研究情報
NEDO、CNF材料のLCA評価等の手法検討および評価に本格着手。有用性の訴求に向けて(2023.6)
NEDOは、セルロースナノファイバー(CNF)の社会実装を加速すべく、「セルロースナノファイバー材料のLife Cycle Assessment(LCA)等評価手法の検討及び評価」の事業において、5つの研究開発テーマを採択し、本格的に着手する。
本事業は、CNFの特徴であるCO2削減効果やリサイクル性の高さなどを、既存の石油原料由来の材料などと比較した結果を可視化し、脱炭素社会におけるCNFの役割を明確にすることで、CNF関連事業を加速させることを目的とする。CNFの有用性を広く訴求し社会実装を推し進めることで、カーボンニュートラル社会の早期実現に貢献する考えだ。
研究開発項目は、ライフサイクル思考に基づく評価要件の設定、LCA実施、産業連関分析(IOA)の実施など、2023年度から2024年度で行う予定だ。
詳しくは、→https://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_101659.html
2023-06-12 | Posted in 研究情報 |