なロングパイルと、屋内向け製品と同等の防炎性能をもつショートタイプの、パイル長の異なる2種類を展開する。いずれも紙の高い生分解性(*)により、パイル部分がちぎれて海洋などに流出した場合でもマイクロプラスチックの発生源にならない。本製品は、同グループ会社の国際紙パルプ商事㈱より、2026年4月に発売予定。

(*)当社委託先による試験では、使用している紙素材の海水中での生分解度は32日後で平均64%であった。

<海洋マイクロプラスチック流出問題への対応>

 環境省が公表した「令和6年度検討結果 日本の海洋プラスチックごみ流出量の推計」によると、海洋に流出する人工芝由来のマイクロプラスチックは、パイル由来で年間240トン、充填剤由来では最大2,700トンに上ると推計され、流出量の抑制や代替素材の開発といった対策が急務となっている。本製品では、パイル部分に紙を原料とする天然繊維「かみのいとOJO+(オージョ)」を使用しており、自然環境下で微生物によって分解されるため、マイクロプラスチック対策に寄与することが可能。

詳しくは、→https://www.kpp-gr.com/ja/news/news/news-20260203.html

 

 

 

 

 

 

 

 

2026-02-06 | Posted in トピックス, マテリアル他編 |