ニュース情報/政策関連

エコマーク認定基準の「バイオマスプラスチック」取扱方針改定、対象拡大。日本環境協会(2022.12)

 エコマークでは、2015年に「エコマーク認定基準における植物由来プラスチックの取扱いについて」を取りまとめ、代表的なLCAの結果から環境負荷低減効果が確認されたバイオマスプラスチック(実配合品のバイオPE、バイオPET、PTT、PLAの4種類を対象)について、各商品類型に認定基準を導入し、製品の認定を行ってきた。(実配合品とは、ISO16620-2またはASTM D6866に規定される14C法によるバイオベース炭素含有率が測定できるもの)
 近年、プラスチック資源循環に関する社会ニーズの高まりや、2022年4月の「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」の施行を契機に、様々なバイオマスプラスチックの開発・製品化が加速している。今回の取扱方針の改定では、それらの動きに対応するために、エコマークの認定対象を、上記4種類以外のバイオマスプラスチック(バイオベース合成ポリマー)にも拡大し、新たなバイオマス原料や新しいバイオマスプラスチックを用いた製品でエコマーク申請をする場合にも、速やかに審査できるフローの導入(持続可能性に関する情報収集等を含む)を行うこととした。また、日本政府の「バイオプラスチック導入ロードマップ」と用語の整合を図る内容も含まれている。

詳しくは、→https://www.ecomark.jp/info/release/PR22-11.html

 

2022-12-24 | Posted in ニュース情報/政策関連 |